Japan Horror Novel Grand Award
お見世出し (角川ホラー文庫 109-1)
Centered on the title story, in which the spirit of a dead girl appears on the day a young woman makes her debut as a maiko in Kyoto’s geisha district, this horror collection sets resentment beneath the splendor of Gion’s traditions and memory.
Work Information
On a day of celebration, a dead girl’s shadow rises from the memory of the geisha district.
Higashi Moriyama’s Kadokawa Horror Bunko volume includes the title story and other short horror pieces centered on Kyoto and the uncanny. It was published after winning the short-story category of the Japan Horror Novel Award.
Book Information
- Publisher
- KADOKAWA
- Published
- 2004-11-01
- Pages
- 200 pages
- Language
- 日本語
- ISBN-13
- 9784043769018
- ISBN-10
- 4043769016
- Price
- 898 JPY
- Category
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
第11回日本ホラー小説大賞短編章受賞作 「お見世出し」とは、花街で修行を積んできた少女が舞妓としてデビューするための儀式のこと。綾乃のお見世出しの日に、30年前に死んだ幸恵という少女の霊が現れて——。
Reviews
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面白かった
祇園を舞台とした、なんとも怖いお話。雰囲気もあるしとても良かったです。
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祇園ライトホラー
読みやすく、物語に引き込まれる。 柔らかな京都弁が怖静かな怖さ。
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リアリティがない
どの話も実話の体裁で書かれていますが、話が展開していくにつれてリアリティが失せていきます。 そのためふつうならクライマックスに行くにつれて盛り上がるべきところが、興ざめしてしまいました。 最後の呪扇は特に現実離れした設定で没入できませんでした。
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読み応えあり
3本の短編集だが、どれも先の展開が読まれないよう上手にテンポよく仕組まれており、手に汗握りながら読了した ・お見世出し オチとしては、最も陳腐。ただ、緩急の付け方が上手くて、可哀想→怖いのか?→なーんだ、ほっこり→あれ?→後味悪っ…という展開 ヒロイン?の評価がこれでもかというくらいガタ落ちします ・お化け キャラ配置が良い。なぜか濃すぎる人物ばかり集まる置き茶屋で展開する、非日常系ドタバタコメディー…と安心させておいて、オチは結局、後味最悪。 人物評価が二転三転して、最後に本物の「鬼」が判明する構成は流石 ※少しネタバレ。癒やし系霊感少女の春雪姐さんは、何で身近な鬼の存在に気づかなかったんだろう…お守りの簪もフツーに持ってたし、また別の種類の妖怪だったのかな?それとも、一番怖いのは邪悪な人間、という定番のやつ? ・呪扇 エログロスプラッタ。正直、好きなジャンルではないので悪趣味としか思えないが、それでも先が気になって、眉をしかめつつきちんと読ませるあたりは流石。 基本、気持ち悪いだけなんだが、日本現代史と符丁を合わせてきたのは上手い
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独特の雰囲気
ホラーと言うより「日本の怪談話」と言う感じ。 昔の京都弁で書かれているので、関西圏以外の方は読みにくく ニアンスがわかりずらいかもしれません。
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おススメ
京ことばで語られて いるので すごく読みやすかった。実話と違うまた怖さが 早く読み進めたいと思わせる本でした。
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語り口調が怖かった
語り口調ですすめられる作品。 呼んでいるのに話しかけられているような不気味な雰囲気がいい。 お見世出し、朗読されたりしたら震えあがります。 短編のなかの「呪扇」は気分が悪くなるほどの話し。 スティーブンキングの短編読んでるみたいな気分になりました。 でもおすすめです。
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怪談か、お伽話か。妙に怖い!
お見世出し…というタイトルに、思わず手が伸びる。 あらすじを読むと 「京都の花街で修行を積んだ少女が舞妓としてデビューする晴れ舞台」とのこと。 語り口調で進むので、本当に目の前で話しを聞いてるような気になってくる。 「怪談」を聞いてるような感じというのか。 京都という独特の雰囲気が相まって、妙に怖い。 ●お見世出し(表題作) 過去に死んだ舞妓に、瓜二つの少女が修行を積み 晴れのお見出しで死んだ舞妓が…。 思わせぶりな結末に、ゾクっとする。 ●お化け 花街のお茶やで繰り広げられる、舞妓同士の苛めや敵対心。 最初に出てきた小母が要かと思いきや、後半「鬼」が出現する。 なんだか、怖い昔話を思い出し 懐かしいような気分にさせられた。 ●呪扇 扇というのは祝い(吉)のもの。その「吉」の力を持続するためには 「凶」の扇を作り、バランスを保たねばならない。 この話が一番怖かった。怖い…というか読んでいて、痛い。 グロいので、苦手な方はご注意を。 3篇とも、京の語り口調である分、気持ちを切り替えて読めない。 続きもののような感じを受ける。 が、何ともいえぬ独特の世界で 十分に楽しめたし怖かった。 夜中にこんな話を、京都弁で話されたら寝られなくなりそう。 惜しむかなは、やはり"ぼっけぇきょうてぇ"のインパクトが強いので 2番煎じ的な印象を受けてしまうのは仕方の無いことだとは思う。 京の独特の語り口調で、怖い話を聞きたい方はオススメです。