New Awarded Books
View new release information for awarded works
7455 new books
新南島風土記 岩波現代文庫―社会
新川 明
『新南島風土記』は、新川明が八重山を中心とする南島の歴史、祭祀、生活を現地の感触から描いた評論・紀行である。沖縄を国家の周縁としてだけでなく、独自の時間と文化を持つ場として読み直す。
ぼくが地球をすくうのだ (いわさき創作童話)
石井 キヨシ, カワキタ カズヒロ
小型UFOをたたき落としてしまった少年ヒロタが、地球の危機を救うためにUFOのかけら探しへ乗り出すSF童話。大事件を子どもの目線に引き寄せ、ほのぼのした冒険として読ませる。
秋の大三角
吉野 万理子
横浜を舞台に、女子校生たちが日常のずれから不思議な出来事へ踏み込んでいく学園ファンタジー。根岸線で起きる奇妙な事件を入口に、憧れや不安を抱えた少女たちの心の揺れを描く。
砂漠
伊坂 幸太郎
『砂漠』は、大学生活を送る若者たちの出会い、友情、恋、事件への関わりを、伊坂幸太郎らしい軽妙さと不穏さで描く青春小説。麻雀、超能力めいた偶然、社会への違和感が交錯し、卒業までの時間が鮮やかに切り取られる。
覇権の標的(ターゲット)
阿川 大樹
シリコンバレーで起業した技術者が、新現象をめぐる特許と資本の争いに巻き込まれる経済小説。国際石油資本の圧力と投資中断の危機のなかで、起死回生の策を探る。
神無き月十番目の夜
飯嶋 和一
『神無き月十番目の夜』は、飯嶋和一の同時代文学の実験性や達成を評価する賞で候補となった作品です。題名が示すモチーフを軸に、人物の行動や時代の空気を通して主題を立ち上げる作品として読めます。
てのひらをあてる: 詩集 (21世紀詩人叢書 第2期12)
大西 美千代
『てのひらをあてる』は、大西美千代の詩集である。傷口や悲しみに手をあてるような、身近な感覚から詩を立ち上げ、不思議に出会ったときの小さな声を集めている。
神の血脈
伊藤 致雄
ペリー来航の時代を起点に、不思議な力をもつ一族が日本史の背後で動いていたという設定を展開する歴史 SF。古代から近代へと連なる血脈を軸に、異星人との遭遇と歴史改変的な想像力を結びつける。
北方領土問題: 4でも0でも、2でもなく (中公新書 1825)
岩下 明裕
北方領土問題を、四島一括返還や二島返還の二分法に閉じず、国境交渉の比較から考える新書。中ソ国境問題の解決過程を参照し、日ロ間の現実的な妥協の道筋を検討する。