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Funahashi Seiichi Literary Award

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Makate Asai

This historical short story collection portrays merchants, artisans, actors, and ordinary townspeople in Edo with humor and pathos. Across eight stories, including the title story, festivals, trades, romance, and everyday troubles bring the city vividly to life.

Edo townspeoplehistorical fictionshort storieshuman warmthtrade and daily life

Work Information

Edo is filled with people who laugh, weep, work, and live through the day even when life is poor.

Fukubukuro is a historical short story collection by Makate Asai, published by Kodansha in 2017. The stories were revised from magazine appearances and include Zokkon, Senryo Yakusha, Hareyu, Boren Ayame, Fukubukuro, Kurehanabi, Ato no Matsuri, and Hitten. Set in Edo, it depicts the bitterness and comedy of life from the viewpoint of common people.

Review Summaries

  • Readers value the light touch with which the stories capture everyday Edo and show even the characters' mistakes and stubbornness warmly. Because each story shifts occupation and viewpoint, the collection feels like walking through the whole town.

Book Information

Publisher
講談社
Published
2017-06-21
Pages
310 pages
Language
日本語
ISBN-13
9784062206099
ISBN-10
4062206099
Price
2686 JPY
Category
本/文学・評論

本書は著者初の完全独立短編集です。江戸時代の江戸を舞台に、この時代をこよなく愛する著者が描き出す、喜怒哀楽にあふれた庶民の物語。 その日暮らしの気楽さ、商売のさまざま、歌舞伎の流儀、祭の熱気、男女の仲……。 生き生きとした暮らしの賑やかさ、大都会だった江戸の町の日常の騒ぎを、実力折り紙付き、今もっとも新作が待たれる時代小説家が、興趣豊かに綴ります。

1959年、大阪府生まれ。甲南女子大学文学部卒業。2008年、第3回小説現代長編新人賞奨励賞を『実さえ花さえ』(のちに『花競べ 向嶋なずな屋繁盛記』に改題)で受賞してデビュー。2013年に『恋歌』で第3回本屋が選ぶ時代小説大賞、2014年に同書で第150回直木賞、『阿蘭陀西鶴』で第31回織田作之助賞、2015年に『すかたん』で第3回大阪ほんま本大賞、2016年に『眩』で第22回中山義秀賞を受賞。他の著書に『ちゃんちゃら』『ぬけまいる』『藪医 ふらここ堂』『落陽』『銀の猫』などがある。

Reviews

  • お気に入り

    とてもよかったです。

  • 表紙から挿絵、解説に至るまで、全てイイ。

    楽しめる江戸のスケッチ短編集。文学のことはよく判りませんが、山本周五郎さんのファンでほとんどの作品を何度も読み返していました。池波正太郎さん、宇江佐真理さんも大好きですが皆さん過去の人となってしまいました。キンドルアンリミテッドのおかげで、朝井まかてさんの作品に出会い、とても嬉しいです。 この短編集、いけます。挿し絵も大好きです。それと、普段は解説は読まないのですが、書き出しが良くて、ついつい読んでしまいました。藤沢周さんに Ditto です。

  • 少し物足りない。

    端折った落語を聞くような気分になった。移動時間に読むのには良いかもね。

  • 江戸の町に引き込まれます

    テンポがよく、江戸の町がまなうらに浮かび上がります。読後感スッキリ

  • 禍福は糾える縄の如し、とはいうけれど……。

    大食らいがゆえに離縁された姉と、その姉を利用しながら身代を築こうと打算する弟。そこに弟の嫁が絡む展開はTV大食い番組を寄せ付けない面白さ。8短編の傑作ぞろいは、表題通り宝物満載の“福袋”。

  • 福袋

    どれも落語の小噺を聞いてるような感覚で読めて、読後にしんみりともしました。

  • 小気味のよい筆致で語られる下町の人情噺。胸が暖かくなった。

    江戸っ子独特のユーモラスなしゃれ言葉と歯切れのいい江戸弁で語られる軽妙洒脱な物語。笑いの後のホロッ とする人情噺は、まるで落語の高座を聴いているようだ。特に第一話では語り部の「筆」の目線で描かれており 筆のプライドや嬉しそうな想いが胸にキュンキュンと響いてくる。 そのほか下町娘のファッションセンスや、爪を隠した能ある鷹の啖呵の切り方、今日を楽しく生きる男と仕事 の面白みに気付き苦労の絶えない男の対比。一体どっちの生き方が幸せなのだろうか?考えさせられると同時に 切なさがじんわりと沁みてきた。何時までも心に残る作品が満載です。 (蛇足) 生まれも学業も関西圏の著者だが江戸を舞台にした作品が多く、大阪と異なる江戸のユーモアセンスもしっか りつかんでいる。さすがプロ! また堪能な江戸弁での描写は解説者の作家魂をも刺激し、著者に負けじと江戸べらんめい口調でコメントして いる姿がなんとも微笑ましい。

  • 朝井まかての福袋

    八編の短編集。題名の「福袋」は第五編の短編の筆名。「朝井亭の読む落語だよ、寄っといで」と言われて手に取った。どんでん返しと言うか、落ちみたいな結末がついている江戸町人話集。第1編の「ぞっこん」では擬人化された主人公に騙され続け、第2編の「千両役者」は落ちが良い。第4編の「莫連あやめ」も良い読後感だ。でも第5編の「福袋」は書名にもなっているが、後味が、藤子不二雄の笑うセールスマンみたいで、良くない。職人や商人の哀歓に富んだ人情話に、喪黒フクゾウの「ドーン!」落ちは似合わない。でもそれ以降の6,7.8編ともいい感じだった。最終の「ひってん」なんか実に良い。でも書名が「ひってん」じゃ訳が分からず、手に取ってもらえないかも。人情話がお好きな方にはお勧めです。

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