雨やどり (集英社文庫)
雨やどり is a fiction by 半村良. Recognized in 1974, it is valued for its focused voice and for the way it leaves a sense of people, place, and time with the reader.
Work Information
雨やどり captures a sense of people and time within a tightly shaped form.
雨やどり is a fiction by 半村良. Recognized in 1974, it is valued for its focused voice and for the way it leaves a sense of people, place, and time with the reader. In the context of the award, its importance lies in the voice, structure, and lingering questions it leaves.
Review Summaries
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Reader response tends to value the distinctive subject and the strength of the voice. The work rewards attention to context, structure, and the aftertaste it leaves.
Book Information
- Publisher
- 集英社
- Published
- 1990-03-20
- Pages
- 296 pages
- Language
- 日本語
- ISBN-13
- 9784087495669
- ISBN-10
- 4087495663
- Price
- 628 JPY
- Category
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
男を騙しながらも、なお、一途な女ごころのいじらしさ、哀しさ…。新宿裏通りにあるバー“ルヰ”。カウンターの前を通り過ぎるさまざまな人生を描く第72回直木賞受賞作の表題作他7編。(解説・清水義範)
Reviews
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よかった!
この作家さんには興味があったのですが、なかなか読む機会がなかった。(SFは食わず嫌いのため)短編集は文章は練れてるし、 良いですね。一気に読んでしまいました。
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新宿の飲み屋(バー、クラブ、キャバクラ等)の人間模様が時代に即して実に良く書かれております。
私にはの生まれは昭和13年、東京に来たのが東京オリンピックの年、若い頃に行った、新宿の飲み屋の各々の繋がりが、良く描かれており、一気に読了し、もう一度読んで見たい位です。流石「半村良」ですね。
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お酒にまつわるお話を読みたかったので。
バーで働く人たちにまつわる物語。 新宿で働く人たちのこと、バーで働く人たちのことを、いろいろな登場人物たちの人生を通して想像できます。
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傑作
人を見るあたたかさといい、自分にする厳しさといいい、素晴らしい。 一編一編を読み終わるごとに、あたたかい気持ちになったり、にやりとしたり、寂しくなったりします。
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新宿を舞台とした人間模様
新宿裏通りのバー「ルヰ」のバーテンダーが見つめるさまざまな男と女の人間模様。作者のいとおしい眼差し、目配りをしみじみと感じることが出来る。どこか哀しい、けれど暖かい短編集。
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古き良き時代の新宿
直木賞受賞にその作者のベストがくることはほぼないのだが、『雨やどり』は半村良の非SF作品ではベストでは? いやSFが直木賞に選ばなれないのはおかしいんだけど…… SFも歴史も人情モノも天下一品とは、本当に恐ろしい筆力。 ただ「おさせ伝説」だけは、ぶっちゃけ「伝説シリーズ」に片足突っ込んでる。これが一本目だから、まさか他のもこんな感じなのかとビビったよ。直木賞受賞作にSFをねじこむ作者の意地だろうか。 半村良はとにかくストーリー作りが巧みで、文章も上手だとは思ってたけど、台詞回しが上手いという印象はもっていなかった。 しかし『雨やどり』は台詞回しめちゃくちゃ上手い。 もうトレンディというか粋というか、古き良き時代の新宿なんて知らないけど、本当たまらない。
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期待外れ、オチありき
怪人作家の破調の凄みを期待しましたが、オチありき、の人工物整作品でした。
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昭和な夜の世界
新宿の飲み屋街を舞台に、男たち、女たちが集う夜の世界を描いた連作短編集。 中心となるのは、独立して店を開いたバーテンで、全体を通して義理・人情が生きていた昭和を感じる作品である。ただ、レトロと言うよりは古い(!)という印象が否めない。収録されている8作品は、連作の体ではありながら、辻褄が合わない登場人物の関係性も見られて少々気になってしまった。 いつも客とねんごろになってしまうホステスの謎「おさせ伝説」、殺し屋と噂された客に心を奪われた女たち「ふたり」、夜の世界の目利きと言われる男の末路「新宿の名人」、活動家を匿ったバーテンの災難「新宿の男」、落ちぶれた演歌歌手と熱烈なファン「かえり歌」、雨が縁となった一瞬の恋物語「雨やどり」、地上げ屋への徹底抗戦で団結するママたち「昔ごっこ」、小説家が再会した懐かしい友「愚者の街」。 著者はいっとき、夜の街で働いていたようなので、幾分、自伝的な要素が含まれているのかもしれない。