Awarded Works
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16358 works
詩人たち――ユリイカ抄
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- Poetry and Contemporary Poetry
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- Professional
『詩人たち ユリイカ抄』は、書肆ユリイカを率いた伊達得夫の遺稿集で、戦後詩壇の人間関係と出版の現場を伝える記録文学として読まれる。詩人を世に送り出した編集者の視点から、戦後文学史の空白を埋める証言を含む一冊である。
場所
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- Poetry and Contemporary Poetry
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『場所』は、高良留美子の第二詩集で、物と自己、現実とイメージが入れ替わるような危うい瞬間を詩の対象にした作品である。感情の直接的な表出よりも、存在のあり方を問い直す硬質なことばの運動が中心に置かれている。
休暇
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- Poetry and Contemporary Poetry
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吉良任市詩集『休暇』は、1962年に思潮社から刊行された第一詩集として確認できる。日常の小さな反抗、季節、街、異邦人感覚などを題材に、戦後詩の内省と生活感を交差させる作品である。
白い耕地
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- Poetry and Contemporary Poetry
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- Professional
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杉浦盛雄詩集『白い耕地』は、1963年に思潮社から刊行された詩集である。題名が示す白い耕地の感触を軸に、土地、労働、記憶、静かな叙情を結びつける作品として受賞作に記録されている。
老に来る夏
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- Tanka
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- Newcomer
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鈴木忠次による角川短歌賞受賞の短歌連作。老いを迎える身体感覚と夏の季節感を重ね、生活の実感や故郷への距離を、抑えた口調で歌い上げた作品である。
ゴーガン忌
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- Tanka
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- Newcomer
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鷲尾酵一による角川短歌賞受賞の短歌連作。ゴーガンの忌日を題に掲げ、文明への違和感、原始性への想像、身体的な生々しさを強く押し出した個性的な作品である。
砂漠
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- Tanka
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『砂漠』は、井野場康による短歌研究新人賞受賞作。題名が示す乾いたイメージを軸に、孤独、距離、渇きの感覚を短歌の凝縮した言葉で表した作品として受け止められる。
世阿彌
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- Plays, Scripts, and Screenplays
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「世阿彌」は、山崎正和が世阿弥の半生を通して芸能と権力、演技する自己の内面を描いた戯曲。足利義満の時代を背景に、見られる存在として生きる芸能者の緊張を歴史劇として結晶させている。
鹿島海岸
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- Tanka
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- Professional
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『鹿島海岸』は、佐藤志満による連作短歌。海辺の風景を抒情の核に置き、自然の明るさと生活の陰影を重ねながら、端正な写生と内面の揺れを響かせる。
シルクロード
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- Essays, Miscellanies, and Travel Writing
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- Newcomer
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- Recommendation
『シルクロード』は、美術史家の林良一が東西美術交渉史の視点からシルクロードを論じた美術エッセイです。中央アジアを経由する文化交流と造形の広がりを、図版を交えた読み物としてまとめています。
巴里の空の下オムレツのにおいは流れる
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- Essays, Miscellanies, and Travel Writing
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- Newcomer
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- Recommendation
『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』は、石井好子が一九五〇年代のパリでの暮らしと食の記憶を綴った料理エッセイです。舞台に立つ日々、下宿の食卓、街の匂いが軽やかな文章で結び合わされます。
室生犀星
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- Essays, Miscellanies, and Travel Writing
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- Newcomer
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- Recommendation
『室生犀星 ききがき抄』は、新保千代子が室生犀星の人と文学を聞き書きの形でたどった評伝です。郷土に残る記憶や関係者の証言を手がかりに、詩人・小説家としての犀星を身近な声から描き出します。
孤独なアスファルト
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- Genre Fiction
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断熱材メーカーの常務が殺され、職場で孤立していた東北出身の青年に疑いが向けられる。都会の疎外感と捜査の行き違いを重ねながら、社会派ミステリーとしての輪郭を強く打ち出す。
つるばあ
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- Genre Fiction
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- Newcomer
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「つるばあ」は、石沢英太郎が1963年の宝石短篇賞で佳作となった短編である。旧満州・大連の記憶を背景にした作品として後年の満州小説集『さらば大連』に収録され、敗戦と異郷の時間を推理小説的な緊張の中に刻む。
或る老後
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- Genre Fiction
