Super Dash Novel Newcomer Award
モノノケグラデーション 1
The award-stage title of a work later published as a youth fantasy about seeing people’s inner nature as color.
Work Information
現し彩なす is a work by 持崎湯葉 whose profile can be outlined through award records and bibliographic checks.
現し彩なす is a work by 持崎湯葉, readable through the lens of color as power. This entry starts from the award record, uses bibliographic identifiers only when a book or paperback publication can be confirmed, and avoids substituting magazine or unrelated item numbers.
Review Summaries
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Responses tend to focus on the subject matter and narrative approach. Some readings value the premise and concerns, while works with limited public information are treated cautiously through bibliographic confirmation.
Book Information
- Publisher
- 集英社
- Published
- 2015-01-23
- Pages
- 328 pages
- Language
- 日本語
- ISBN-13
- 9784086310277
- ISBN-10
- 4086310279
- Price
- 398 JPY
- Category
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
第十三回スーパーダッシュ小説新人賞・優秀賞受賞!! めぐるめぐる、あやかし青春グラフィティ。 人の本質が「色」で見える不思議な少年・春一。人間界に紛れ込んだ妖怪を監視する組織「休更衣」の 少女・小百合と出会った春一の、モノノケを巡るカラフルではちゃめちゃで、少し切ない日々が幕を開ける。 大人気イラストレーター白身魚氏の柔らかな絵で贈る、あやかし青春グラフィティ。
Reviews
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掛け合いが楽しい
持崎湯葉氏について検索したところ、『現し彩なす』で集英社スーパーダッシュ小説新人賞優秀賞、『二線級ラブストーリー』で講談社ラノベチャレンジカップ佳作を受賞している。 『現し彩なす』を改題し、加筆修正したものと思われる本作は、典型的なボーイ・ミーツ・ガールである。深夜、ウインナーを買いに出かけた高校生男子が、黒髪少女と栗毛少女の異能バトルに遭遇してしまうところから物語は始まる。過去の出来事により心に傷を負っている登場人物が、ちょっとした特殊能力を用いて、孤独だった武闘派女子の戦いを補助し交流を深める。ラノベ的テンプレートをなぞる、教科書通りの展開であることに対し、ありきたりであるとの批判もできるが、むしろ新人賞を獲るためによく勉強したと褒めるべきであろう。 キャラクターの掛け合いは、この作品最大の魅力である。坂を転がり落ちるように弾む会話群は、頻繁に混入される下ネタ風味のギャグを含めて、読者を楽しませようと努力した結果、生まれたものなのだろうと思った。 ただ、新人であるがゆえか、つたなさも目につく。黒幕はイマイチ。バトルはあと一歩。全体的に薄味である。挙げればきりがない。 また、『モノノケグラデーション』という題名は怪奇要素を含むだろうとの期待を煽るが、モノノケ要素はほとんど感じられない。(かと言って『現し彩なす』は格好つけすぎである。一周回ってギャグになってしまう。) さて、二線級からの脱却のためには、得意とするテンポのよいトークを主体としつつ、何かひとつ突き抜けたものがほしい。例えば、裏表紙のあらすじにコートの下は下着姿であるとの煽り文句があるが、なぜ全裸でないのか。全年齢向けレーベルとしてのオブラートだとしたら、月から月経を発想させることはすべきでないし、持崎氏が下着フェチなのだとしたら、締め付け具合や擦れ方について詳細に描写したほうが盛り上がるのではないだろうか。 ともあれ、次巻次作で、一皮むけた持崎節を味わえることを楽しみに待つ。 なお、白身魚氏のイラストは、作品の雰囲気に溶け込んでいる。女の子たちの表情から可愛さがにじみ出ていて素敵である。
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下ネタマシマシ
普段そんなにラノベを読むわけではないですが、 文体が少し独特でしょうか。 白身魚さんの絵はかわいいですね。 買い占めたくなる気持ちが分かります。 内容はギャグ多めです。 スタバの紙袋から片栗粉と空のペットボトルを取り出すところとか面白かったです。 ただ、最後はビシっとまとめてきましたね。流石です。
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雰囲気はいい。
ダッシュエックス文庫とやらが創刊されたと聞いて、何冊かを書店で手に取った。そのうちの一冊。 割と直球な下ネタ、やわらかめの文体、そして白身魚さんの挿絵。 独特な雰囲気作りは大いに素晴らしいと思った。 ただ、その他がどうにも。特に「笑い」の部分。 掛け合いも、面白いところはあれどいくらか滑り気味な部分もあったし、それに「ネタ」に走りすぎて「え、なんでいまこのキャラがそんなこと言うの?」と疑問符が付く部分が多かった。 おかげで、ヒロインも最後までいまいちキャラが分からなかった。無口なアホの子、かと思えばそうじゃない。で、結局どういう子だったんだろう……? と思ってしまった。 ギャグのネタが先行するあまり、それを言わせるべきでないキャラ、シチュエーションが目立った。 まず、ボケるキャラと突っ込むキャラを明確に色分けするようにしたほうがいいと思う。 なぜこのキャラがいまそういったボケを放つのか? なぜこのキャラがそういうツッコミをするのか? それが明確に読み手に分かるよう、書き分けて欲しかった。 その難点さえ改善されれば、よく出来上がっていた雰囲気や世界観と相まって、今後大きく花開く可能性はある。
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伝わってこない
表紙のイラストに釣られて購入しました。 内容はタイトルにあるように人ではないものとの関係。 妖怪退治みたいな流れで主人公が巻き込まれ、はありがちなパターンです。 一応対戦描写もあり、コメディぽいかけあいもあります。 文面自体は特に小難しくひねったものでも無いため、読んでいける筈なのですが・・・ どうにも物語が頭に入ってこない、と言うよりは入ってきてはいても流れ落ちて行ってしまう。 描写が格別悪いわけでもないのですが、印象に残らないのです。 上滑っていると言いますか、熱気が伝わってこない、何とか“ノルマ”をこなそうという感じか。 この辺りは著者の技術と言うよりは、間合いの取り方が一定、単調すぎるのかもしれません。 白身魚氏のイラストはとても好きで、他の著者の作品でも表紙がそれですとつい手が伸びてしまうのですが この著者の作品に限っては残念ながら差し控えようかと感じました。非常に残念ですが。 続編があるのかどうか。この内容で。。。