まったく、青くない
Published under the revised title Mattaku, Aokunai after winning as Haru ga Mata Kuru, this coming-of-age novel follows Ginma, a university student with a gifted singing voice, and Samin, Ranji, and Haru, the friends who gather around him in a share house. It portrays youthful intensity, secrets, loneliness, and anxiety about the future.
Work Information
A white envelope quietly distorts the fragile balance of four young lives.
This was the winning work of the twentieth and final Shogakukan Bunko Novel Award. After the award, it was retitled from Haru ga Mata Kuru to Mattaku, Aokunai and published as Shosho Kuroda's debut. Music, shared living, love, family, and uncertainty about the future intertwine in a story that captures both the brightness and bitterness that the word youth cannot fully contain.
Review Summaries
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Readers often respond to the way the novel refuses to soften the characters' immaturity and pain, presenting a raw group portrait of youth. Its bitter aftertaste is part of how it confronts the conflicts of early adulthood.
Book Information
- Publisher
- 小学館
- Published
- 2020-01-15
- Pages
- 256 pages
- Language
- 日本語
- Size
- 13 x 1.7 x 18.8 cm
- ISBN-13
- 9784093865678
- ISBN-10
- 4093865671
- Price
- 2349 JPY
- Category
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
YouTuber絶賛!新世代小説家、爆誕 第20回小学館文庫小説賞受賞作。 文学YouTuberベルさん、セゴリータ三世さんら、人気YouTuberもその才能に嫉妬する、新世代の小説家が2020年、爆誕! 天性の歌声を持つギンマと、彼の才能を信じて集まった、同じ大学に通うサミン、ランジ、ハルの4人は、東京の端に建つシェアハウスで共に暮らし始める。男女4人の関係は、美しい均衡を保っているかに思えたが、実はそれぞれが人には決して言えない秘密を抱えていた。差出人不明の白い封筒が、鈍い音を立てて「青春」をゆがませていく。ときに相手を傷つけ、ときに傷つけられ、4人がそれぞれに選んだ道とは――。 侵されたくなかった自分だけの居場所、ぶつけどころのない孤独、信じていたものに裏切られる絶望、抗いがたい嫉妬心、目をそらすことのできない淡い恋心。 青い春とは、いったいなんなのか? 24歳の若き才能が叫ぶように描いた、生々しさが心を貫くリアルな青春小説!!
Reviews
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センスが光る期待の新人が爆誕
新世代の小説家、爆誕との帯の言葉に引き寄せられ、もう、完全にオジさんの私は、久々に青春小説らしきものを読んでみた。舌を巻いた。のめり込んでしまった。大人気なく。この爆誕した非凡な新人の、まったく青くない?ワールドに。 神は細部に宿るというけれど、ギンマはじめ4人の主人公たちの何気ないやり取りの中に、どうしようもないセンスが光ってるんですね。人間観察の鋭さと、それを表現する言葉の選び方や独特のリズム感などが、随所に滲み出ている。 デビュー作にして既に相当な実力を感じるが、今後、どのような作家になっていくのだろう。 この作品自体が小学館文庫小説賞の受賞作だが、いずれ、さらにメジャーな賞を受賞する小説家として、大成していきそうな予感がしてならない。
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作者の愛ある筆致が美しい!
わけありの登場人物たち。 彼らを描く作者のまなざしは、醒めているようだが、愛にあふれている。 ひとりひとりのディティールとはうらはらに、清潔な余韻が残るのは、そのためだろう。 本人たちは、「まったく青くない」と思っているかもしれないが、「おまえたち、相当、青いぜ」と突っ込みたくなる。続編が読みたい青春小説だ。
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色んな方にぜひ読んでもらいたい!
期待してたものと違い良かったです!
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感性溢れる本
若い感性て内容も良くよかったです。
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時系列が交錯して分かりにくい。キモいが青さ?
『凪に溺れる』にどことなく似ていた本作だったが、劣化版だと個人的には思う。ギンマの凄さが伝わってこないからだ。青春の挫折で言えば、『凪に溺れる』の主人公の方が切迫している印象が伝わってくる。先にこちらを読んでいれば、感想は違ったかもしれない。『青さが微塵もない青春』をテーマにしているのだろうが、婉曲的な表現で扱い方に芯がない。 キラキラとした青春になりを潜めるねっとりとした性の春をただ過激に表したかっただけなのではないか。現実的なのかもしれないが、動機が突発的な性衝動にあることが気持ち悪く、全く共感できない。遊び呆けてバカをやっていた方なら、共感できるかもしれません。 あと、徒にハルという人物をなぞかけのように、春と繋げる点にイライラが募った。 最後は駆け足気味でこんなにうまく収斂するのかと疑問が生じた。人物を性描写に絡めておけば、いいという安直さを感じた。気持ち悪いしか出てきません。官能小説に近いのではないか。あくまでも個人的な感想です。