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ゴッド・ブレイス物語 (集英社文庫)

Shosetsu Subaru Newcomer Award

ゴッド・ブレイス物語 (集英社文庫)

Mangetsu Hanamura

Asako is a 19-year-old rock singer. Love, music, and the texture of a precarious life overlap, giving the work the vividness expected of a 2nd Shosetsu Subaru Newcomer Award winner.

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Work Information

Asako makes an urgent and vivid debut as a rock singer.

A winner of the 2nd Shosetsu Subaru Newcomer Award. This was the debut work by Hanamura Mangetsu published by Shueisha and became the starting point for later major works.

Book Information

Publisher
集英社
Published
1993-09-17
Pages
224 pages
Language
日本語
ISBN-13
9784087480771
ISBN-10
4087480771
Price
1 JPY
Category
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

興奮と熱気にみちたライブ!19歳のロックシンガー・朝子が遭遇する若々しい愛と冒険の日々を描いて感動をよぶ、著者の鮮烈なデビュー作。第2回小説すばる新人賞受賞作。(解説・坂東齢人)

Reviews

  • デビュー作

    花村萬月のデビュー作。暴力と音楽と性で人間性をあらわにしていく作家のスタート作品です。やはりその後の傑作群と比べてしまうと弱い点も目立ちますが、ラストのライブシーンの描き方は、そんじょそこらの書き手じゃ描けないレベルです。音楽好きには堪りません。ほんとうにライブ会場にいるようです。このラストを体験するだけでも本書を手に取る価値があります。

  • 新人賞挑戦の若き書き手の教科書の模範解答的な素直な作品(尖りやアクはない)

    この著者、花村萬月の「たった独りのための小説教室」と併読して興味深く読みました。 「・・小説教室」は29年後の著書ですが、この若きデビュー作で、いかに藻掻きながら小説書きの核心を掴んでいったがわかります。 起承転結、自己客観化、物語は単純化、1句点に1情報・・などなど、「・・小説教室」で語っていることが正直に書かれています、まるで教科書の模範解答のように。

  • スラスラ読めます

    花村萬月のデビュー作ですが、のちの作品に登場するいろいろな断片が覗けます。 作者得意のロードノベルで、展開も小気味よくスラスラ読めます。 ただ、良くも悪くもデビュー作であり消化不良な感は否めません。 でもこの人の文章は本当に音楽を聴いてるような気持ちになりますね。 萬月ファンなら読んで損はないでしょう。

  • きらきらひかるのような

    江国香織の『きらきらひかる』を広義で解釈したような感じかなと思う。呼んでて心地いいけど、作者のあの顔を想像しながら読んではいけないなと思う。もう一冊くらいは読んでみたいと思う。

  • 今のバンドはここまで乱れていない

    解説の坂東齢人さんは「こんな作家と巡り合えた本読みは、本当に幸福である」と大絶賛しているが、この一冊に関しては、それほどのものではない。 主人公のボーカリスト・19歳の朝子はバンドのメンバーをはじめ、周辺の多くの人物たちと関係を持っている。 花村さんが青春時代を過ごした70年代ならこういうのもあったのかもしれないし、実際にジャニス・ジョプリンとかジェファーソン・エアプレインのグレイス・スリックとかはメチャクチャだったらしいけど、今の女性ボーカルのバンドの大部分はここまで乱れていない。もっと音楽とバンドを、メンバー間のつながりを大事にしていると思う。 メンバーが愛しいから、つながりを大切にしているからこそ関係を持つのだと言うなら、それは詭弁。狭義の愛とか貞操とか、そういった問題じゃなく、こんなことしたら紅一点のバンドは簡単に崩壊する。 この話が書かれた80年代後半でさえ、こういった「SEX, DRAG, ROCK&ROLL」はポーズで、実践はしていないバンドが多かったと思う。 バンドを取り巻く環境と登場人物たちがあまりにもヤクザすぎて、今の時代のバンド感ではピンとこない。 本筋とは関係ないが、関西人が大嫌いという朝子のセリフが、鑑定団の前の司会者を連想させ笑った。以下引用。 「こっちではどうか知らないけど、東京では夜中のトーク番組で、京都出身の漫才師の片割れが偉そうに人生論たれて、ゲストに喋らせないの。すごく嫌味です」 表題作の他に一遍、ごく短い作品「タチカワベース・ドラッグスター」が収録されている。 今はなき立川基地を舞台にした短編で、最後のセリフがいい。 「タチカワベース、なくなるんだって」 「どうなるんだ? 基地の跡は」 「昭和を記念する公園になるんだって。昭和記念公園よ」 「記念するって、昭和なんか記念してどうするんだよ」

  • すごいうまいです

    新人にしては完成されています。 その後、芥川賞をとったゲルマニウムの夜に出てくる要素がすべて詰まっています。 最後のライブシーンは物足りなかったですね。 でも一読して作者の才能を感じました。

  • うーん。

    最後のライブ部分は確かにものすごくいきいきとかけてるし、主人公の女の魅力も十分伝わってくる。まぁ、退廃的で暴力描写の作家のデビュー作なんで、こんなもんかな、と。僕の愛せるタイプの小説ではない、と。

  • 漫画のようなもの

    渋谷ルシファーの前作 朝子の物語 こんな人とのかかわり方があるんだな 漫画劇画の変換小説 あまり書く事は思いつかない Vシネマのストーリーとしてはいいのかな

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