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今ひとたびの、和泉式部

Shinran Award

今ひとたびの、和泉式部

Reiko Morota

今ひとたびの、和泉式部 by 諸田玲子 is introduced here as the award-recognized work. The book is valued for its distinctive subject, its attention to character emotion, and the way it develops its central conflict into a readable literary or genre narrative.

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Work Information

A concise introduction to 今ひとたびの、和泉式部, a work shaped by its subject and emotional stakes.

This entry records the bibliographic identifiers and publication status confirmed for 今ひとたびの、和泉式部. The Japanese description summarizes the work without reproducing publisher copy, and the identifiers refer only to the book edition of the work, not to magazine issues or unrelated publications.

Review Summaries

  • Reader responses tend to value the distinctive premise and the careful handling of emotion. Some reactions differ over pacing or style, but the work is received as a memorable award-recognized title.

Book Information

Publisher
集英社
Published
2017-03-03
Pages
360 pages
Language
日本語
ISBN-13
9784087710458
ISBN-10
4087710459
Price
1870 JPY
Category
本/文学・評論/歴史・時代小説

「わたくしは恋をしようと思います。たとえ浮かれ女と蔑まされようとも」 謎多き和泉式部の生涯を、新たな視点から描いた長編歴史小説! 恋愛遍歴を重ね、恋多き女と言われた和泉式部だが、それには切ないわけがあり……。 最初の夫との理不尽な別れと、幾人かとの恋愛。そして政の政略による二度目の結婚。謎に包まれた死――。 和泉式部の養父である大江匡衡と赤染衛門の娘・江侍従は式部に魅せられ、「和泉式部物語」からあえて省かれてしまった真実を探ろうと奔走し、そして辿りついた、恐ろしくも悲しいその生涯とは――。

Reviews

  • 他の本とは目線が違う

    和泉式部と言えば二人の皇子冷泉天皇の 第三皇子為尊親王、第四皇子敦道親王との 恋が有名ですが、赤染衛門の娘(江侍従) 目線で和泉式部を偲ぶ場面から始まり 赤染衛門と和泉式部の関係(会話)の場面 江侍従目線へと戻り美貌と歌の才を 高く評価し、愛する人達を失いながらも 歌の想いを綴って行くが生まれた女と 噂されながらも生涯の愛を探し続け、 冥き道を行く謎多き女性を大胆に描く 幾つかの賞を受賞し、平安から江戸まで 幅広く話題作を書く諸田 玲子さんの 作品で面白いです。

  • きれいな本

    なかなか本屋さんでは探せない本でしたが、中古とは思えないきれいなもので、丁寧な梱包で送っていただきありがとうございます。 本の内容も素晴らしく、歌人として生きた和泉式部の人生に深い感銘を受けました。

  • やっぱり歌のニュアンスは分からないなあ…

    和泉式部はとても面白いキャラだと思う。が、個人的な素養として、「歌」のニュアンスが読めない。丁寧に解説されても、イマイチ「へー」としか思えない。 例えていうなら「一発で分からなかった冗談を解説されても、あらためて笑えはしない」的な。 和泉式部をテーマにした本は今までにも何冊か読んでみたが、↑は改まらなかった。今回もやっぱり「へー」でした。 単純に自分の問題です。歌への感性磨かん事にはどうにも「面白さ」が分からない。 しかし、真剣に学んでみようか、という程の意欲と関心は湧いて来なかった。 感想としては…大変に下世話ですが「この人は多分、『相手がだれであっても、どういうやり方であっても、すれば、イケる』タイプの人だったんだろうなあ…でした。

  • 予想していなかったラスト

    和泉式部の最後は謎が多いが、この作品のラストには驚いた。 でも、悪くない終わり方だったと思う。 恋に生きた女性と、その女性を思う男性の性が勝ったのだろう。 平安時代の宮中の雅さとは対称的に市中には疫病が流行し人々が苦しむ姿も度々書かれていて、一層和泉式部の優雅さが際立っていた。 現代に様に娯楽がたくさんある訳ではない平安時代の命、恋の儚さを感じることができた。 平安の都に思いを馳せることのできた良い小説だった。

  • 平安朝を素材にした傑作

    諸田玲子は平安朝から戦後あたりまで幅広く素材にし多作の作家であるが、特に平安朝を素材にしたものは他の追随を許さぬ作品ばかりで、いつも出版を楽しみにしている。 この作品は、和泉式部の生きた時代の宮廷の恋愛事情と、権力拡大を競う男どもの政争にまつわる生臭い暗殺事件などとそれに巻き込まれる女性の悲哀を生々しく綴っている。登場人物が多く読み始めてしばらくは、登場人物を書きとめ、インタネットで検索するなど読み進むのに時間を要した。それも、ただ私が歴史に弱いという理由な訳であるが・・・・。 読後感は、平安朝時代の文字を読めるようになりたい、和歌を考えてみたい、という気持ちが益々おおきくなった。和歌は、まさしくメタファーの世界である。

  • 和泉式部の生涯が知れてよかった

    今まで伝記ではなく、和泉式部を通期で書いた小説は余りなく、情景に合せて和歌が盛り込んであり、亡きあとと、生きている当時の場面を交互にえがいているのも評価できる。伝記の悪いところはこと細かに書きすぎて読みつかれるが、小説はほどよく背景を知りつつ、物語の中心の変化を見ていける。やはり、歴史は面白くないと学ぶ心もわかない。この和泉式部はお薦め。

  • 読み物としては、とても面白い

    でも、ここまで崩してしまうと、こんなことして良いのかなと心配してしまう。登場人物の設定が滅茶苦茶で、まるでスリラー小説のようになっている。面白ければそれで良いというなら、それでも良いけれど、何も知らない人が、これをまともに取ると、困るのじゃない。

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