Awarded Works
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16358 works
蟻の木の下で
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井之頭公園の熊檻の前で死体が見つかり、戦争犯罪の影と新興宗教のバッジが事件を結びつける。意外な真犯人と重い主題が同居する、異色の本格ミステリー。
仲の良い兄弟
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- Genre Fiction
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「仲の良い兄弟」は、桂真佐喜名義の辻真先が1964年の宝石短篇賞で次席となった短編である。後年「仲のいい兄弟」として『本格・結婚殺人事件』の作中作に改稿改題され、辻作品らしい遊戯性を備えた初期ミステリーとして位置づけられる。
枕頭の青春
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- Genre Fiction
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「枕頭の青春」は、大貫進名義で発表された藤井礼子の短編で、1964年の宝石短篇賞一席作品である。市井の日常に潜む心理の歪みを扱う作風の出発点として、後年の『藤井礼子探偵小説選』に収録された。
笞刑
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- Genre Fiction
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「笞刑」は、冬木喬が1964年の宝石短篇賞で一席となった短編である。『宝石』終刊期の懸賞入選作として記録されるが、受賞作そのものを収録した単行本・文庫・短編集の確実な書誌情報は確認できなかった。
狂った背景
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- Genre Fiction
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「狂った背景」は、柳川明彦が1964年のオール讀物推理小説新人賞を受けた推理短編。受賞記録では確認できるが、単行本・文庫・短編集への収録は確認できない。
旅人木
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- Haiku and Haikai
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『旅人木』は、千代田葛彦が1964年に刊行した句集で、第4回俳人協会賞の対象作である。水原秋櫻子系の端正な写生を基盤に、旅と生活の時間を静かに見つめる初期句集として位置づけられる。
一重帯
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- Haiku and Haikai
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江見渉による角川俳句賞受賞の俳句連作。日常的な衣の語を題名に置き、身体感覚や暮らしの気配を手がかりに、抑制された情感を五十句の連なりへまとめた作品である。
古書守り
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- Haiku and Haikai
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山口英二による角川俳句賞受賞の俳句連作。古書を守る人や場所の気配を題名に含み、時間を経た紙、記憶、静かな営みを俳句の短い呼吸で捉えた作品として読める。
張少子の話
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- General Fiction and Popular Fiction
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中国を舞台にした短編を中心とする作品集の表題作。身分を隠して旅に出る張少子と張二の関係を軸に、異国の風土、身分、策略、人間の孤独を描く。
炎環
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- General Fiction and Popular Fiction
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源頼朝の挙兵から鎌倉幕府成立へ向かう時代を、武士たちの情熱、野望、権力の連鎖として描く歴史小説。阿野全成ら周辺人物にも光を当て、勝者の物語だけではない鎌倉草創期を立体的に見せる。
幽囚転転
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- Genre Fiction
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拘束された状態が転々と移る感覚を題名に持つ、中川静子の小説。閉じ込められた時間と移動の不安を重ね、苦しい状況に置かれた人間の内面を追う作品として読める。
寸法武者
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- General Fiction and Popular Fiction
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『寸法武者』は、八切止夫の小説現代新人賞受賞作で、戦国武者の逸話を独自の歴史観で描く歴史小説である。長篠の役の鳥居強右衛門をはじめ、武者たちの裏面に光を当てる奇想が作品の核になっている。
年月のあしおと
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- Pure Literature
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『年月のあしおと』は、広津和郎が明治・大正・昭和の文学的経験をたどった文壇回想録である。父・広津柳浪や泉鏡花、芥川龍之介、宇野浩二らの記憶を含み、近代文学の現場を自伝的な語りで描き出す。
英文学を基盤とせる随筆一般に対し
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- General Arts and Media Arts
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福原麟太郎の受賞対象は、英文学研究を土台にした随筆一般である。英国文学への深い理解を日常の観察や人物論へ移し、学識と平明な語り口を結びつけた長年の文章活動が評価された。
戦後の一連の長篇小説に対し
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- General Arts and Media Arts
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「戦後の一連の長篇小説に対し」は、獅子文六の個別一冊ではなく、戦後に発表された長篇小説群への文学的業績を対象とする日本芸術院賞の授賞対象である。『てんやわんや』『自由学校』『娘と私』『大番』など、庶民生活と時代の空気をユーモアを交えて描いた一連の仕事が評価された文脈として整理する。
風濤
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- Literature and General Literary Arts
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- Professional
