天上の花: 三好達治抄 (講談社文芸文庫 はG 1)
Tenjo no Hana is Yoko Hagiwara's work portraying the poet Tatsuji Miyoshi, his personality, and the love and conflict surrounding him. Moving between memory and literary reconstruction, it vividly reveals the light and shadow of a literary figure and the pain of intimacy.
Work Information
A biographical literary work that approaches the depths of Tatsuji Miyoshi through memory, affection, and conflict.
The Kodansha Bungei Bunko edition confirms the work. Kodansha's official page lists the publication date, ISBN 9784061963788, page count, and its Tamura Toshiko Award and Shinchosha Literary Award recognition. ISBN-10 is supplied as 4061963783, matching the Amazon Japan book ASIN.
Review Summaries
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Because the work depicts not only reverence for the poet but also intense conflict and rupture, its portrait has strong shading. Its view of a literary figure through intimate memory gives the book a distinctive tension.
Book Information
- Publisher
- 講談社
- Published
- 1996-07-01
- Pages
- 211 pages
- Language
- 日本語
- ISBN-13
- 9784061963788
- ISBN-10
- 4061963783
- Price
- 990 JPY
- Category
- 本/文学・評論/詩歌/詩論
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Reviews
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面白かったです。
萩原葉子による三好達治が描かれています。 彼が自分の愛する女性に対してだけ見せる性癖。今までの三好達治の詩のイメージから受ける人柄とは180度変わるようなお話でした。 太郎をねむらせ、太郎の屋根に雪ふりつむ・・・ このあまりにも有名で静謐で単純でピュアな詩から、ある意味怨念のような面を垣間見せられる。 やはり深いなぁ・・・。
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詩人の私生活が描かれたもの
貴重な詩人の生活記録を最も近しい人が書いているところが、貴重である。
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すっごい面白いわ
何でここまで暴露するかなーと笑いながら読みました。 文学がどうとかっていうより、この人の作品は殆ど婦人公論か何かの体験手記の ようなものにすぎません。 ここまで内輪話を書かせるなんて、編集者も乗せるのが上手だったんだろうと推察します。 三好達治の詩を読む気が失せました。 着物を人型に延べて匂いを嗅ぐなんて。 匂いを嗅いだのはきっと着物だけではないはず。 あんなに生臭い人だったとは。キモ。
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福井県三国町
祖母の実家が出て来るので買ったまでです。 でも、三好達治 という人が分かったし(嘘かもしれないが本当なんでしょう)、本として読むのに、つまらないというわけでもない。
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これが芥川賞を逃した?
萩原朔太郎の娘である筆者が書いた、詩人三好達治の人生ですが、著者の敬愛の気持ちが溢れていて、読む価値のある一冊です。近代詩人の先駆けとして有名な萩原朔太郎には、非常にきれいな妹がいて、朔太郎を尊敬する三好達治が師匠への気持ちの代償のように惚れ込みます。筆者にとっては叔母に当たる女性ですが、三好達治との結婚を決意するまでの内情を身内の側から暴露し、さらに叔母の立場で三好達治との結婚生活を語らせ、詩人の夢が現実の前でどのように壊れるのかを徹底して描き尽くす手法は秀逸の一語。この時1966年上半期の芥川賞選考会は、この作品の評価をめぐって紛糾しましたが、支持した作家としなかった作家の顔ぶれを比較すると、この作品が実は受賞に値するものだったと分かります。この時受賞作なしとしたことが、のちのち尾を引いて多くの作家があおりを食ったのはおそらく間違いのないところ。受賞に反対した作家の言い分は「これは小説ではない」というものでありましたが、だったら最終選考まで残してあったのはどういうこと?と簡単に突っ込みが入れられそうです。事務局側に説得できる人がいなかったの? 三島由紀夫が初めて選考委員として参加したときの問題作がこれ。彼がいい子ぶらずに受賞を主張していたら、この作品は受賞作となったはずなのです。これが小説じゃないなら、どんなのが小説なんでありましょうか?
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三好達治を知りたくて購買。大いに参考になった。
地元三田市に三好達治が小学校時代に預けられていた日蓮宗の寺がある。幼い達治少年と妹が二人父母を思いながら暗い少年時代を過ごしていたという。その歴史を知っていたので、この本をさがしていた。おかげで三好達治の作品が少し理解できた。 なお水上勉が白洲次郎の墓参り(三田市 心月院)の帰り偶然、この寺の前を通り三好の石碑を見て立ち寄り故人を偲んだと「醍醐の桜」の中の随筆に書いてある。
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情熱的で生涯孤独な三好達治
この作品は、初版が確か、1966年頃ですので、知らない人も多いかと 思います。でも、天才詩人、三好達治をとても上手く描写した、名作なので、私は葉子さんのもうひとつの代表作、”父、萩原朔太郎”よりも、こちらの方が、好きです。朔太郎の妹に、妻子を捨てるまで、のめりこむ三好達治と、美しいが、わがままで、詩人に理解のない妹との、心の通わない冷たい結婚生活や、涙もろくて、情熱的で、生涯孤独だった三好達治の知られざる素顔をすばらしい文章力で表現しています。 萩原葉子さん、先日亡くなられましたね。ご冥福をお祈りします。
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書店にはなかった。
父のために購入しました。書店には無かったとのことで、こちらで探しました。書店にない本でも買えるのはありがたいです。とても喜んでくれました。