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デジタルリセット (角川ホラー文庫)
秋津 朗
理想にそぐわない相手を排除しながら人生をやり直す男と、失踪した家族を追うプログラマーが交差する。デジタル社会の暴力を描くサイコホラー。
売国奴
永瀬三吾
「売国奴」は、永瀬三吾が中国大陸での経験を背景に書いた探偵小説で、日本探偵作家クラブ賞の受賞作となった。戦前・戦中の天津生活や新聞人としての視点が、犯罪小説の緊張と大陸ものの空気を結びつけている。
テメレア戦記 1 気高き王家の翼 上
ナオミ・ノヴィク
ナポレオン戦争期の世界に知性あるドラゴン部隊を組み込んだ歴史改変ファンタジー。英国海軍士官ローレンスとドラゴンのテメレアの絆が、戦争の行方と個人の価値観を変えていく。
錬奏技巧師見習いの備忘録 (講談社ラノベ文庫 み 7-1-1)
三止 十夜, 藤実 なんな
人類の未来であり希望――赤子たちが永遠に失われた終末の世界。 二一四三年。彗星落下の影響で、人類全ての遺伝子情報が変質し、生殖機能の消失という未曾有の事態――“最後の審判”が発生した。 そして、人類は絶望の運命へと抗うために、古の禁忌に手を出す。 『人が神に代わり人を錬奏する巧みなる技――“錬奏技巧”』 神の御業を操り、《ホムンクルス》に命を吹き込み、人ならざる新たな人類を生む科学者たち。 人々は彼らを“錬奏技巧師”と呼んだ。 “最後の審判”から七年後の春。 錬奏技巧師見習いの東雲鏡は、五年前に死亡した大切な幼馴染の櫻花に似た少女――白雪と出会う。 出会いは偶然か、運命か――今、空白のページに物語が彩られる。
birth (単行本)
山家 望
第37回太宰治賞受賞作。施設で育ち、母とのつながりを母子手帳だけに頼ってきたひかるが、同じ名前を持つ母親の痕跡に触れながら、自分の存在を確かめていく。孤独の深さと、誰かとつながり直すことの切実さを静かに掘り下げる作品だ。