『風濤』は、井上靖が元寇を高麗と元の側から描いた歴史小説。フビライの野望によって高麗が兵站基地へ変えられ、人々が大国の意志に翻弄されていく姿を、広い歴史の視野で描く。
人と雲
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- General Arts and Media Arts
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- Professional
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麻生三郎の「人と雲」は、1963年の芸術選奨文部大臣賞の対象となった絵画作品。戦後日本の具象表現を代表する画家らしく、人体と空間、重く沈む色調、存在の不安を画面に凝縮した作品として位置づけられる。
日本名陶百選展
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- General Arts and Media Arts
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『日本名陶百選展』は、日本陶磁の名品を選び抜いて紹介した展覧会である。時代や産地を横断して陶芸の造形、釉調、用途の美を見せる構成により、鑑賞者が日本陶磁の広がりを体系的にたどれる場を作った。
喜三の庭、三人三番叟、長生
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- General Arts and Media Arts
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藤間藤子は、「喜三の庭」「三人三番叟」「長生」により1963年の芸術選奨文部大臣賞を受けた。日本舞踊の古典的な身体技法と舞台構成を土台に、格調ある演目を精緻に踊り分けた成果として記録されている。
破戒、私は二歳
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- General Arts and Media Arts
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市川崑は、映画『破戒』と『私は二歳』により1963年の芸術選奨文部大臣賞を受けた。社会の差別を扱う文芸映画と、幼児の視点をユーモラスに取り込む家庭劇という異なる題材を通じて、映像表現の幅を示した受賞である。
大陸の細道
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- General Arts and Media Arts
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- Professional
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『大陸の細道』は、木山捷平が中国大陸での見聞と記憶をもとに、旅の時間と人間の姿を淡々と描いた紀行文学。派手な事件ではなく、土地の空気、移動の感覚、異郷で出会う人々の印象を積み重ねることで、戦前・戦中期の記憶を静かに浮かび上がらせる。
児流鏑馬
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- General Arts and Media Arts
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『児流鏑馬』は、九代目三宅藤九郎が狂言の身体性と祝祭性を生かして示した古典芸術の舞台である。馬上の所作を想起させる敏捷な動きと、狂言師としての端正な間合いが重なり、儀礼と芸能の境界にある題材を舞台上の生きた表現へと引き寄せている。
額皿和、白瓷平水指
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- General Arts and Media Arts
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山田喆は、「額皿和」と「白瓷平水指」により1963年の芸術選奨文部大臣賞を受けた。白磁を中心とする陶芸表現において、器形の緊張感、釉調の静けさ、用途と造形の均衡を示した受賞である。
いやな感じ
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- Literature and General Literary Arts
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『いやな感じ』は、関東大震災後のアナーキスト加柴四郎を軸に、テロリズム、ファシズム、植民地的暴力、戦争へ傾く時代を描く高見順の長篇小説。敗戦後の視点から、革命への渇望が暴力と自己崩壊へねじれていく過程を、ざらついた言葉と重い歴史感覚でたどる。
女の宿
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- General Fiction and Popular Fiction
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- Professional
『女の宿』は、佐多稲子が女性たちの日常の奥にある不幸と哀しみを描いた短編。友人宅に宿を借りた語り手の視線を通して、慎ましく生きる女性たちを取り巻く時代の圧力が静かに浮かび上がる。
夏の終り
- Category
- General Fiction and Popular Fiction
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- Professional
『夏の終り』は、瀬戸内晴美が愛と別れの残り火を濃密に描いた短編小説。既婚男性との関係、過ぎ去った時間、身体に残る記憶をめぐり、恋愛の陶酔と疲弊を静かな緊張の中で描く。
業績に対して
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- Literature and General Literary Arts
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- Professional
『業績に対して』は特定の一作品名ではなく、倉橋由美子の初期からの文学的成果を対象にした受賞理由。『パルタイ』以後の実験的な小説世界、寓話性、知的な構成力が、同時代の女性文学の枠を押し広げた点で評価された。
少年の橋
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- Pure Literature
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- Newcomer
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- Non-open
戦後の村落と少年期の感受性を背景に、人と土地の記憶が交差する短編集の表題作。素朴な風景の中に、成長の痛みや生活の陰影を静かに浮かび上がらせる。
蟹
- Category
- Pure Literature
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- Newcomer
- Selection method
- Non-open
外房の海辺で甥と蟹を探す中年女性の心理を描く短編。穏やかな浜辺の情景の奥に、子どもへの執着、羞恥、孤独が入り混じる複雑な内面が広がっていく。
現在完了
- Category
- Pure Literature
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- Newcomer
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