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マージナル (ガガガ文庫 か 1-1)

Shogakukan Light Novel Award - Gagaga Bunko Division

マージナル (ガガガ文庫 か 1-1)

Kanzaki Shiden

The award-submission title Ai to Satsui to Kyokai Ningen was published by Gagaga Bunko as Marginal, a psychological suspense novel. A high school student is drawn into a disturbing case involving an underground site for people fascinated by murder and a serial killer.

psychological suspenseserial murderinternet societylight novel

Work Information

A psychological suspense story where an underground site and murderous intent intersect.

Winner of the grand prize in the first Shogakukan Light Novel Award Gagaga Bunko division. The work was retitled Marginal for publication, and ISBN 9784094510034 was confirmed through bibliographic work pages.

Review Summaries

  • Readers tend to see it as a debut that foregrounds an unusual premise and violent crimes, pushing suspense elements within a light-novel framework.

Book Information

Publisher
小学館
Published
2007-05-24
Pages
262 pages
Language
日本語
ISBN-13
9784094510034
ISBN-10
4094510036
Price
204 JPY
Category
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

殺人や拷問を愛好する異端者たちが集うアンダーグラウンド・サイトの管理人である月森高校二年生の摩弥京也は、巷を騒がす連続殺人犯と偶然ネット上で知り合った。彼からとある惨殺画像を受け取った京也は、その死体がクラスメイト南雲小百合のものだと気づき、結果、犯人から狙われることになる。小百合の葬式で彼女の妹・南雲御笠と出会った京也は、御笠に犯人捜しを手伝わせて欲しいと請われ、二人は事件を独自に調べ始める……。圧倒的な筆力で贈る新感覚サイコ・サスペンス! 第一回小学館ライトノベル大賞・大賞受賞作。

Reviews

  • サイコサスペンス

    ライトノベルと一口に言っても、ラブコメにSFにミステリーに伝奇にホラーにエログロにと、実に様々な作品があるものなので、これはジャンルというより媒体と言うべきなんだろうと思うことがあります。 この作品に関して言えば、サイコサスペンス乃至サイコスリラーと呼ばれるジャンルになるのでしょうが、出来に驚かされました。ライトノベルという枠組みをまた一つ広げた傑作だと思います。 優等生に見える主人公が抱えるとんでもないギャップ、行間から炸裂する猟奇、おとなしめな筆致と裏腹にテンションと筋運びは見事で、気付けば最後まで一気に読まされていました。あちこちにシリーズ化を思わせる伏線も見られますが、まずはそれらの脇筋は抑えて遊びを作らず書き切ったセンスも見事と思います。書き方が違えば、そのまま一般向けの傑作にもなったでしょう。 作者の次作が楽しみです。続編という形がいいかどうかは悩みどころと思いますが、ライトノベルという枠組みが枷になりそうな気もしなくはありません。何れにせよ作者にとって幸福な機会に恵まれることを願います。

  • 良作

    主人公は殺人や拷問を妄想するという異常な人間なので、非常にダーキーで救いようもない話なのかと思いきや、案外滑稽な姿を見せてくれたり、ヒロインの可愛らしさの描き方も面白く、平穏な日常と殺人事件とのギャップが上手く表現されていると思いました。 特にチャットを使った文章が個人的には圧巻されましたね。 始まり方から終わり方まで気を配っている感がよく、しかも読みやすい。 だからといって内容が陳腐なわけではなく、現代社会に対するメッセージのようなものは含まれていた、と僕は思うのですがが言いすぎでしょうか。 中高生向けの文庫でよくここまでやったなぁ、とも思う内容でした。

  • 無難か凡百か。

    著者の作品初購入。 何かの大賞を受賞したと触れ込みがあったので 大賞獲得する作品とは如何なるものか、興味をそそられ手を出しました。読みたい本がなかったことも追記しておきます。 主人公はとある猟奇的アングラサイトを運営している高校生。一年を通して長袖長ズボンという出で立ちだが なかなかどうして顔が2枚目だから周辺人物達からも許容され、表向きは凡骨な学生生活を送っている。 服装を差し引いてもお釣りがくる程のイケメンぷりだが、彼に彼女はおらず 友達と呼べる人間もいなかった。だが、とある猟奇殺人の犯人とコンタクトをとったことにより 彼の生活に変化が生まれ。 主人公はワケあって年中長袖長ズボンスタイルで過ごす男子高校生。表紙で女性の背後から狙っている彼です。 それから一秒後には襲われるであろう女性がヒロインです。主人公はイケメンの上に天然で、考えを発言すれば主人公の想像とは異なる効果を発揮する。 それに主人公自体が臭い物見知らずな為、あざとい。無自覚なのにあざとい。 主人公一人だけで主役とヒロイン兼任してる節もあります。 あらゆる意味でヒロイン泣かせです。 主要登場人物は片手に収まる位少ないので、複雑な人間関係を苦手とする方でも「あれ、これ誰だっけか」とページを遡ることはないでしょう。 乙一チックな設定を為していますが人称マジックはありません。 文章は中水準を維持しているので、読みにくさはない。その変わり心に響く情緒豊かな比喩表現や子細にまで着目した心理描写もない。 潜りやすいが底が浅いといったところですか。 キャラの中で一番虚構的なのは主人公かもしれない。ラノベの十八番とも称せる萌えやお色気要素は秋毫であり、かといってリョナ歓喜する描写がある訳でもありません。 ここで言えるのはヒロインのおっぱいが形の良いお碗であることだけ。 美少女とのラッキースケベをお求めならば別作品の購入を薦めます。 イラストも作風とは符合していますが、白眉と呼べるほどの画力を所持してはいません。 何事においても節度と線引きが必要不可欠。さすれば、恥じることはなし。 本作品はシリーズ化していますが、今巻だけでもお話はひとまとまりしている。 タイトルに「1」のナンバリングもつけてないのに続巻発行前提で続くオチを締めに使った詐欺紛いの悪書に出会ったばかりだったので この終わり方には安心しています。続巻購入の予定はありませんが、人気なのは結構なことです。 イケメンが好きな方又は萌え成分の無いラノベをご所望の方にオススメです。