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「或る老後」は、千葉淳平が1963年の宝石短篇賞で一席となった短編である。密室トリックへの関心を示す初期作品として、後年の『千葉淳平探偵小説選』に収録され、短期間だけ活動した作家の作品世界を知る入口になっている。
土壇場
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- Genre Fiction
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「土壇場」は、奥野光信が1963年の宝石短篇賞で佳作となった探偵小説短編である。受賞記録では『宝石』誌上の懸賞短編として確認できるが、単独書籍や後年の短編集収録を示す確実な書誌情報は確認できなかった。
鷹と鳶
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- Genre Fiction
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- Newcomer
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「鷹と鳶」は、天藤真が宝石短篇賞で一席となった初期短編である。後年の『親友記』に収録され、軽妙な語り口と意外性を備えたユーモア・ミステリー作家としての出発点を伝える作品として読める。
歪んだ朝
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- Genre Fiction
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- Newcomer
- Selection method
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「歪んだ朝」は、西村京太郎が初期に発表した本格推理小説。完全犯罪を思わせる事件の構図と、日常の表情が少しずつ歪んで見えてくる不穏さを軸に、後年のミステリー作家としての出発点を示す作品である。
凶徒
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- Genre Fiction
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- Newcomer
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「凶徒」は、野上竜が1963年のオール讀物推理小説新人賞を受けた推理短編。犯罪や暴力の気配を題名に刻んだ作品として受賞記録に残るが、単行本化・文庫化された書誌は確認できない。
玄霜
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- Haiku and Haikai
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- Professional
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『玄霜』は、小林康治の第二句集で、生活の貧しさ、身体の痛み、職をめぐる不安を、石田波郷門下の骨格ある句風の中に刻んだ作品である。自己への強い執着と季節感が結びつき、俳人協会賞の受賞作としても記録される。
聖狂院抄
- Category
- Haiku and Haikai
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- Newcomer
- Selection method
- Open call
大内登志子による角川俳句賞受賞の俳句連作。角川俳句賞の対象である未発表五十句として評価された作品で、病や精神の揺らぎを思わせる題名を通じ、日常の背後にある緊張を凝縮している。
感傷旅行 センチメンタル・ジャーニィ
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- Pure Literature
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- Newcomer
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- Non-open
実らない恋を抱えた有以子が、親友ヒロシとの旅に出る恋愛短編。軽やかな会話と旅の移動感の中に、恋の痛み、自己韜晦、関西的なユーモアが重なっていく。
独楽
- Category
- Pure Literature
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- Newcomer
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- Open call
『独楽』は、広田国臣による日本語の短編小説である。1963年の文學界新人賞第17回で佳作に選ばれた。
鍵の音
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- Pure Literature
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- Newcomer
- Selection method
- Open call
巷談本牧亭
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- General Fiction and Popular Fiction
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- Professional
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上野の講談席・本牧亭を舞台に、講談師、落語家、常連客、女主人らの人間模様を描く連作的な小説。すたれゆく寄席芸への愛惜と、下町に生きる人々の哀歓が重なる。
塵の中
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- General Fiction and Popular Fiction
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- Professional
- Selection method
- Open call
吉原の遊女だった女性が、普通の幸せを求めて新しい家庭に入るものの、夫婦関係や連れ子との関係に苦しむ中篇を中心とする短編集。女の情念と生活のもどかしさを、私小説的な濃さで描く。
まぼろしの記
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- Pure Literature
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- Professional
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- Selection
尾崎一雄の私小説的な作品。記憶の揺らぎと日常の陰影を、抑制された筆致でたどり、過ぎ去ったものへの感覚を静かに浮かび上がらせる。
砂の女
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- Literature and General Literary Arts
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- Professional
昆虫採集に出かけた男が、砂丘の穴の底にある家へ閉じ込められ、そこに暮らす女と砂を掻き続ける生活を強いられる長編。脱出劇の緊張を保ちながら、自由、労働、身体、共同体への服従を問い詰める。
さくらの花
- Category
- General Arts and Media Arts
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- Professional
- Selection method
- Recommendation
『さくらの花』は、網野菊の短編小説。裕福な旅館の女将となった義妹の死をめぐり、家族の記憶、病、死生観を、静かで抑制された筆致で描く。
トウランドット
- Category
- General Arts and Media Arts
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- Professional
- Selection method
- Recommendation
青山圭男によるプッチーニ歌劇の上演・演出成果として扱われる作品。異国的な宮廷譚を舞台上の視覚、音楽、人物配置で立ち上げ、古典オペラの劇的な緊張を日本の劇場空間に移した。