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喪の途上にて: 大事故遺族の悲哀の研究

Kodansha Nonfiction Award

喪の途上にて: 大事故遺族の悲哀の研究

Masaaki Noda

On the Way Through Mourning studies the grief of families bereaved by major accidents, placing it not only in individual psychology but also in a social context. Through survivors' voices, it examines how loss enters daily life and memory over a long period.

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Work Information

It looks at the sorrow of those left after major accidents as a continuing time within society.

A cross-disciplinary work spanning clinical psychology, social psychology, and nonfiction in its study of bereavement after major accidents. Originally published by Iwanami Shoten and later reissued in the Iwanami Gendai Bunko series.

Review Summaries

  • The book is valued for refusing to confine bereavement to pathology and instead reconsidering it in relation to society. Though the subject is heavy, its accumulated testimony gives it strong persuasive force.

Book Information

Publisher
岩波書店
Published
1992-01-24
Pages
406 pages
Language
日本語
ISBN-13
9784000022873
ISBN-10
4000022873
Price
3520 JPY
Category
本/社会・政治/社会学/社会学概論

日航ジャンボ機墜落,上海列車事故,第一富士丸沈没…….遺族はかけがえのない人の予期せぬ死とどのように出会い,新たな人生をどのように生きようとしているのか.大事故遺族の声を通して問う現代の死別論.

Reviews

  • 伝えること

    1985年(昭和60年)8月12日、その航空事故は発生した。約38年前のことになる。墜落直前、家族に書き残した遺書のメモ書きに、自分だったら、冷静に、そのようなことができるのか、その方の人間としてのあり様に一種の畏敬の念を覚えたものだ。日常が一瞬にして崩れ、愛する人がこの世からいなくなってしまう、遺族の哀しみまで考えるということはなかった。本書を読んで、遺族の方の哀しみに触れることができた(と思う)。語り継ぐべき大切な記録だと思う。

  • 最高

    これまで読んだ日航機事故関連本の中で一番良かったです。 遺族の心の機微や置かれた状況についての記述がよくわかった。

  • 深い洞察とインタビュー

    とにかく深い。精神科医ならではの丹念なインタビューとそれに基づく洞察。敢えて今後のための提言や問題点なども指摘している。グリーフに携わる者必読。

  • 日本航空の事故は忘れられない

    この本の著者は精神科の医師としても有名であるがそれ以上に作家として評価すべきである。日本航空の事故の本当の様子は当時の新聞やテレビ、ラジオの報道からは表面ていにしか伝わってこなかった。この本を読んで一精神科医から心を伝えている。初めて遺体の破損のひどさ、遺族の心情をつぶさに知ることができた。一流の精神科の医師でしか伝えることができない心の問題であろう。二度とあってはいけない事故として改めて真実が分かり隠すべきでない事実が判明した。飛行機の事故も真実をマスコミはもっと伝えなければならないが精神科の医師でないと無理かもしれない。

  • 考えさせられました

    とても興味深く拝見しました。 愛する方を突然亡くされた悲しみには 色々な物があり、人間の醜さ、葛藤など 勉強になりました。

  • 切なすぎるけれども

    これから人生で直面するであろう出来事に対して向き合おうと思える一冊でした。

  • まずは事故でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。様々な事故現場も多数訪問してきました。事故関係の本は多数読んできました。どの本もそれなりに評価できるとは思います。しかし、お決まりの学者思考である結果論が多く、それを踏まえて論評し、申し分けなさ程度の再発防止に触れる墓標型安全には嫌気がさしています。また、一般的に裕福と思える被害者家族の登場が多く、なぜか私の様な貧困者と思える人の登場を感じられません。前者にはヒューマンエラーを主軸にしたある程度踏み込んだ対応が取られ、ムリだと思いますが、学者や組織は遵守すべきと考えます。後者に関しては、全てとは言いませんが、金持ち、金を持ってしまった故の悲劇と捕らえてしまうのは私だけでしょうか?飛行機等に乗れるゆとりがあったため、長い休みを取れる立場にあったり、暖かい家族等に囲まれたそれまでの幸せを送っていたための反動は強烈な衝撃でしょう。しかし、一部若年者や拒否権を持てない事情を抱えた人を除いて、酷な言い方かも知れませんが交通行政の欠陥を学ばずにいた勉強不足が自らを死に追いやったとは考えられないないでしょうか?主なところで安全を当然に考え、快適性や定刻運行や楽しさのみを追求してはいなかったでしょうか?批判は覚悟の上です。死者は無論事故が惹起してしまった後は気の毒な方々です。交通行政の人身御供とは考えずらいでしょう!だから、事故がいつの世もなくならないで「願い」や「慰霊碑」ばかりがあちこちに乱立するのではないでしょうか?これからも経験の生かされない同じ様な原因の事故は繰り返し起こることは確実でしょう。多くの方々が残念にも毎年亡くなるでしょう。犠牲者を死に追いやった経済に折る込まれている多くの事故の責任所在と対峙しなければ悲劇はなくならないでしょう。繰り返しますが人為的原因をクローズアップするなどこの本は部分的には踏み込んでいますが、インビジブルな圧力があるためか、まだまだです。この本を遥かに上回る本気の本が世に当たり前に出回り、事故の再発防止が仕事のお茶の時間に語られる時こそ解決のスタートが始まると思います。来ないと分かっていても、その日が来ることを願わずにはいられません。最後に以下を読者なりに説いて見て下さい。電車関係と航空関係の従事している方々の極まりすぎた態度(親切性)の違いの意味するところは何かを?

  • 評価について

    商品の状態は説明通りで、特に問題もなく、価格も含め大変満足しています。

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