  • なかなか

    最初はうーん?と思いましたがなかなか面白いです。ギャグパートも結構面白い。 ただ、ラストが唐突というか、「ええーそれで終わるの……」という感じでした。まあそこと細かいところを気にしなければ結構楽しめます。

  • ラブコメの薄皮一枚隔てたところでは猟奇。

    サイコサスペンスものに、学生ものの恋愛要素や、ライトノベル的な萌えが混ざってる作品です。 異常心理をもった連続殺人犯が出てきます。 そして、それを追う探偵役となる高校生の主人公も、なんと我々が安易に想像する、典型的異常殺人者ケースの経歴・過去を持つ人間。 日々「人を殺したい」という衝動をギリギリのところで踏みとどまって、アングラなネットサイトの管理人をやっている…… この事件パートはオーソドックスかつありふれたものです。謎解きとかトリック。あるいはネットの管理人だから、ネット上での攻防とか……そういうのを期待すると肩すかしになる可能性大です。 それよりも、事件と同時進行で、高校生の日常と、「高校生活、こうだといいな」あるいは「こうだったらよかったな」と思わせる夢の非日常。そこに主人公の猟奇的要素が折り重なってるところが面白かったです。 特にヒロインが猟奇的側面をもつ主人公にとって恋愛対象でもあり、「獲物」の対象にもなっているという点。 決して共感することを許してはいけない異常心理をもった怪物の日常、青春、悩みを描こうと試みている点が目新しく思えました。 ラブコメの薄皮一枚隔てたところでは猟奇。 そこで悶える主人公。見所はこういったところだと思います。 実際、連続殺人犯も殺しの衝動とそれを抑え込もうとする心で、せめぎ合うそうです。 最初の一人を殺しても罪悪感や自己嫌悪感情に苛まされる。 でもそういった抑制の気持ちは罪を重ねるごとにドンドン消えていくそうです…… 主人公の行く末が気になります。 そして書いたら収拾つかなくなるだろうから殆ど触れなかったのだろうけど、主人公の家族も気になります。

  • 期待しすぎた?(;--)

    大賞受賞作という事もあり買ってみた。しかし、 うーん………大賞? と、首を捻らざるをえない。 出だしは非常にダークなサスペンスを感じさせる。 殺人願望のある主人公と本物の殺人犯との、お互い顔も正体も解らない対決という、高度な頭脳戦や心理戦、電子戦を匂わせるような冒頭だった。 しかし蓋を空けてみれば、主人公とヒロインのゆるい漫才が延々続くだけ。 確かに漫才部分は面白いし、「ライト」ノベルとしてはそれで良いのかも知れないけど、思い切り肩透かしを食らった感じ。 ブラックコーヒーの缶を開けてみれば、中に苺ミルクが入っていたような……。 後半の、肝心の犯人との対決も、かなり御粗末なもの。 知的タイプの主人公のくせに小学生でも見え見えの罠にかかったり、 子供の頃からアングラサイトの管理人をやってるワリには電子戦を全く解ってなかったり、 最後のどんでん返しも取ってつけたような……。etc. 本格サスペンスを期待していたら、酷い目に合う。 殺意と恋愛の葛藤あたりは、それなりに書けてると思う。が、やはり「ライト」。 猟奇も狂気も軽い作り物の匂いがして、のめり込めない。 出だしとレビューが良かったから期待しすぎたか? それともライノベだからこれくらい軽くてポップなスタイルが正しいのだろうか。 期待しすぎず、軽いノリでサイコな世界を覗き見たいなら、それなりに楽しめると思う。

  • これはちょっと。

    ラノベでサイコミステリ?と思って買ってみましたが、 やはりハードカバーには勝てない気がします。 チャットシーンや殺人衝動の心理描写などは面白いのですが、 ちょっと展開的にこれは無いだろうというシーンがあったり、 せっかくパソコンや携帯という物があるのだから、 そういうのを活かした頭脳戦だったりすれば良かったかと。 あと、ガガガ文庫の最初の文庫だというのは分かりますが、 この本のページ数でこの値段はちょっと高い気がします。 電撃文庫だと400〜500円以内で買えそうな薄さです。

  • 主人公オモレ

    トラップに引っ掛かる主人公の挿絵が最高に面白いです 冷静沈着に見えてオッチョコチョイなんですね まぁ内容はラノベですね 妹の弁当の下りと恵ちゃんのキャラは好きでした

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