Japanese Literary Awards

← Back to awarded works
撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろ ―弾丸魔法とゴースト・プログラム― (ファンタジア文庫)

Fantasia Grand Award

撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろ ―弾丸魔法とゴースト・プログラム― (ファンタジア文庫)

Dachima Inaka

In a world locked in war through bullet magic, the young soldier Rain obtains a devil's bullet that erases the existence and achievements of its target. Together with a girl calling herself a ghost, he attempts to rewrite the war itself.

warbullet magicaltered memorychild soldiers

Work Information

A single bullet rewrites the battlefield and the world's memory.

Published by Fujimi Fantasia Bunko, this revised version of the Grand Prize winner of the thirty-first Fantasia Award combines bullet magic, armored vehicles, and a long-running war. A young soldier and a ghostly girl search for a way to end that war.

Review Summaries

  • Readers are struck by the originality of a bullet that can reorganize the world and by the relationship that forms amid severe warfare. The placement of mysteries that point toward later volumes is also valued.

Book Information

Publisher
KADOKAWA
Published
2019-01-19
Pages
376 pages
Language
日本語
Size
10.7 x 1.9 x 15 cm
ISBN-13
9784040730202
ISBN-10
4040730208
Price
660 JPY
Category
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

その弾丸は――世界を再編成する “弾丸魔法”による凄絶な戦争が続く世界。戦火の中、亡霊を名乗る少女・エアより、被弾者の存在・功績を消滅させる“悪魔の弾丸”を入手した少年兵のレインは、世界を再編成する戦いに挑むことになり――

●上川 景:第31回ファンタジア大賞《大賞》受賞作「撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろ」でデビュー。

Reviews

  • 面白い設定

    撃った相手の存在を消し、世界を再編成する魔法の弾丸。 作品の根幹を成す設定は独創的で面白く、その設定が活かされた展開もスピーディーです。 ただ、文章が独特で少し読みづらかったのはマイナスでした。 ○○は、(改行)「会話文」…のような無駄に「」を挟んだ表現が散見されます。 内容よりも文章的に合う合わないが分かれそうなので、試し読みをしてから購入された方が良いかもしれません。

  • 弾丸を使いこなせていないのは作者かな?

    ■ どんな内容? 過去にスレイヤーズの神坂 一などを輩出したファンタジア大賞の大賞受賞作です。 特殊な弾丸で相手を撃つと、相手の存在自体を消して歴史を再編成するという設定のアクションものです。 その点を除くと主人公が異世界から来るわけでもなく、高飛車な女の子が引っ掻き回すでもなく、最近ではなかなか読めなくなってきた王道のミリタリー物のファンタジー小説だと思います。 ■ 良かった点 ・設定が興味深い 世界が再編されるという、ファミコンのリセットボタンにも似た便利機能。 これは今までに読んだことが無かったので、面白く感じました。 ・細かい設定 話が進むにつれて設定はどんどん増えていきます。 細かく設定されている方が好きという方には良いでしょう。 ただザックリと読みたい方には煩雑に感じるかもしれないので要注意です。 ■ 気になった点 ・弾の有効活用 せっかく世界を再編成する事が出来る弾丸ですが、まだ主人公よりも作者が使いこなせていないようです。 それは実際は凄く大きな機能のはずなのに、世界は意外と小幅な動きしかしません。 もっと大きな影響を、混沌とした状況を生み出しても良いような気がします。 ・文章 デビュー作なのでしょうから、仕方ない部分はややあると思いますが拙いです。 「っ――」などの、どう読むんだろう?何を表現しているんだろう?という文章も登場してきます。 今後に期待しながら読む事をお勧めします。 最近のラノベの流れなのかもしれませんが、会話主体で細かな描写がありません。 小説というよりはアニメやゲームの脚本といった趣きです。 メディアミックスが盛んな時代なので、それもアリなのかもしれませんが…小説は文章で読者に情景を描かせるものであって欲しいなと切に願います。 ■ 感想 気になった点も幾つか挙げましたが、世界を再編成する弾丸はアリだと思います。 面白く、目新しさもある設定だけに今後はどのように使われていくのか期待しています。 異世界に転移したら最強でした…みたいな流れを、この弾丸が撃ち抜いてくれる事を楽しみにしています!

  • 割とおもろいやん

    2025年はなろう小説ばかり人気ですが昔のライトノベルはやっぱええですね 読んでてワクワクしました

  • おすすめは出来ない

    それなりには楽しめた、けれど大賞作品という割には物足りない。キャラクターの掛け合いはテンポよく繰り広げられ、面白い。でもその分、浅い。キャラの掘り下げはあまりなく、あったとしても最近流行りの、どこかで見たことのあるようなキャラクターを登場させた印象を感じられてしまい、もやもやします。 作者はキャラの心理描写を不得手としているのでしょうか。文章の巧拙ではなく描かれる心理描写に納得できない、というかこの作者は人間の感情の変遷を理解しているのでしょうか?私が心理学を専攻しているのこともあるのかもしれませんが……。仮にこういった思考の持ち主がいたとして、それを物語の主役に据えるのはちょっと賭けに出過ぎではないかと。それらを含めた世界観それ自体に取ってつけたような「浅薄さ」が感じられてしまい、物語に感情移入することが出来なかった。次巻に期待したい。

