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白バラ四姉妹殺人事件

Mishima Yukio Award

白バラ四姉妹殺人事件

Maki Kashimada

Maki Kashimada's novel uses its unsettling title about four sisters to disturb boundaries among family, desire, and fiction. Conceptual force and narrative intensity stand side by side.

familysistersfiction

Work Information

白バラ四姉妹殺人事件 is a work whose contours are visible through its award history, with the author's concerns emerging through subject and voice.

Maki Kashimada's novel uses its unsettling title about four sisters to disturb boundaries among family, desire, and fiction. Conceptual force and narrative intensity stand side by side. Public pages were used to confirm the print-book identifiers, and ASIN, ISBN-10, and ISBN-13 were completed where available.

Review Summaries

  • Reader response tends to focus on the distinct subject matter and the feel of the prose. Some responses value the lingering effect of the story or argument, while the limited public trail calls for a cautious assessment.

Book Information

Publisher
新潮社
Published
2004-08-28
Pages
152 pages
Language
日本語
ISBN-13
9784104695010
ISBN-10
4104695017
Price
1760 JPY
Category
本/文学・評論

①ご近所で起きた殺人事件と、それを語る家族のはなしが、次第に 混乱し渾然一体となりながら進む。 固有名詞が一切使われないなかで、事件が一体誰に起きたことなのか、 誰が起こしたものなのかわからなくなりつつも、だからこそ引き込ま れるようにして一気読みした。デビッド・リンチの映画をみている かんじに近い。 ただ、ちょっとラストが弱いかなー。 ②ミステリじゃありませんよ。念のため。純文学です。バリバリの純文学です。大変読みにくいですよ。どれが誰の台詞をしゃべっているか、大変にわかりづらい。もちろん、それは意図されているんです。全部いっしょくたにされている。 自我の揺らぎというか、全然関係ない事件に自分たちを重ね合わせている。まるで、すべての物事が決まりきっているかのように淡々と行動する登場人物。彼らの頭上には神がいるのだろう。どこか神性さえも感じられる世界観と彼らの行動。誰が何を殺して、誰が何に殺されたのだろうか? そんなことすらもすべて重ね、静謐な空気に閉じ込め、入り口を完璧に閉じてしまった。 何言ってるかわからない? 僕だってわかりませんよ、こんな話。

Reviews

  • やー大好き。

    鹿島田さん大好きなんですが、うっかり読み落としていたので、やっと読了。 ゾワゾワして、気持ち悪くて、大好きだー、と思いました。 分かりやすいエンタメ系作品だけでは救いあげられない、生きるってことがここに描かれているような…? 自分の知性ではどこまで理解出来ているんだか、よく分かりませんが、とにかく満足感のある読書でした。

  • 白バラねぇ

    タイトルや装画に惹かれて手に取った方も、多いのでは? 装画はルネ・マグリットの「恋人たち」だとか。ナゼこの絵を表紙に持ってきたのかも不明。 【白バラ~】と、言うわりに物語との大した関連性もなく、人物の名前が出てくるのはP・131以降(私が気づいたのが、ただそのページだっただけかもしれないけど、それくらい普通名詞ばかりだった)。サリーにアリー。かと思って読んでいくと、「私たちはより似ている名前で呼び合ったわ。アリア、リリア、ユリア、ダリア」と、なんだかよく分からない展開に、なってくる。 物語の初めの方は、読者を引き寄せる魅力を感じるが、後半はボロボロで後味の良い終わりではない。

  • こういうところに天才がいるのだろうか

    ミステリじゃありませんよ。念のため。純文学です。バリバリの純文学です。大変読みにくいですよ。どれが誰の台詞をしゃべっているか、大変にわかりづらい。もちろん、それは意図されているんです。全部いっしょくたにされている。 自我の揺らぎというか、全然関係ない事件に自分たちを重ね合わせている。まるで、すべての物事が決まりきっているかのように淡々と行動する登場人物。彼らの頭上には神がいるのだろう。どこか神性さえも感じられる世界観と彼らの行動。誰が何を殺して、誰が何に殺されたのだろうか? そんなことすらもすべて重ね、静謐な空気に閉じ込め、入り口を完璧に閉じてしまった。 何言ってるかわからない? 僕だってわかりませんよ、こんな話。

  • 夜みる夢のような

    ご近所で起きた殺人事件と、それを語る家族のはなしが、次第に 混乱し渾然一体となりながら進む。 固有名詞が一切使われないなかで、事件が一体誰に起きたことなのか、 誰が起こしたものなのかわからなくなりつつも、だからこそ引き込ま れるようにして一気読みした。デビッド・リンチの映画をみている かんじに近い。 ただ、ちょっとラストが弱いかなー。

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