Kodansha Children's Literature Newcomer Award
よるの美容院
A children's novel about Mayuko, who lives away from her parents in a relative's hair salon and cannot speak because of painful memories. Through quiet hair-washing sessions and relationships around her, she slowly begins to open herself to others.
Work Information
After closing time at the salon, the careful washing of a girl's hair begins to loosen her lost voice.
Published by Kodansha as a Kodansha Children's Literature Newcomer Award-winning work. The publisher page confirms ISBN, page count, and ebook information.
Review Summaries
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Many readers are moved by the process through which a girl with painful memories finds a place of safety. The tactile everyday details and depictions of care are often appreciated.
Book Information
- Publisher
- 講談社
- Published
- 2012-05-23
- Pages
- 234 pages
- Language
- 日本語
- Size
- 13.6 x 2.1 x 19.6 cm
- ISBN-13
- 9784062176866
- ISBN-10
- 4062176866
- Price
- 922 JPY
- Category
- 本/暮らし・健康・子育て/美容・ダイエット/ヘアケア・ヘアスタイル
12歳のまゆ子は、両親と離れて遠縁の「ナオコ先生」のもとで暮らしている。ナオコ先生の営む「ひるま美容院」は、古くからのお客さん達によって支えられている昔ながらの小さなお店だ。まゆ子は、つらい記憶のせいで声が出ない。月曜日の夜、閉店後の美容院で、ナオコ先生は、まゆ子のためだけに丁寧にまゆ子の髪を洗って整える。心を閉ざしていたまゆ子の声が、だれかに届く日はくるのだろうか。 12歳のまゆ子は、両親と離れて遠縁の「ナオコ先生」のもとで暮らしている。ナオコ先生の営む「ひるま美容院」は、古くからのお客さん達によって支えられている昔ながらの小さなお店だ。 まゆ子は、つらい記憶のせいで声が出ない。月曜日の夜、閉店後の美容院で、ナオコ先生は、まゆ子のためだけに丁寧にまゆ子の髪を洗って整える。 心を閉ざしていたまゆ子の声が、だれかに届く日はくるのだろうか。
1967年、福岡県生まれ。 西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業。 今作は、第52回講談社児童文学新人賞を受賞したデビュー作にあたる。
Reviews
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スキのない作品
市川さんの作品にはスキがありませんね。読んでいるうちに、剣の達人と対峙している気になります。 いったいどれだけ構想を練り、プロットを詰め、文章を磨いておられるのでしょう。 この作品がデビュー作だとはおどろきです。
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いいお話だったな
特に、時代設定の記述があるわけではないけど、なぜかなつかしい気持ちになってしまうのはなぜだろう。 作者の文章がやさしくて、自分が幼い時に出会った大人の人たちを思い起こさせるから、かな。 ストーリーもいいけど、この作者の文章は美しくて読んでいて気持ちがいい。 描写が素晴らしいから、呼んでいて光景が浮かんでくるし、とても癒される。
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お店の名前とタイトルとの引っ掛けにも感心
心に余裕を欠いているとき、“和もの”はなんて心地がいいのでしょうか。 厳しい受験勉強に追われている小学校6年生の秋、 主人公まゆ子は、ある出来事がきっかけで声を失ってしまいます。 そして、母の苛立ちや周囲の視線から逃れるように 遠縁の「ひるま美容院」を経営するナオコ先生の元に預けられることになります。 わけありのナオコ先生は、包容力溢れた素敵な大人で、 まゆ子を追い込むことなく、寄り添います。 毎閉店日の前夜には、まゆ子にナオコ先生自らシャンプーを施します。 素敵なコミュニケーションです(涙)。 やがて、半年というゆったりした時間 (預けている親にしてみれば長い期間)を経て、 まゆ子は生気を取り戻していきます。 やはりわけありの見習いサワちゃん、サワちゃんの無骨な義弟、 脇を固める商店街や商店の店主たちもいい味を出しています。 古本屋の親父は駄洒落好きなおせっかい、 毎月趣向を凝らした大福を売る美容院の常連さんでもある和菓子屋さん、 コロッケを売る肉屋のおばさんの悪気のない元気な声かけ・・・。 凝り固まったまゆ子の心をほぐしてくれる、血の通った影の応援団です。 街の匂いや人々の姿形が活字から浮かび上がってきて、 まるでスクリーンの中にいるようでした。 お店の名前とタイトルとの引っ掛けも洒落ています。
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お気に入りの一冊になりました
児童文学だからってナメちゃいけません! 泣くもんか・・・と思ってましたが何度も目がウルウル・・・。 とてもよかったです。感動しました。 なんか登場人物がみんないい人(いいコ)で、ほっこりします。 とくにナオコ先生!あんな女性になりたい。 賞をとったのも納得です。 大人にもおすすめ。
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おだやかに、ゆっくりと。
あることがきっかけで言葉がでなくなった、まゆ子が心の再生を果たすまでを描いています。そのサポートとして彼女を両親から預かるのが、おばのナオコ。 この構図は『西の魔女が死んだ』を彷彿とさせます(『西の〜』はまた別の作品を彷彿とさせるのですが)。が、大人が強く導いていくのではなく、子ども自身の自然な治癒力を信じている点において、本作は今の作品です。 大人には『西の』の方が受けるでしょうけれど。
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いいと思います。
作者の知り合いなので、一応持っておきたかったので購入しました。