Awarded Works
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16510 works
明月記を読む(上・下巻)
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藤原定家の日記『明月記』を、定家の歌とともに読み解く上下巻の評論・研究書。
感傷ストーブ
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川島結佳子の第一歌集。街や学校、家庭の場面を通して、若い話者の感傷と行動力を同時に描く。
石蓮花
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吉川宏志の歌集。死に近づく家族の声、海や植物の記憶、日々の感情の微細な揺れを、静かな観察と手触りのある言葉で結晶させる。
ルーズリーフを空へと放つ
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若い生活感覚、口語の軽さ、都市の日常に潜む不安や違和感を組み合わせた連作。のちに第一歌集『遠い感』の冒頭部に収録され、日用品や会話の中から抒情を立ち上げる作風の核になっている。
拡張子になる
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第六十二回短歌研究新人賞を受けた三十首連作。日常の言葉、デジタルな比喩、感情の輪郭を軽やかに重ね、若い世代の感覚を短歌の形式へ差し込む作品である。
薄明の窓
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内藤明による受賞作。『薄明の窓』は、受賞時の対象作品として確認されている。
空目の秋
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日高堯子による受賞作。『空目の秋』は、受賞時の対象作品として確認されている。
何の扉か
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春日真木子による受賞作。『何の扉か』は、受賞時の対象作品として確認されている。
感傷生活
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佐伯裕子による受賞作。『感傷生活』は、受賞時の対象作品として確認されている。
あらがね
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福島の土と言葉、死者への思い、土地に根ざした生を見つめる本田一弘の歌集。故郷の風土を背負いながら、土をうたうことと生きることを重ねていく。
塩の行進
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春日いづみの第四歌集。ガンジーの塩の行進に重ねた題名のもと、壊れていくものの音を聞きながら、連帯、非暴力、映画、日常の記憶を短歌として結晶させる。
陸離たる空
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木ノ下葉子の第一歌集。生きる痛み、孤独、若い感受性の鋭さを抱えながら、空や鉄塔、家族、病の気配を通して、ひたむきに歌へ向かう姿を刻む。
六六魚
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小島ゆかりの歌集で、日常の手触りや身体感覚、家族や時間の気配を細やかな言葉でとらえる。円熟期の歌人が、身近な出来事の中にある揺らぎやおかしみを、端正なリズムで立ち上げている。
野球小僧
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黒岩剛仁の歌集。日常に根差した身体感覚や記憶を、野球という親しみやすい題材の響きもまといながら短歌へと移し、生活の手触りを率直に刻む。
光のアラベスク
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松村由利子の第五歌集。光と闇、水面のきらめき、鬱蒼とした森といった反復するモチーフを通して、未来の明るさを願う祈りの感覚を短歌に結晶させる。
山山
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松原俊太郎『山山』は、東日本大震災と原発事故後の風景を背景に、汚染物質の山と美しい山のあわいで暮らす家族を描く戯曲である。独白的な言葉の連なりが、労働、愛、生と死、表象の問題を寓話的に浮かび上がらせる。
日本文学盛衰史
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高橋源一郎の同名小説を平田オリザが舞台化した戯曲。明治の文学者たちをめぐり、言葉で内面を表そうとする時代の始まりと、文学を求める若者たちの恍惚と苦悩を群像劇として描く。
選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子
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出生前診断の誤診をめぐる裁判と家族の経験を軸に、命を選ぶことの倫理と医療の現場を追うノンフィクション。障害、妊娠、医療判断の重さを丁寧に問う。
八九六四 「天安門事件」は再び起きるか
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- Nonfiction and Documentary Literature
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天安門事件を、中国、香港、台湾、日本の取材から問い直すノンフィクション。運動の参加者、亡命者、労働者などの声を通じ、事件の記憶と現在の中国社会を結ぶ。
聖なるズー
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- Nonfiction and Documentary Literature
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動物を性愛のパートナーとする人々をドイツで取材し、著者自身の性暴力体験とも向き合いながら、愛、暴力、同意、他者理解の境界を考察するノンフィクション。強い違和感を出発点にしながら、偏見そのものを問い返す構成になっている。
軌道:福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い
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- Nonfiction and Documentary Literature
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2005年のJR福知山線脱線事故を、遺族の浅野弥三一とJR西日本の組織改革に向き合った技術者たちの歩みから追ったノンフィクション。事故原因を個人のミスに閉じず、民営化後の組織風土、安全思想、遺族と加害企業の対話まで掘り下げる。
家族写真:3・11原発事故と忘れられた津波
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- Nonfiction and Documentary Literature
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福島県南相馬市で津波と原発事故に直面した一家を追い、震災後も続く喪失と捜索、記憶の継承を記録したノンフィクション。報道では見えにくかった被災地の時間を、家族写真という私的な記憶の手がかりからたどる。
選べなかった命:出生前診断の誤診で生まれた子
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- Nonfiction and Documentary Literature
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河合香織のノンフィクション。出生前診断の誤診をめぐる訴訟を出発点に、出産、障害、中絶、家族の選択を取材し、命を選ぶとは何かを問い続ける。
江藤淳は甦える
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平山周吉『江藤淳は甦える』は、批評家・江藤淳の生涯と思想を、膨大な取材と資料からたどる評伝である。漱石論、戦後批評、アメリカ体験、保守思想、妻との関係、自死に至る晩年までを射程に入れ、戦後日本の言論空間を江藤という人物から読み直す。
蘇部健一は何を隠しているのか?
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蘇部健一の作品世界を対象に、何が隠され、どのように読まれてきたのかを問う受賞評論。メフィスト賞作家の特異な笑い、仕掛け、ミステリ観をめぐり、作品の評価軸を再検討する。
ガウス平面の殺人――虚構本格ミステリと後期クイーン的問題――
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本格ミステリの形式と、いわゆる後期クイーン的問題をめぐる評論。タイトルが示す数学的な比喩を足がかりに、虚構としての推理、探偵の位置、作品世界の論理を検討する受賞評論である。
誰がめたにルビを振る
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法月綸太郎をめぐる評論とみられる受賞作。タイトルの言葉遊びを入り口に、作家名、読み、ルビ、批評的引用が交差する場から、ミステリ批評の言葉そのものを問い直す。
故郷と未来
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「故郷と未来」は、長﨑健吾による評論で、『群像』二〇一八年十二月号に掲載された第62回群像新人評論賞の当選作です。単行本化は確認できず、故郷という起点から未来を考える評論として雑誌掲載作のまま流通しています。
日本語ラップfeat.平岡正明
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日本語ラップを批評対象に据え、平岡正明の批評的視座と接続して論じた評論。月刊文芸誌「すばる」掲載の評論として、二〇一九年のすばるクリティーク賞を受賞した。
言葉の位相
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谷岡亜紀による詩歌論集。歌誌での長期連載をまとめ、描写詠の可能性、短歌と深層心理、歌人論から文明批評まで、詩歌にとって言葉とは何かを多角的に問う。