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古事記の達成: その理論と方法
東京大学出版会

古事記の達成: その理論と方法

神野志 隆光

『古事記』を神話や歴史資料としてだけでなく、構成されたテキストとして読み解く研究書。王権、神話、歌謡物語の論理を通じて、作品としての達成を論じる。

写楽殺人事件
講談社

写楽殺人事件

高橋 克彦

写楽の正体を追うミステリーと浮世絵研究を重ね合わせ、やがて殺人事件の謎へとつなげる本格長編。

星宿: 歌集
岩波書店

星宿: 歌集

佐藤佐太郎

『星宿』は、佐藤佐太郎の第十二歌集であり、内面的な緊張と思索をたたえた短歌が集められている。生活者としての苦み、現代へのまなざし、自然や時間への深い感受が、端正な定型の中に凝縮される。

元首の謀叛(上) (文春文庫 311-1)
文藝春秋

元首の謀叛(上) (文春文庫 311-1)

中村 正軌

東西冷戦下のヨーロッパを舞台に、ソ連の謀略と西側諸国の対応を描く国際政治小説。東西ドイツ国境線で起きる大爆発を発端に、戦争を避けながら勢力図を塗り替えようとする国家権力の思惑が交錯する。

黄昏のロンドンから
PHP研究所

黄昏のロンドンから

木村治美

ロンドンでの暮らしを、主婦の視点から社会、家庭、街の表情へ広げて綴るエッセイ風ノンフィクション。異文化の中で見えた英国社会と日本人の生活感覚を描く。

燈台鬼 (文春文庫 282-6)
文藝春秋

燈台鬼 (文春文庫 282-6)

南條 範夫

南條範夫「子守りの殿」は、時代小説の枠組みの中で、身分や役割から外れた人物の滑稽さと悲哀を描く短編です。武士社会の建前と人間の欲望が交差する場面を、皮肉を含んだ語りで浮かび上がらせます。

火山島 1
文藝春秋

火山島 1

金 石範

解放後の済州島を舞台に、若い革命群像の焦燥と島を覆う政治的緊張を大きな構図で描く長編小説。個人の運命と歴史の暴力が、火山島の風景のなかで交錯する。