ハイブリッド・チャイルド (ハヤカワ文庫 JA オ 1-5)
Hybrid Child is Mariko Ohara's science fiction novel about artificial life, maternity, and bodily transformation. It unsettles the boundary between human and nonhuman, depicting affection, possession, and reproduction through vivid images.
Work Information
A science fiction novel that reexamines the human body and forms of love through a relationship with artificial life.
The novel develops post-cyberpunk sensibilities and bioethical questions in a distinct Japanese SF context. Through a relationship with an artificial being, it disturbs the boundaries of family, sex, and the body.
Review Summaries
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The bold bodily imagery and feminist concerns leave a strong impression, and many readers value the intensity of its imagination and strangeness more than easy readability.
Book Information
- Publisher
- 早川書房
- Published
- 1993-09-01
- Pages
- 502 pages
- Language
- 日本語
- ISBN-13
- 9784150303938
- ISBN-10
- 4150303932
- Price
- 421 JPY
- Category
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
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Reviews
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やっぱり好き
初めて読んだ大原まり子作品。当然のように本棚には書籍がありますが、セールというこどあり、電子書籍でも購入。 10年ぶりくらいに、読み上げ機能を使って読みましたが、やっぱりこの世界観が大好きです
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正直言ってストーリーは理解しにくい…
正直言ってストーリーは理解しにくい… しかしながら、読了したのはキャラクターに深みがあったからだろう! 非現実的な世界観でありながら、現実的な人生のはかなさ、しんどさみたいなものを感じてしまうのはなぜだろう?
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心に焼き付く傑作。
きんどうで紹介されていたので、なんとなく買ってみて、なんとなく読み始めたのだけど、 詩情と血なまぐささが違和感なく同居する不思議な世界観に引かれて、 ほとんど一気に読んでしまった。細かな設定などは描かれず、 余白の多いというか、デッサン画のような作風が想像力を刺激する。 表題作「ハイブリッド・チャイルド」がいきなり斬新。 これ1984年作だっていうのが驚き。電子書籍端末が出てくるんですが。 続く「告別のあいさつ」は、ちょっとおとぎ話っぽい、ファンタジー寄りの作品。 雪と氷に閉ざされた美しく怜悧な物語は、終盤で一気に飛翔する。 個人的にはこの短編が一番好みだった。 長編「アクアプラネット」は、とにかく器の大きなSF。 生と死、善と悪、愛、宗教、狂気、混沌、戦争、すべてを 呑み込みながらどこまでも広がり続ける世界に圧倒される。 擬音語を多用する文体と、とっちらかってわかりづらい構成は もう少し洗練が欲しいものの、それを補って余りある「力」を感じる。 ここからはちょっとネタバレ。 「アクアプラネット」のクライマックスなんだけれど、 これがエヴァ旧劇場版のサードインパクトにそっくりで驚いた。 人造のアダムとイブが触れ合うと、禁断のプログラムが発動し、 すべての生けるものを呑み込んで、星ごと一つになる。 恐怖に逃げ惑い、そして「補完」されていく人々の描写とか、 ここを読んでいる時は、人類補完のシーンが脳内再生されてた。 これが元ネタってことはあり得るのかね? どうだろう?
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ハイブリッド
一度読んで、永くほったらかしていたのでが、再読して良かった。何度も読み返すことになりそうだ。
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わかりにくい
小説だから、作家の世界なのはもちろんですが、この世界は自分にはわかりにくかった。どちらかといえば、具体的な表現が好きな自分にとっては、状況の描写があまりに少ないこの小説は、どういう状況なのか映像が浮かばず、疲れました。
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マイ・ベスト・ジャパン・SF!
じつは物語はシンプルな恋愛物語(こう書いても曖昧すぎるのでネタバレになるとは思えませんが)死によっても妨げられることのない愛を獲得するラブストーリーかもしれません。 そう見れば物語の大道にのっとった古代からあり、未来にもありつづけるタイプの物語と見ることもできます。 出色なのは言葉遣いです。 言葉選びによって描出される世界の病んだ壮麗さ、鮮烈なのに崩れそうで、生命力に満ちているのに死の影がつきまとい、知性の極致のような洞察とともに狂気がきざしている、知性のたどりついた果ては狂気なんだろうか?と思わせるような、美しいのに不安定で、沸騰しそうな美意識が充満しているのに落ち着きがない、なのにその神経と意識をつねに刺激し続ける世界はまるで全文が詩でできたシュールレアリスムの絵画のようです。 筆者はたくさんのSFを読んできました。 好んできたのはスター・ウォーズと同じように、究極の科学の果てにその文明が滅亡したあと、のんびりとした生存は保証されているけれども進歩と発展はなく、生命の持続に目的を置き換えなおしたような、ハイテクの江戸時代のような、シルヴァーバーグ「ヴァレンタイン卿の城」の惑星マジプール、ラリー・ニーヴンの「リングワールド」、アン・マキャフリイ「竜の騎士」の惑星パーンのようなロハスな世界でしたが、この大原まり子の世界は、 「美しいのは壊れかけだから?」(DEEN 「君さえいれば」) あるいは 「美しい時間は短い」(村上龍 「半島を出よ」) または 「時間よ止まれ、お前は美しい」(ゲーテ 「ファウスト」)でしょうか? 時限的だからこそ、その美が爆発する世界像を作り上げたのかと、一世代が経過した今も、この「ハイブリッド・チャイルド」に限らず、彼女の作品を愛好しつづけています。 なおこの本を読んだのは1990年7月、今から32年前でした。 その時私は15歳でした。これは私にとって 15歳 抱かれて花粉 撒き散らす(寺山修司) そうした青春の一書となっています。 この書が次の、次の、その次の世代にも、そうした幻惑と病理を垣間見させる本となりますように。 とがった知性がときとして狂ったり病んだりする、そうした背伸びが知性の萌芽・発現期の青少年に、おすすめです!
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表紙が加藤後藤じゃない!残念。
これって「金のミルクと白色い時計」に入っていた短編のリメイクでしたよね。懐かしい。 大原まり子らしさの絶頂という気はするけど今思い返すとやり過ぎかな。
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なんなんだこれは?
はっきり言って、訳がわからない。作者の自己満足で終わった小説。それを読者に押し付けて、わからない人はわからなくていいと宣言してる感じ。 作者は自分は壮大なドラマを描いているつもりだろうが、表現が稚拙で広がりも深みもない。 しかも、それは読む方の責任といわんばかりのストーリー展開だ こんなものに金出した自分が腹立たしい。
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