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愛されなくても別に (講談社文庫 た 134-2)

Yoshikawa Eiji Literary Newcomer Award

愛されなくても別に (講談社文庫 た 134-2)

Ayano Takeda

A coming-of-age novel in which students trapped by abusive parents and poverty support one another while still carrying the burden of not fully understanding each other.

abusive parentspovertyfriendshipuniversity studentssisterhood

Work Information

A quiet story of resistance and solidarity that does not assume love as a given.

A Kodansha bunko edition that portrays relationships not built on dependency and the feeling of standing on one's own amid difficult circumstances.

Book Information

Publisher
講談社
Published
2023-07-14
Pages
320 pages
Language
日本語
Size
10.8 x 1.4 x 14.8 cm
ISBN-13
9784065317129
ISBN-10
4065317126
Price
781 JPY
Category
本/文学・評論

“幸せ”じゃなくたって、私たちは生きていく。 家族、友人、お金、愛―― 本当に必要なものは何? 人生の必需品に翻弄される現代に放つ、心ふるわすシスターフッドの傑作。 ☆☆☆第42回吉川英治文学新人賞受賞作!☆☆☆ 遊ぶ時間? そんなのない。遊ぶ金? そんなの、もっとない。学費のため、家に月8万円を入れるため、日夜バイトに明け暮れる大学生・宮田陽彩。浪費家の母を抱え、友達もおらず、ただひたすら精神をすり減らす――そんな宮田の日常は、傍若無人な同級生・江永雅と出会ったことで一変する! 祝デビュー10周年! 「響け! ユーフォニアム」シリーズ著者の新たな代表作!

1992年京都府生まれ。第8回日本ラブストーリー大賞最終候補作に選ばれた『今日、きみと息をする。』が2013年に出版されデビュー。『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』がテレビアニメ化され話題に。同シリーズは映画化、コミカライズなどもされ人気を博している。’20年に本作『愛されなくても別に』で第37回織田作之助賞の候補に、また’21年に同作で第42回吉川英治文学新人賞を受賞。漫画『花は咲く、修羅の如く』の原作を担当。その他の著作に、「君と漕ぐ」シリーズ、『石黒くんに春は来ない』『青い春を数えて』『その日、朱音は空を飛んだ』『どうぞ愛をお叫びください』『世界が青くなったら』『嘘つきなふたり』『なんやかんや日記:京都と猫と本のこと』などがある。

Reviews

  • 会話が面白い

    主人公二人の会話がとても面白い、コンビニのチャラ男先輩との会話も面白いです。会話が面白い小説は良作ですね。毒親を持つ主人公が母親に奨学金を使い込まれたことで母親を見捨てる。その母親が自分が悪かったと縋ってきますがその手を振り払いエンディング。もしこのとき母親を許してしまったら今後の人生ずっと搾取されるでしょうね。母親にもし本当に申し訳ないという気持ちがあるなら使い込んだお金を主人公に返済してから許しを乞うはずです。しかしそんなことはいわない。愛しているから戻ってきてとしか言わない。言葉で愛を与えるからこれまで通りお金を稼いできてほしい、家事をやってほしい。つまり母親にとって大事なのは自分の楽な生活>娘であるので、幸せになるためには決別するしかない。 愛されなくても別には毒親との別離エンドでしたが、世の中には決別できずに死ぬまで親に搾取されている方もいるんでしょうね。

  • 面白いですよ。

    面白いので、サクサク読めます。

  • 面白かった

    大学生とか、読んでみると共感すると思う。 なんというか、自分がどうありたいかを決めるのに影響を与えてくれそう

  • 共感が止まらない

    毒親の概念は人それぞれあるなと思う、みんながみんなどこか生きにくさを感じているのであろうこの世の中で、共感できる文・考えさせられる文・励みになる文、いろんな感情を感じながら読みました。 今まででトップレベルに自分のなかで好きな本になりました。

  • 続きが読みたくなる

    武田綾乃さんの文庫 16冊めになります。 第2章のストーリー展開で瞠目。 第3章の幻想的な描写で、感心しきり。 宮田、江永、木村、堀口の その後を読みたくなりました。 すっかり、ファンになりました。

  • 読み易いです。

    一気に読ませて頂きました。 江永さん良いですね。 次回作も期待しております。

  • 文章が上手

    表現や描写の際の文章がいい。言葉遣いも一味あり、読むやすい。スピード感もあり、作者の力量が伝わってくる。女子大生が主人公で、若い人の揺れる気持ちも的確に表現されている。秋の夜長に、お薦めの一冊。

  • タイトルの意味がだんだんわかる

    主人公の考え方に共感! 生き方や、考え方、愛するということ愛されるということについてふかくかんがえるきっかけになる本

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