告白
A long novel inspired by the Kawachi ten-person murder case sung in Kawachi ondo. Through the life of Kido Kumataro, its voluble and comic narration gives overwhelming density to humiliation and loneliness that cannot be properly spoken.
Work Information
The more Kumataro speaks, the more deeply his solitude is exposed.
One of Ko Machida's major long novels. Rather than focusing only on the sensational crime, it depicts the protagonist's inability to connect with the world in a style where comedy and misery mingle.
Review Summaries
-
Many readers are drawn in by the dense narration and the protagonist's painful awkwardness. Some are overwhelmed by the weight and length, but many value the intensity that remains after reading.
Book Information
- Publisher
- 中央公論新社
- Published
- 2005-03-25
- Pages
- 676 pages
- Language
- 日本語
- ISBN-13
- 9784120036217
- ISBN-10
- 4120036219
- Price
- 3154 JPY
- Category
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
人はなぜ人を殺すのか――河内音頭のスタンダードナンバーで実際に起きた大量殺人事件<河内十人斬り>をモチーフに、永遠のテーマに迫る渾身の長編小説。殺人者の声なき声を聴け!
Reviews
-
町田さん
ありがとう
-
河内十人斬り
町田康さん 一気に読了しました。 昔仕事で担当していた河内・奈良懐かしい地名が出てきてそんな事があったのかと惹き込まれました。独特の文体・町田さんファンが沢山いらっしゃるのも納得の本でした。太平記 ラブ&ピースもこの地を舞台にした物語なのかなと楽しみにしてます。 告白…心と言葉。考えさせられました
-
わっぴゃぴゃん
すごすぎて気い狂てしぬ!
-
ダメさ加減に蝕まれました。途中放棄です。
熊太郎のダメさ加減がいたたまれなくなって4割ほど読み進んで挫折しました。 読んでいると何とも言えないモヤモヤとじれったさと叫びたくなるようなイライラで締め付けられているような気持ち悪さが込み上げてくるのです。 途中でもう、ここでおしまいにしようと思いました。 万一、いつか気が変わって 気になったら、改めてレビューを書き直します。
-
音楽か落語のよう
小気味の良い語彙とテンポでまるで童謡、あるいは落語のように進展していく。自意識が高すぎる主人公の選択は残念なものばかりだが、そうした人物がどうして真っ暗闇に落ちていくのかを説明する心理描写の中に、読みてのうちにも存在する類似性を見いだし共感してしまう面もある。著者の冷静な意図と勢いに任せるエネルギーとが良い配分で統合されている作品の一つ。
-
これぞエンターテイメント
大作楽しませていただいた。本作は河内音頭「河内十人斬り」を題材としている。そもそも河内音頭に河内十人斬りという定番があり、実際に起きた殺人事件をモチーフものであることを初めて知った。 ネタバレにならぬよう読む前にgoogleやウィキペディアなどで実際の事件について調べない方が良いかもしれない。主人公熊太郎は一体誰を殺すのか?なんで殺すのか?本作品は800頁以上の大作だが興味津々で読み進めるとアッと言う間に読み切ってしまう。 読後に、ああ本当に良い芝居を観たという感じになる。そして主人公熊太郎が数日間頭に残る。これぞエンターテイメント。さすが町田康!!!
-
寝転んで読むには重い
難解な語句や読み仮名を忘れてしまう地名などは時折ありますが、読みやすくユーモアのある文章で、 三人称や一人称が頻繁に切り替わって読者を厭きさせない工夫もあり、非常に読みやすい文体でした。 河内弁に関しても自分には関西弁すら馴染みがないのでどうかなと思っていましたが、わりと抵抗なく読めました。 物語としては序盤に動きが少なくどうにも退屈で、まだ後何百ページもある、と しょっちゅうページ数を確認してしまい、読み終えることができるか不安でした。 テーマにある思弁的という主人公の心理描写に入ると、同じような思考の繰り返しなので またかと思って読むのが億劫に感じることが終盤まで多々ありました。 引き込まれ始めたのは中盤あたりのおっさんとの盆踊りからで、 のりのりで踊るふざけた光景がありありと目に浮かび、思わず噴き出してしまいました。 好きな娘のことを考えて枕に顔を埋めて足をバタバタするシーンなど、おかしな描写に度々笑ってしまいます。 物語が動き始めるととてもおもしろいです。 ですがいつか読み返したいかというとそれほどでもなく、自分的には一回で満足でした。
-
発達障害の自分と熊太郎
なぜだか、ASDの自分と熊太郎が重なりました。