Samurai Japan Baseball Literary Award
最弱ナイン 不登校球児の青春
A nonfiction account of high-school students who have experienced school refusal or withdrawal as they find teammates, a place to belong, and a reason to face the next game through a small, struggling baseball club.
Work Information
On the field of a team that cannot win, boys gather because they want to believe in baseball again.
The book follows a baseball club at a correspondence high school in Chiba, where players short on skill and numbers keep practicing and playing. It focuses on young people carrying setbacks as they rebuild relationships with others through baseball.
Book Information
- Publisher
- 角川書店
- Published
- 2009-08-26
- Pages
- 207 pages
- Language
- 日本語
- ISBN-13
- 9784048850247
- ISBN-10
- 4048850245
- Price
- 2744 JPY
- Category
- 本/スポーツ・アウトドア/スポーツ
「甲子園のためじゃない。グラウンドが、僕らのたった1つの居場所なんだ」。不登校球児たちが集う、最弱にして最小の野球部。「球児」のイメージとはかけ離れている、だけど目を離せない生徒たちの青春ドキュメント
1976年宮崎県都城市生まれ。スポーツを中心に活躍するノンフィクションライター。野球、柔道のほか、幅広い分野で執筆活動を行い「AERA」「Sportiva」などに寄稿している。これまでに3度の夏季五輪を現地取材し、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)など国際的なスポー
Reviews
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「最弱ナイン」を読みました
全国に良くある弱小野球部ではなく現代の高校生が抱える問題が縮図のように存在する野球部 問題児を転入や編入で迎え入れた学校には素晴らしい志の先生がいらっしゃた。 先生の熱意で野球部が創設された。勝利を目指すのではない野球部。 高野連加盟後、それからはグランドが彼らの唯一の居場所になった!。 爽やかイレブンならぬ問題児ナインの1年半を追った実話が実名で紹介されています。 最後は試合に勝った〜!というハッピーエンドではないけれど やっと人生のスタート台に立てたということ! 人は誰でも人生につまずくことがある。 年とってから?、または人生半ばという事だってある。 彼らはちょっとだけつまずくのが早かっただけで決して人生の落伍者ではない! 彼らのこれからの人生のドラマがどういう展開かそれを温かく見守ってあげたい。 読み終えて ともすれば冷たい目で見てしまう不登校児 本当はすごく繊細で優しい子、 もっと優しい目で見てあげなくてはいけない!と思いました。 読む人を すごく優しい気持ちにさせてくれました。 最弱ナイン 不登校球児の青春
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新しい才能のデビュー作
柳川 悠二さんという著者を初めてしりました。他の著作を検索しても出てこないことや、プロフィールに雑誌への記事掲載が書かれていることから、この本が初作品なのでしょう。才能ある新人のデビュー作に巡りあった幸運に感謝です。設定そのものは、ドラマにありそうな問題のある生徒とスポーツの組み合わせです。それでも、作り話でない真実が、しっかりと伝わってきました。欲を言えばきりがありませんが、柳川さんの次回作品に期待します。
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先生には頭が下がる
古くは「 落ちこぼれ軍団の奇跡 」に書かれた山口良治、「 リターンマッチ 」に書かれた脇浜義明。何もスポーツに限定される訳ではないのだが、ドロップアウトした少年たちと正面から向かい合い、受止めてくれる先生には本当に頭が下がる。 それにしても、ドロップアウトする生徒の変質ぶりには目を覆いたくなる。リターンマッチの脇浜は「アカンタレが本当にアカンタレになった」とケンカでは負けなかった非行少年がケンカでも負けるようになったことを嘆いていたが、ドロップアウトの原因が貧困や両親の離婚ならまだしも、強迫精神症やうつ病、ADHDといった心の病気が原因となってくると、普通の学校の先生ではほとんど対応が困難なんじゃないだろうか。 それでも野球を通じて生徒と向き合う「わせがく」の先生の苦労には本当に頭が下がる。 がしかしだ、ノンフィクションとしてのレベルは高くない。「ヤクルトの宮本とわせがくナインの差は野球が上手か上手でないかの一点しかない」「こんな野球部がセンバツの21世紀枠に選ばれることを祈りたい」と本気で思っているとしたら、ドロップアウトした少年たちの現実、彼らが負った傷や背負わされてしまったものの大きさを軽視して、わせがく野球部の今後を楽観しているとしか思えない。 野球有名校の落ちこぼれと心の病気を持った少年の融和や、心の病気を持った少年が心を開いて回復していく様子等。本当に野球が素晴らしいと思うなら、グランドで何が起こったのかもっと丹念に書くべきだ。
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高校野球だけでなく
この本は本屋で平積みされていたので、高校野球も好きだったので読んでみました。 てっきりROOKIESのようなやんちゃな生徒の成長物語かと思って読みましたが、内容は本当にリアルに書かれいるようで、あっというまに読み終わってしまいました。 イマドキでも、まだまだ熱い思いをした教育者がいるんだなぁと感じます。 この本は、タイトル通り、野球に携わる方、不登校のお子さんを持つ保護者、これから先生になろうと思う人も読んでみると いいかもです。
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これも球児の1ページ。
著者の作品は初めて手に取ります。 不登校球児というイメージとは正反対の言葉に興味を惹かれました。 本書は精神的に病を抱えたリ、全日高校からドロップアウトした 生徒たちが通う高校の野球部にスポットを当てその日常を ドキュメンタリー形式で活字に起こしている。 全編試合描写ではなく、各チームメイトに焦点を絞りその心理の 皮相をインタビューしたり、また、伯楽とまではいかずともチームを 一から創部した教師陣の苦労話なども記載されている。 チームメイトへのインタビューでは自らの現状の理由を冷静に 語っており、野球部を通してか自己認識を認可しているように感じた。 わせがくに通う生徒はみな八幡の道知らずの如き複雑怪奇な心の病を 有しており、試合当日に寝坊するは髪は染めるはおまけに長髪と 正に凡庸とは違った要素満載。 練習も勝利至上主義に走ることなく生徒の居場所確保が第一に据えられている。 勿論、そのようなチームが粒粒辛苦している全日高校に勝利できるはずもなく 試合はコールド負けが平常運行。 でも、こういう野球部もありなんだと思い知らされました。 だって彼らは猫も杓子も楽しそうでしっかり野球に打ち込んでいるのだもの。 本文中に「彼らとプロ野球選手との相違は上手か下手かしかない」と 記述されていましたが、まさにさもありなんです。 ドラマや漫画で腐るほどあるスポ根高校野球モノ。 それとは一風変わった高校野球がここにあります。 もう一つのグラウンドを除いてみてはいかがでしょうか。
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最初はフィクションかと思いました
最初、「わせがく高等学校」と言う学校が本当に存在するのか、Wikiペディアで調べてしまった くらい。読み進めてノンフィクションと確信して、本当に驚きました。このような実話が存在 していたとは…。著者の各野球部員への食い込み方には正直脱帽です。 ただ個人的には冒頭の初代キャプテン・松尾君と初代監督・丸山氏の絡みが一番面白く、代替わり する度に魅力が薄れてしまったと感じたのは私だけだろうか?そういう意味で、徹底した取材を 敢行しながらも、素材を生かし切れていないように後半感じてしまった。と言う事でマイナス一点 です。
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