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黄色い家 (単行本)

Yomiuri Literary Award

黄色い家 (単行本)

Mieko Kawakami

The communal life of girls gathered together in a summer when the protagonist was seventeen begins to unravel after one woman's death. A crime suspense novel that follows people trying to survive at the edge of poverty and violence.

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Work Information

The time shared by the girls in the yellow house eventually turns into an irreversible reality.

This long novel follows the unraveling of the girls who gathered in a house after a single event. With Mieko Kawakami's piercing gaze, it explores the fragility and urgency of bonds that are neither family nor romance.

Review Summaries

  • It is praised as a novel that keeps readers turning the pages while still carrying the weight of social imbalance and violence pushing the characters' choices off course.

Book Information

Publisher
中央公論新社
Published
2023-02-20
Pages
608 pages
Language
日本語
Size
2.5 x 13.1 x 19.1 cm
ISBN-13
9784120056284
ISBN-10
4120056287
Price
2026 JPY
Category
本/文学・評論/文芸作品

十七歳の夏、親もとを出て「黄色い家」に集った少女たちは、生きていくためにカード犯罪の出し子というシノギに手を染める。危ういバランスで成り立っていた共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解し……。人はなぜ罪を犯すのか。世界が注目する作家が初めて挑む、圧巻のクライム・サスペンス。

川上未映子 大阪府生まれ。2008年『乳と卵』で芥川龍之介賞、09年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で中原中也賞、10年『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞および紫式部文学賞、13年、詩集『水瓶』で高見順賞、同年『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、16年『あこがれ』で渡辺淳一文学賞、19年『夏物語』で毎日出版文化賞を受賞。他の著書に『春のこわいもの』など。『夏物語』は40カ国以上で刊行が進み、『ヘヴン』の英訳は22年ブッカー国際賞の最終候補に選出された。23年2月、『すべて真夜中の恋人たち』が「全米批評家協会賞」最終候補にノミネート。

Reviews

  • 読み易い

    友人に勧められ購入。 途何度も涙が出ました。 出自は選べないからこそ、自分の人生を全うしようと思いました。

  • お金は、大切。限りある資源。

    とても思慮深い子が、お金のために悪事を働いてしまう・・・。生きていくためには、お金は大切。お金が無いと、何も出来ない。 頑張り屋の、働き者の主人公が愛しい。何にでも、一生懸命。 私も、今インプラントの治療(自費)で、支出が、とても多いのが悩みの種。でも、悪事は働かない。他を一生懸命倹約して、やって行く。私も、お金を大切にする。

  • とても好きです

    とても楽しくドキドキしながら読みました!

  • 重い

    内容はとてもいいです、本は重くて携帯するのは不便です。

  • 一日で読める

    ごく普通に面白かった

  • 圧倒的な筆致で描かれる少女たちの物語

    川上未映子さんの「黄色い家」は、少女たちの過酷な運命を圧倒的な筆致で描き出す作品です。社会の底辺で生きる彼女たちの姿は、読む者の心を強く揺さぶります。登場人物たちの心理描写が非常に丁寧で、彼女たちの痛みや葛藤が痛いほど伝わってきます。しかし、物語の展開がやや重く、読むのが辛くなる場面も。また、一部の登場人物の行動に共感しにくいと感じる読者もいるかもしれません。

  • 題材は過激でも、誰しもの隣にある話

    誰しも、自分のどうしようもなさや孤独に対して救いを求めたくなる瞬間があると思う。自分の中にあるものを特別視ししてくれて、そこに居場所を作ることが出来たのなら、ずっとそこに留まりたいと思うのは普通のことだろう。 闇バイトが題材になっているけれど、本質的には人間の孤独を表現した作品なんだろうと感じた。作中では闇バイトが友情の深まりを助長し、最終的にはそこに絡む金が関係を破綻させた。 クライマックスでは黄美子さんとの決別によりこれまでの関係を清算して、花はまた新しい人生を歩いていける…かのように描かれているけど本当はそうじゃない。花はこれからもアルバイターとして生きて行かねばならず、そして偶像のように敬愛して慕ってきた黄美子さんとはもう一緒にいられない。新しい人生を生きていくにもよすがのようなものはもう無い。何かまた新しいそういったものを探して生きていくしかない。そういった種類のまっさら感が読後に広がった。優しくはない終わり方だ。 それぞれのキャラクターが生き辛さを抱えているのだけど個人的に刺さるのは桃子。金銭的にはかなり恵まれているのだけど、家族関係の悪さと容姿コンプレックスがごちゃ混ぜになった中、自分自身でその生き辛さを育ててしまった感のある桃子。花や蘭、映水は何とか現実に折り合いをつけて生きていくのだけど桃子にはそれが出来ない。現実に向き合う努力をしなければ誰しもが桃子になる、そんなメッセージを勝手に想像した。

  • 予想通りの商品がすぐに届きました。

    予想通りの商品がすぐに届きました。

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