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卵子探しています: 世界の不妊・生殖医療現場を訪ねて
A nonfiction report from fertility and reproductive medicine sites around the world, following egg donation and the realities of medical business.
Work Information
卵子 探しています:世界の不妊・生殖医療 現場を訪ねて is a work by 宮下洋一 whose profile can be outlined through award records and bibliographic checks.
卵子 探しています:世界の不妊・生殖医療 現場を訪ねて is a work by 宮下洋一, readable through the lens of reproductive medicine. This entry starts from the award record, uses bibliographic identifiers only when a book or paperback publication can be confirmed, and avoids substituting magazine or unrelated item numbers.
Review Summaries
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Responses tend to focus on the subject matter and narrative approach. Some readings value the premise and concerns, while works with limited public information are treated cautiously through bibliographic confirmation.
Book Information
- Publisher
- 小学館
- Published
- 2015-03-19
- Pages
- 237 pages
- Language
- 日本語
- Size
- 13.4 x 1.8 x 18.8 cm
- ISBN-13
- 9784093884167
- ISBN-10
- 4093884161
- Price
- 1430 JPY
- Category
- 本/文学・評論
なぜ、彼女たちは日本で産まないのか 先進国では出産の高齢化が進行している。それにともない、日本でも不妊治療の件数が増加、2012年には体外受精で生まれた子供の割合が27人に1人の割合になった。 しかし、日本では技術の進歩に法律が追い付かず、「出生前診断」「代理出産」「第三者卵子提供」「出自を知る権利」――など、生殖医療がはらむ様々な問題点について、ここ数年、議論を重ねているという現状がある。この国には、いまだ法律が存在しないのだ。 スペイン在住の著者は、ある日、バルセロナで『卵子提供のフリーダイヤル』という日本語のポスターを目にする。 「なぜ、誰のために?」 その素朴な疑問からスペインだけでなく、フランス、アメリカ、日本、タイ、スウェーデンと、いつしか、世界6カ国に亘る不妊治療現場の旅に出る。異なる価値観を持った、各国の医師や専門家から技術や制度を教えられる一方、不妊に悩む女性たちの体験に耳を傾けた。 6組に1組が不妊に悩む日本。各国の専門医や患者の証言を経て、子を授かることの意義を探りながら、日本で起きている不妊治療論争を多角的に論じる。
Reviews
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やや文章が下手と思う箇所もところどころあるものの
大変な力作で受賞も納得の一作。 不妊治療関連の書籍はなるべく目を通していると自負していますが 初見の情報が多くうならされました。 医師の夫も驚くような世界の実情が多々取材されており、 作者の語学力・フットワークあっての一冊です。 諏訪マタのインタビューも肉薄していてよかった。 ただ、日本人の不妊治療としては そうとうハイレベルな段階を焦点にあてており(なかかつ作者自体は当事者でないため あれっ というような初歩的な質問や、当事者から見ると冷たい態度が出てきて時々梯子を外された感あり) 利用のための実務的な記述はあまりなく ”実用書”としての価値はかなり限定されるため 不妊治療の先端を扱う”読み物”として楽しみたい人むけです。 私のようなそういう層がどれだけいるのかかなり疑問・・。 ヨーロッパに住んでいて多言語を解するという経歴の著者が あるひ スペインでの日本人不妊治療 に興をひかれ 世界中を旅する。 発展途上国のタイだけでなく、スペインも法整備があってなきがごとしだとか、 遺伝病以外の男女産み分けの話なども取り上げられ 今まで疑問だった海外事例の不明点がかなり解決した。
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各国の情報を取材した労力はすごいが、「取材してみた」以外に何を問題として捉えたいのか不明瞭
