水中翼船炎上中
Hiroshi Homura’s fourth tanka collection, where sudden strangeness and humor in daily life become poems of brightness and unease.
Work Information
Hiroshi Homura’s fourth tanka collection, where sudden strangeness and humor in daily life become poems of brightness and unease.
Hiroshi Homura’s fourth tanka collection, where sudden strangeness and humor in daily life become poems of brightness and unease.
Review Summaries
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Readers value the work for its distinctive premise, controlled language, and lasting atmosphere.
Book Information
- Publisher
- 講談社
- Published
- 2018-05-23
- Pages
- 210 pages
- Language
- 日本語
- Size
- 14.7 x 2 x 21.8 cm
- ISBN-13
- 9784062210560
- ISBN-10
- 4062210568
- Price
- 2530 JPY
- Category
- 本/文学・評論/詩歌/詩集
当代きっての人気歌人として短歌の魅力を若い世代に広めるとともに、エッセイ、評論、翻訳、絵本など幅広い分野で活躍する著者が、2001年刊行の第三歌集(『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』)以来、実に17年ぶりに世に送り出す最新歌集。短歌研究賞を受賞した連作「楽しい一日」ほか、昭和から現在へと大きく変容していく世界を独自の言語感覚でとらえた魅力の一冊!
穂村弘(ほむら・ひろし) 1962年、北海道札幌市生まれ。歌人。1990年、歌集『シンジケート』でデビュー。その後、短歌のみならず、評論、翻訳、エッセイ、絵本など幅広い分野で活躍中。 2008年、短歌評論集『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、連作『楽しい一日』で第44回短歌研究賞、2017年、『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞を受賞。 他の歌集に、『ドライ ドライ アイス』(1992年)、『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』(2001年)、自選ベスト版『ラインマーカーズ』(2003年)等。エッセイに、『世界音痴』『短歌ください』『ぼくの短歌ノート』『野良猫を尊敬した日』他多数。
Reviews
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穂村短歌ここにあり
ホムホムの短歌は、やっぱり面白くて自由でいい。
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ほむほむ
短歌も決まった感動の法則がありますが,ほむほむは新しい短歌の感動とか現代の感覚を探っている感覚があります。
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穂村さんの人生タイムマシンに乗っているような時空を超えた濃厚な時間
こちらの歌集で第23回若山牧水賞 受賞 (2018.10.31)なさってます。 名久井直子さん装幀は微妙に異なる9種類というこだわり。背表紙は藍色に金色の字で古文書のように美しくて隅々まで見てしまう。 穂村さん四冊目の歌集。本の題名の理由はあとがきに触れています。未来や永遠への挑戦歌なのでしょうか。 現在から子ども時代、思春期、昭和から平成へ変わる時期、実家暮らし、ご両親のこと、そして現在を詠った歌、穂村さんの人生タイムマシンに乗っているような時空を超えた濃厚な時間。特に思春期の歌は昭和ノスタルジーあふれる歌でうっとりしたり、その世代独特の感性を思い起こさせるようなドキッとする歌ばかりで付箋だらけ。副題も素敵。 切り取り方が安定の斬新さ、場面の注視から世界が一転する展開へ、視点が変わる歌が心地よい。絶妙な効果でオノマトペやカタカナが使われ音読が愉しい。 家族の歌は、本当に切なくてご両親への愛がひしひしと伝わって心に染みてきます。ファンタジーなほむほむワールドとは違うユーモアの中の哀愁という一面が見えて、自分事としての親との関係性を同性代なら共感してしまうような歌ばかり。もったいないのでこちらでは紹介しないでおきます。(穂村さん好きな皆さんにぜひ読んで欲しいです。) ブラウン管にぺたっとつけた足の裏 みんみんみんみんみんみん蝉が (ブラウン管のあるお茶の間の風景、真夏の気だるさを裸足の裏と蝉の鳴き声で象徴づける) ひまわりの顔からアリがあふれてる漏斗のようなあおぞらの底 (あおぞらにそびえるひまわりを漏斗とたとえ、アリのうごめく姿(タネを見立ててる?)に悲鳴をあげそう) スイミングスクールへゆく透明のバッグのなかの抜け殻の蝉 (水泳教室通うバッグに蝉の抜け殻があるなんて、整理整頓できない穂村少年 お世話したくなる) カルピスと牛乳まぜる実験のおごそかにして巨いなる雲 (穂村さんカルピスお好きですよね 白の連想が素敵) それぞれの夜の終わりにセロファンを肛門に貼る少年少女 (皆一斉に検査している夜の様子をこんな風に詠うなんて凄すぎる!!お尻もぞもぞあの感触蘇るよう) 月曜ロードショーの翌朝僕たちは、アチョー、ホアタ、と吠えつつ跳ねる (戦闘格闘もの好き穂村さん 弱そうだけどそこも魅力) 天皇は死んでゆきたりさいごまで贔屓の力士をあかすことなく (昭和の終焉の表現がお見事。) 超長期天気予報によれば我が一億年後の誕生日 曇り (超統計学的穂村誕生美学) なにひとつ変わっていない別世界 あなたにもチェルシーあげたい (お菓子の歌を作りたくなります BGMがこだまする)
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大人になった穂村弘
穂村弘さん、久しぶりの歌集刊行とのこと。 穂村さんらしいエロさ、シニカルさはそのままに、シックになった感じがしました。大人のランクが上がった感じ?笑 澁澤龍彦風の装丁も素敵です。 読み手の私も、その昔穂村弘の歌集を読んでいた頃より素敵な大人になっている、かな?