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双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄 (集英社オレンジ文庫)

Novel Grand Award

双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄 (集英社オレンジ文庫)

氏家仮名子

A Chinese-style fantasy about two sisters sent to marry into a powerful kingdom, where the palace and the dynasty pull them into intrigue.

fantasyharemhistoricalintrigue

Work Information

A horse runs across the grassland as far as the eye can see.

A Shueisha Orange Bunko title in which the half-sisters Shirin and Nafisa are sent as twin brides to a southern kingdom and are swept into the currents of palace and dynastic intrigue.

Book Information

Publisher
集英社
Published
2023-02-16
Pages
336 pages
Language
日本語
Size
10.5 x 1.8 x 15 cm
ISBN-13
9784086804929
ISBN-10
4086804921
Price
814 JPY
Category
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

2022年集英社ノベル大賞〈カズレーザー賞〉受賞! 皇帝と妃、双子同士の結婚。圧倒的スケールで描かれる、激動の中華王朝婚姻劇!! 草原の民アルタナの娘、シリンとナフィーサ。異母姉妹ながら共に育ち、容姿も双子のように瓜二つの2人だが、シリンは活発で弓と騎馬が得意、ナフィーサは気が優しく刺繍と料理を愛する。ある日、族長である父はシリンとナフィーサを本当の双子に仕立て上げ、南方の大国・濫に輿入れさせることを告げる。濫国は双子信仰が盛んであり、折しも現在の皇帝も双子だった。その彼らが、双子の娘を後宮に探し求めているというのである。 草原の和平のためアルタナを離れ長い旅の末、濫国の王城・永寧宮にたどり着いた偽りの双子姫。シリンは弟帝の暁慶の後宮に迎え入れられ、「杏妃」なる名を与えられるが、初夜の床にて「私は永劫、お前を抱くつもりはない」と言い放たれてしまう。故郷の花嫁衣装も、名前も、全てを奪われ、体を繋がぬまま濫の妃となったシリンの運命は、やがて濫国とアルタナを巡る、大いなる時代の奔流に呑み込まれていく――。

Reviews

  • 最期に互いを想いあう二人の滋味をしみじみ味わう

    双子伝説にとらわれ派閥抗争で治世も若干危うい濫国 同盟の証として若き双子帝に嫁する草原の民シリンとナフィーサ 無事に後宮へ入宮したものの 次第に見えてくる不自然な何者かの暗躍 そして決定的な事件が勃発 少しずつ心が近づきつつあった弟帝とシリンは互いの立場を優先し 厳しく困難な将来への選択をします 何十年にもわたる苦しい草原の民の取りまとめが予想されて それでも送り出すしか道が無い(実は心優しく不器用なw) 弟帝のシリンへの優しさがほろ苦くロマンです 草原へ帰還するシリンのこれからが更に雄大なストーリーになる気がします

  • 双子信仰に翻弄される世界の物語

    舞台の濫国は、双子に生まれると立場が上になるため双子の皇帝が立つ国であり、また双子の母となることで優遇され、逆に双子を産めなかったことで地位が転落する、そんな国です。 草原の民であるシリンとナフィーサは双子と偽って濫国の後宮に入宮し、ナフィーサは燕嵐の、シリンは暁慶の妃となります。 それで男女のドロドロや後宮の愛憎、異民族差別などが絡み合って、色々な思惑が入り乱れて何人も殺されて、な話です。 妻を抱かない宣言をしている暁慶とシリンの距離が少しずつ近づいていくエピソードにこれだけ尺を取って、このラストだとあ~あと思ってしまいます。 第三の男の素性はわりとすぐに想像がつきます。 双子信仰の歪みを正さなければならない濫国や、草原の氏族を纏めあげ後継者に引き継がせなければならないシリンのこれからの方がスケールの大きな話になりそう。

  • 物語として

    カズレーザーさんが推していたので手に取りました。 2章あたりから続きがきになってくるので、そこからは一気に読みました。総じて面白く、後宮ものとしてはラストの展開は衝撃でした。続きも買います。 残念な点としてあげるのなら、登場人物に双子が多く、それ関連でどっちがどっちだっけと設定を何回か確認しました(笑) 後は登場人物が少し少なかったかな~とも感じました。

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