ジャーナリストである筆者が、スペイン・フランス・日本・アメリカ・タイ・スウェーデンと六カ国の不妊治療事情を取材した一冊。 六カ国も回って取材を行った労力には頭が下がりますが、では筆者は不妊治療や生殖医療、社会・文化事情の何を問題として捉え、どのように考えているのか、最後まで読んでも不明瞭なのが残念です。 例えば、タイの不妊治療事情に対し「倫理を逸脱したビジネスにつながりかねない」と主張しながら、ではその「倫理」とは何なのか、筆者はどう考えるのか、記述はありません。深掘りされずに次の取材先に行ってしまっています。このように論拠のない・薄い「意見」「感想」が散見されています。 取材を始められる前の切り口、問題意識の設定がなされていないことが、この本の最大の問題点だと思います。 実際「はじめに」に書かれているように、筆者は大手通信社や週刊誌の仕事の関係で生殖医療の領域に触れ、「『せっかくなら、もう少し世界の様子を見てみたい』という好奇心」だけで取材を始めています。 この時点で、何を問題と考えるのか、をはっきりさせておけばもう少し焦点のぼやけない本になったのではないでしょうか。 不妊治療や生殖医療の問題は大変デリケートで、奥深いトピックです。 その分どういった問題意識でこのトピックに切り込むかが大事だと思うのですが、残念ながらそれがないので表面的な「取材記録」から脱し切れていないんです。 新しい情報を私のような一般向けに提供していただいたことに感謝して星3つをつけさせていただきますが、物足りなさが残る一冊です。
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不妊治療を広い視点で考えてみる
日本では6カップルに1組が経験しているとされる不妊治療に関し、他国の状況に加え、実際に医療関係者や治療経験者へのインタビューを通じ、広い視点で見たときの不妊治療が何なのか、本当に大切なことは何なのか…生命倫理的な課題を、再認識させてくれる。 スペインやタイでは、他人の卵子を使った治療ができ、日本から行く人も多い。だが、生まれてくる子にとって幸せなのか…。 フランスでは国の補助により安く治療を受けることができるが、日本と較べて不妊治療・生殖技術の点で疑問が残る。 アメリカでは、著名人の精子バンクがあり、生殖技術がビジネス化している懸念がある。 日本では、加藤レディスクリニックや諏訪マタニティクリニックでのインタビューを通じ、「血のつながり」を重視する日本人特有とも言える課題・苦悩を浮き彫りにさせる。 スウェーデンでは、教育の中で「避妊」ではなく「産む」ことを重視し、幸せのかたちに踏み込んだ施策がとられている。 日本での不妊治療だけを見ていると、出口のない努力にいつしか視野が狭くなっていくが、こうして世界規模での状況を踏まえて考えることで、「不妊治療を通じた先の幸せ」が何なのか…を考えることの大切さに気付かされる。
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あまり
この賞を取る作品は掘り下げが足りない。文章も良いとは言えない。
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各国それぞれの提供事情
欧米で検討したことがあります。 私は日本での自己卵による治療も同時進行でした。 スペインはクリニックがエッグドナーを決めることが大前提で、アメリカはいろいろなオプションをつけると天井知らず、でもレシピエントが全てを決められる自由がありました。 ご結婚されていない方や、治療を経ずして妊娠・出産に至った方には理解できるとは思えない世界ですが、当事者は情報の取捨選択からはじまり、日本でのバックアップクリニックの少なさに涙し、治療も一度で施工するわけではないのにアメリカでは数百万円かかることから、大真面目なのです。 出産を先延ばしにしたから…この程度なら国内での治療で何とかなるかも知れませんね。 若くして卵巣機能が衰えてしまい、閉経が早まるような方がやはり提供に臨んでいる気がします。 スペインのこのクリニックも知っていますし、良い点・煩雑な点もわかっていますが、日本人ドナーを求めるならアメリカ一択かと思います。
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あんまり親身になれないなあ
病によって繁殖能力が無くなった人は除いて、「産める時には考えもしなかったのに、産めなくなってから急に欲しくなった」っていう経年の結果の人には余り親身になれない。 精子もそうだけど、卵子も「第3者の提供」って正直気持ち悪い。何というか、その「第3者」の血縁ばかりが蔓延する印象。特にビジネス絡みだと、同じ人があちこちで子孫まき散らしてるイメージ。 卵子の場合、採取する時に精子より大手間と身体負担がかかるから「蔓延」はしないでしょうが…。 高齢不妊は疾病ではないと思ってる派。 無理矢理作って、夫婦関係破綻した時の事を考えてしまう。取り合いするならマシだけど、「私の血は入ってない」」「俺の血は入ってない」とか「私が産んだんじゃない」とか、子供本人が「騙された」「血がつながってなかった」「『本当』の親は」とか言い出すとか…先々の色々な事心配じゃないのか?の方が気になったりして。
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