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絡繰り心中<新装版> (小学館文庫 Jな 01-1)
小学館

絡繰り心中<新装版> (小学館文庫 Jな 01-1)

永井 紗耶子

若き遠山金四郎は、旗本の家を離れて歌舞伎の笛方見習いとして町に暮らしている。吉原近くで花魁の死体を見つけたことから、狂歌師や浮世絵師とともに、心中を望んでいた女の哀しい真相へ踏み込んでいく時代ミステリー。

続きと始まり
集英社

続きと始まり

柴崎 友香

第60回谷崎潤一郎賞受賞 第74回芸術選奨文部科学大臣賞受賞 あれから何年経っただろう。あれからって、いつから? どのできごとから? 日本を襲った二つの大震災。未知の病原体の出現。誰にも同じように流れたはずの、あの月日──。別々の場所で暮らす男女三人の日常を描き、蓄積した時間を見つめる、叙事的長編小説。 始まりの前の続き、続きの後の始まりを見下ろし、あの中のどこかにわたしもいる、と思った。(一穂ミチ・作家) 【著者略歴】 柴崎友香(しばさき・ともか) 1973年、大阪府生まれ、東京都在住。大阪府立大学卒業。1999年「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」が文藝別冊に掲載されデビュー。2007年『その街の今は』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞を受賞。2010年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、2014年『春の庭』で芥川賞を受賞。その他に『パノララ』『千の扉』『待ち遠しい』『百年と一日』ほか、エッセイに『よう知らんけど日記』など、著書多数。

自分以外全員他人 (単行本 --)
筑摩書房

自分以外全員他人 (単行本 --)

西村 亨

マッサージ店に勤める44歳の独身男性・柳田は、真っ当に生きてきたはずなのに、気づけば人生の袋小路に追い詰められていた。コロナ禍の閉塞した社会のなかで、理不尽な客、俗悪な同僚、老いた母との軋轢に心を削られ続けた柳田の憤りはついに暴発する。自分以外のすべてを他人と感じながら、生と死の狭間で彷徨う純粋で不器用な魂を凄まじい臨場感で描いた長篇小説。第39回太宰治賞受賞作。

私が鳥のときは
河出書房新社

私が鳥のときは

平戸 萌

「さらわれてきちゃった」。中3の夏、蒼子の家に突然やってきたのは、余命わずかのバナミさん――。第4回氷室冴子青春文学賞大賞を受賞した傑作青春小説。書き下ろし長篇も収録。 朝倉かすみさん、久美沙織さん、柚木麻子さん絶賛! 第4回氷室冴子青春文学賞・大賞作、 書き下ろし長篇を加え待望の書籍化! 中三の夏休み、蒼子の母が元同僚で余命わずかのバナミさんをさらってきた。なんでうち。なんで今。腹を立てる蒼子だったが、ひょんなことから一緒に受験勉強に励むようになり―― 受賞作「私が鳥のときは」 英語の授業は気づまりだし、部活は基礎練ばかり。「社会」というもののハードさに気づきはじめた、中一のバナミと友人たち。夏休み、お屋敷に暮らす老婦人・英子さんと出会って―― 書き下ろし長篇「アイムアハッピー・フォーエバー」 少女と元少女たちに訪れた、奇跡のような夏の物語。 軽やかに瑞々しく、世界をあざやかに変える、傑作青春小説、誕生!

地雷グリコ
KADOKAWA

地雷グリコ

青崎 有吾

学校や日常の場を舞台に、ルールと心理戦を組み替えながら加速する本格ミステリ長編。

おわりのそこみえ
河出書房新社

おわりのそこみえ

図野 象

日当7,500円のバイトに遅刻しないため2,000円のタクシーに乗り、消費者金融アプリとマッチングアプリを交互に眺める25歳・美帆。買い物依存と性依存、貧乏で不仲な両親、ストーカーと化した元同級生——歯車がある死をきっかけに加速し、地獄の底へと爆進する。選考委員・町田康が「これは効いた。効きまくった」と絶賛した第60回文藝賞優秀作。