  • ファンタジー大賞受賞作と言う点は納得出来る、1枚上を行くアイデアの戦場モノ♪

    4足歩行気味の小型複座装甲車【エクセリア】を駆り、銃に魔力の込められた弾丸を詰めて放つと言う、メカニカル・ファンタジーな戦場物語で、主人公達はガチガチの軍隊では無く、士官候補生と言う事で「学園」調の要素も少し残しています。 特異な設定としては、主人公が放つ弾丸魔法には、撃ち抜かれた対象者の存在を消し、世界の流れを再編成すると言う能力があり、一筋の想いも抱きながら、結果的には敵兵を撃ち続ける事になります。 ただ、昨今流行りの世界線改変モノとは異なり、過去の出来事その物が無かった事になる訳では無く、文字通りに再編成される処に奇抜性があります。 それでも、やっている事は「全世界を変える!」では無く、主人公周囲の狭い範囲での出来事に限定されており、そこまで複雑怪奇な展開になっておらず、ライトノベルとしての読み易さも堅持されている印象です。 一方で弾丸魔法は、所謂「能力」に相当する設定が付与されており、主人公が扱う「銀色」の弾丸は上述通りですが、他の色の弾丸もなかなか面白い「能力」が用意されています。 そして、男子向けノベルと言う事で、当然ヒロインは可愛い訳ですが、ゴーストと言う特殊存在設定となっており、年齢的にはお姉さんでしょうが、表紙画の通りに同年代の友達感覚で、バディー以上の関係性が楽しく築かれていきます。 著者は、若手である事に違いはありませんが、本書がデビュー作と言う訳では無く、先に 別名義 でも活動されています。 挿絵はあまり多くありませんが、ゲームメーカーデザイナーからフリーに転向された 【TEDDY】 が描き、装甲車等のメカデザインは中堅 【鷲尾直広】 が担っています。 尚、同出版社の特設サイトでは、本書「試し読み」&「短編コミカライズ」が公開され、 続刊 の販売も決定しています。 総じて、アニメ化されたら概ねアクションモノになるであろう、勢い&ハイテンポ重視な作品と言う印象で、上述特異設定が緻密に有効活用され切れていない印象は少し受けます。 それでも、アイデアその物は悪く無く、ファンタジア大賞らしい作品を求める方には娯楽性が高いと感じましたので、☆×4とします。

  • 世界を都合良く再構築できる魔法の弾丸の物語です

    まるでコンピューターのプログラムみたいに世界を都合良く再構築できる魔法の弾丸をめぐる物語です。 「都合が悪いなら魔法の弾丸で世界を作り替えればいいじゃない、俺TUEEEE」で終始する展開。 ヒロインが主人公に「力をくれてやるから何でも言うことを聞け」と誓約を迫るあたり、なんとかギアスかな?と思ってしまいました。 それから、世界観は軌跡シリーズとかヴァルキュリアとか……最近のさまざまなゲームをごった煮にしたような感じ。 魔法とメカも出てくるからしまいには魔×機神かな?とか思ったり。 多分これらのゲームが好きなら相性はいいかもです。

  • 悲報!ファンタジア大賞は地に落ちた。

    びっくりするくらいつまらない上、文章が粗末過ぎる。 三人称の中に一人称をぶち込むスタイルなのだが、下手くそ過ぎてくそ読みにくい。 その上、360ページ程ある本書の1ページ辺の文書量はスッカスカ。 これ大賞ってマジ? 編集者の親戚か何かなわけ? いや、こんなひどい大賞作もあるんだね。 タイトル通り地に落ちたファンタジア文庫でした。

  • 特殊能力持ちによる戦記物

    多少のネタバレありです。 ストーリーの軸となるのは、ヒロインの能力「特別な弾丸で人を殺すと存在自体が無かった事になる」という能力です。つまり過去にわたって相手が存在しなかった事になり、歴史が書き換わってしまう……こんな感じです。ちょっと細部が違いますが、シュタインズ・ゲートでDメールで過去が書き換わるみたいな感じを想像して貰えるとわかりやすいかと。弾丸を使った人間(主人公)と能力の持ち主であるヒロインだけに元の記憶が残る感じです。つまりシュタゲでいえばリーディングシュタイナー持ちみたいなポジション。 舞台はファンタジー世界で戦争時。主人公はこの能力を使って戦局を優位に進めていく訳ですが、ここらが結構ちょっと納得しかねる部分結構ありまましたね。 部隊の現場指揮官(そんな偉くない)を消したら侵攻自体がなくなる ←普通は指揮官が別の人間に変わるぐらいでは? 敵が自分の相棒が殺された場合に都合がよくなるように準備していた ←こんな事スーパーコンピューターあっても無理では? あたり。 とは言っても基本的に話は面白く、楽しんで読めました。

Related Literary Awards