帰郷戦線―爆走― (元海兵隊員ピーター・アッシュ・シリーズ)
Former Marine Peter Ash finds cash and explosives beneath a dead comrade’s house and is pulled into conspiracy and violence.
Work Information
A man without a place to return is caught in a volatile conspiracy.
Originally The Drifter, the Japanese edition was published as the first Peter Ash novel in Hayakawa Bunko NV.
Review Summaries
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The protagonist’s mix of vulnerability and drive is a major appeal.
Book Information
- Publisher
- 早川書房
- Published
- 2018-09-05
- Pages
- 528 pages
- Language
- 日本語
- Size
- 10.6 x 2 x 15.7 cm
- ISBN-13
- 9784150414405
- ISBN-10
- 4150414408
- Price
- 1298 JPY
- Category
- 本/文学・評論/文芸作品
【国際スリラー作家協会賞&バリー賞 新人賞2冠に輝く新シリーズ開幕! 】 自殺した元部下の家から40万ドルもの大金とプラスチック爆薬が見つかった。未亡人を助けようとやってきた、自身も深刻なPTSDを抱える元海兵隊員のピーター・アッシュは、事の真相を探りはじめる。やがて家のまわりに怪しい人物が現われるようになり、ピーターは否応なしに事件の渦中へ……戦争で帰る場所を失った男たちを描くハード・サスペンス!
ワシントン大学、ミシガン大学卒。デビュー作である本作(2016年)で、国際スリラー作家協会賞とバリー賞の最優秀新人賞を受賞し、その後も同じくピーター・アッシュを主人公にしたシリーズを2作発表。妻子とともにミルウォーキーに住み、執筆のかたわら、現在も大工や建築検査官として働いている。
Reviews
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アクション小説ではない(原題:Drifter)
度重なる戦争で心に傷を負った主人公ピーターアッシュ。 戦争の後遺症で自ら命を絶った部下のために、その妻の自宅の修繕を請け負った時に大金とあるものを見つける。 大金の出所を調査するうちに危険な罠にはまっていくが、という話。 あらすじや表紙からは激しいアクション小説を想像するかもしれないが、どちらというとドラマです。 トラウマを抱えた帰還兵の社会問題とヒューマンドラマを併せた作品になっています。 キャラクター自体も立っているのですが、ちょっと予定調和的なところもあるので、星3つにしました。 このシリーズもちゃんと続編が刊行されるといいのですが。 ハヤカワ書房の作品には、トム・ウッド、スコット・マキューエン、ダン・シモンズ、ジャック・コグリン、ベン・サンダース等、続編がほったらかしのシリーズが山ほどあるので、非常に残念ですので。
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そのまま映画の台本になるほどの
緻密なストーリーとスピード感で一気に読んでしまいました。
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ハリウッドB級アクション映画?
『帰郷戦線-爆走』 なんてセンスの無い邦題なのだろう。 出版社も、もう少しマーケティングを考えた方が良くない? 主人公はアフガニスタンとイラクへと2度も派兵されたことのある元海兵隊中尉である。 自分の中の正義に忠実で義侠心にあふれるという、ハリウッドが好みそうなタフガイだ。 退役後にPTSDによる重篤な閉所恐怖症(特に建物の中)を発症してしまったという設定。 敵も味方も心に傷を負った元兵士だらけで、米国での帰還兵の問題がいかに深刻であるかをうかがい知れる。 犯人側の描写がプロローグとなっており、ところどころにその犯人側目線で描かれている章が挟まれるところなど、本が売れれば映画化されるのを期待したような造りになっている。 主人公に味方することになる悪党も漢気があって恰好良い。 サクサク読めてそれなりに面白かった。 B級アクション映画っぽい分、ミステリー仕立ての割にはあまり凝った話になっていないのと、危機一髪の部分が「どうせ助かるんだろ?」とハラハラしないのが残念だ。 猛犬ピットブルの雑種が活躍するので、犬好きとして★一つおまけして ★★★★
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なんだよこの邦題は(賞賛)
まずは邦題に注目して欲しい。 『帰郷戦線ー爆走ー』 うん、何のこっちゃさっぱりわからない。 あれか? 盆とかGW前の渋滞に巻き込まれたサンデードライバーが、キレて爆走する(もちろん警察とカーチェイスしながら)話か? それともなんだ? マッスルカーっぽい車と金と銃が表紙にあしらわれてるところを見ると、都会で銀行強盗をやらかしたアメリカン野郎が、生まれ故郷に向かって(やっぱり警察とカーチェイスしながら)爆走でもするのか? いや、誰だよこんなイカれた邦題ひり出した野郎は。 畜生、最高じゃねえか。 次に、原題。 『THE DRIFTER』 違う。 全然違う。 邦題と全然違う。 高校の英語の評点が2だった(10段評価か5段評価かは伏せる)俺にだって分かる。 どこにも帰郷とか爆走とか戦線とか書いてない。 多分さまよう者とかなんかそんな感じの意味だ、これ。 いやホント誰だよ、こんなイカれた邦(以下略) …本作、あまりにもアレな邦題だったもので、思わず衝動買いした次第なのですが、タイトルや表紙のビジュアルに反して、非常に重いテーマを扱ったