Shogakukan Light Novel Award - Gagaga Bunko Division
ピンポンラバー (ガガガ文庫 た 8-1)
ピンポンラバー is an award-recognized work by 谷山走太. It is presented here with publication data checked against book and library sources, and it follows characters and circumstances that leave a lingering question after the final page.
Work Information
ピンポンラバー is a work whose shape becomes clearer when its award history is read alongside its publication record.
ピンポンラバー is positioned at the intersection of 谷山走太's style and the recognition attached to the award. Where a book edition could be confirmed, ISBN data is recorded; where no independent book publication could be confirmed, magazine or venue identifiers have not been reused.
Review Summaries
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Readers respond to the way the work approaches its subject and to the prose that supports the story. It is also read as a work that asks for patience with quiet development and weighty themes.
Book Information
- Publisher
- 小学館
- Published
- 2018-06-19
- Pages
- 310 pages
- Language
- 日本語
- ISBN-13
- 9784094517347
- ISBN-10
- 4094517340
- Price
- 405 JPY
- Category
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
卓球エリートが集う学園で頂点を目指す! かつて天才卓球少年と呼ばれた飛鳥翔星は、怪我のため卓球界から姿を消した。それから数年後、私立卓越学園の入学式に彼の姿があった。 そこは日本全国から集まった卓球エリートたちがひしめく最高峰の学園。翔星がこの学園に進学した目的は小学生時代に唯一敗北を喫した名も知らぬ少女を見つけ出し、そして勝利することにあった。 だが、入学初日にして彼は本物のエリートによる厳しい洗礼を受けることになる。 一年生最強の女子・白鳳院瑠璃に、怪我をしていた膝の弱点を見抜かれ、あっけなく敗北してしまう。敗北しうなだれる翔星に、瑠璃は「あなた、私のパートナーになりなさい」と告げる。彼女の目的は、才能のある彼とダブルスを組み、これまで一度も勝てたことのない相手、姉の紅亜を負かすことにあった。そして、その紅亜こそが、翔星が捜し求めていた、あの日の少女だったのだ。 学園最強女子・紅亜という共通の敵を倒すため、翔星と瑠璃は共闘関係を結ぶことになるのだが……。 その身を焦がすほどに卓球を愛し、すべてを捧げた少年の燃えるような青春。第12回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。
Reviews
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いいですね
あまり卓球は詳しくないのですが面白かったです。 オチは正直序盤で分かるのですが、生き生きとしたキャラクターと王道なストーリーで胸が熱くなりました。
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スポーツ好きなら好きかも
面白いし、作者の熱意を感じた。 作者はたぶんスポーツ大好きなんだろなー
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わかりやすいスポ根もの
過去に出会った強敵とスポーツを通して繋がっていて、スポーツで盛り上がり、そして恋愛要素ありというのはスポーツ物の王道ですね。体操テーマでしたが、「空のキャンバス」とか名作でした。本作は卓球がテーマで、少し前にジャンプでも卓球をテーマにした漫画が短期連載されていました。時期ぴったりだったら面白かったのに残念です。 週刊誌の漫画によくあるスーパー部活もののジャンルでわりと王道です。スポーツ、青春、恋愛のトライアングル攻撃は基本です。 今回はラスボスに三年生と対決はするものの、一年生同士での勝負やダブルスを通して、パートナーと精神的に近くなるあたりを描いています。これが巻数を重ねると、三年生グループと一年生同士が対決したり、日本代表として、海外のオリュンポスの神の技になぞらえたギリシャ代表と戦ったりする展開がくるのでしょう。 欠点は面白かったものの王道展開であるために独自性に弱いところでしょうか。 それはそうと他のかたのレビューで気がつかされたのがタイトル。 卓球でラバーは当たり前なのになんでこのタイトルと思っていたのですが、なるほど、恋愛とか卓球好きとかの要素含んでのラバーなわけですね。
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卓球という珍しい題材を選んだのは良いが「借り物」に頼り過ぎ。新人作家というのは独自性で勝負してナンボでは?終盤の超展開も納得いかない
新人作家、というものに何を求めるかは人それぞれだと思うのだけど、個人的には「独創性」を求めたい。 この作家でなければという題材のチョイスやテーマの選択、キャラの造形、ストーリーの構築…… 小説を構成する材料は色々あるけど折角出版社が手間暇かけて世に送り出すのであれば 「これまでの作品・作家には無かった何か」を持った人を送り出して欲しい、というのが人情というものではないだろうか? 表紙を見てお分かり頂けると思うが、本作の題材は卓球。 スポーツもの自体がそれほどメジャーとは言えないライトノベルにおいてまずまず珍しい題材のチョイスと言える。 うん、この点においてはこの作家さんは独自性を発揮している、と言えるだろう。 なので読み始める前の期待値はググっと上がった。 が、読み始めて色々とビックリ。 物語は主人公の飛鳥翔星が未来の日本卓球界を担う卓球選手の育成機関として設けられた卓越学園に入学する所から始まる。 それは良いのだけどこの卓越学園 やたらと広い敷地に最先端の施設・設備が設けられ、常時ランキングバトルで学生のランキングが争われ、 優秀なランカーには中二っぽい「二つ名」がもれなく付いてくる……って、 こりゃあれだ、少し前にHJ文庫やGA文庫あたりでやたらと刊行された「異能力者育成学園」のテンプレートを そのまま卓球にスライドさせただけでは? お約束通りというか、翔星はのっけから横暴なパワーファイター系ランカーに挑まれて逆に力を見せ付ける所までやっているし。 こういうのが「好き」という人もいるから、この手の「異能力者育成学園物」が一大ブームになったんだろうけど、 今さら新人作家にこれをやられてもなあ、という気がする。 そもそも新人云々を別にしてもランキングバトル自体がこの作品中で行われないので設定自体がほぼ無意味。 何のために用意した舞台設定だったんだろう?単に中二な二つ名や技名(定番の「漢字に中二ルビ」)が使いたかっただけか? それはともかく主人公である翔星の人物造形が何ともはや 「基本の戦型が前陣速攻のプレーヤーで膝に爆弾を抱えている」って……これ二次創作? 終盤で恐るべきスピードが解放されてぶっちぎりの実力を発揮し始める所まで含めて まんま松本大洋の名作「ピンポン」の主人公・ペコそのままやん。 しかも序盤の対戦相手が「ピンポン」でペコのライバルの一人だった佐久間ばりに主人公の体力を削るねちっこい作戦を仕掛けたり (さすがにロブ攻めではなかったけど) 挙句の果てに名前が「風間」だったり……ここまで「借り物」頼みって新人作家がやるべき事なんだろうか? まだこれなら翔星の悪友的ポジションである「温泉卓球の達人(ただしまともな卓球のルールは知らない)」を 徹底的に掘り下げたり、ライバルに仕立て上げた方がオリジナリティが出たと思うのだが、 この悪友キャラ、前半を除くとあまりストーリーに絡んでこなくなってしまうのである……これもオリジナリティが弱いと感じた一因。 物語は入学してすぐに対決した中等部では無敵の存在だった白鴎院瑠璃に実力を見込まれた翔星が 新入生歓迎イベントでの上級生とのエキシビションマッチのパートナーを目指して一年生のトーナメントに出場し、 見事パートナーの座を射止めて、エキシビションマッチで瑠璃の姉であり学園最強のプレーヤーである紅亜に挑むまでが描かれている。 そのメインのストーリーと絡めて小学校時代に無敵モードだった翔星が自分がまったく叶わなかった女の子を探しに 卓越学園に入学したという事情が明かされたり、瑠璃がどうしても紅亜に挑まなければならない理由が明かされたりする。 後半は紅亜に対して「何が何でも勝たなくては」と自分を追い込み続ける瑠璃の解放がテーマになるのだけど、 このままいけば「強さを目指すが故に自分を追い込み続ける悲劇性とそこからの解放」としてテーマが成立する筈が 何故か最後の最後で取って付けた様な恋愛要素が入って来たので「へ?」となった。 楽しい筈の卓球を苦行の様にとらえて強さばかりを求める悲劇性がなんでいきなり恋愛劇に急転換するのかと ……結局、作者は何をテーマにしたかったんだ? スポーツに内在する悲劇性から恋愛ものへの唐突な方向転換なんてオリジナルだろう?と そんなアピールなのかもしれないが、こういうのは奇を衒っているだけで、オリジナリティとは言わない。 作品を構成する要素に「借り物」が多過ぎ、最後の最後でテーマがブレる。 こういう新人作家をガガガ文庫が何故世に送り出そうとしたのか、首を傾げざるをえない一冊。
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選手としての関係で締めるのが好印象
愛する人の『LOVER』はもちろん,ラケットに張る『RUBBER』も掛けたと思しきタイトル. ただ,ランキング制度が導入された,卓球エリートの育成学校という舞台については, ランク一位は海外を転戦中で姿を見せず,登場するランカもごくごく限られた人物のみ. 寮生活や学校での様子もほとんどなく,あまりその設定を活かした話運びは見られません. 一方,試合はコンマ一秒とされるラリーの応酬や,一点ごとの推移まではありませんが, 適当に端折りながらも要所は見せており,白熱した戦い…とはいささか違ってはいますが, 試合が中心の物語でもないため,多くも少なくもなく,ほどよい分量だったように思います. また,二つ名やスポ根展開も少年マンガのようで楽しく,いわゆる必殺技も理解の範囲内です. 何より,一戦限りのダブルスペアの行方が,孤独を背負い込んだヒロインの内を溶かしつつ, ヘタに色恋方面には逃げず,選手として,そしてこれからはみんなでと締めるのが好印象です. ただ,試合中のイラストがあった点は評価したいものの,そのデキについてはやや残念で, ラケットやテーブル周りなど,もう少し資料をよく見てしっかり描いてもらいたかったです.
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懐かしい感じのスポ根ラノベ
今時珍しい懐かしい感じのスポ根で面白かったです。女の子も強くてかわいくて我が強くて最高。
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卓球と青春の物語!
これは卓球で青春する少年少女の物語だ! 中学時代は姿を消していた元天才卓球少年が、小学生時代に唯一敗北した女の子を捜して、卓球エリート学園に入学する話。 基本的には熱血スポ根モノだが、登場人物はみんな卓球が好き、という以外は等身大の高校生が描かれている。 部活に熱中している描写も、教室でゲラゲラ友人と笑っている描写も、どちらも共感できる。読んでいて学生時代の青春を思い出せた。 主人公とヒロインの不器用コンビが織り成す物語は面白く、そして終盤の展開はとにかく熱い!けれど読後感は爽やかな気分になれる一冊。 卓球のわからない人でも黒子のバスケのような「必殺技」や「二つ名」などのハッタリの効いた試合描写は楽しめる。 もちろん経験者からすれば、そんなのありえないだろ!と突っ込みたくなるシーンは多々あったが、スリースターが割れた絶望感やおそらくあの選手のことであろうノーパンネタはクスリと笑ってしまうこと間違いなし。 スポーツモノなので好みは分かれるだろうが、ツボにハマればこれほど面白い作品はない。 部活動に明け暮れていた高校生の青春を思い出したい人には、ぜひおすすめしたい。
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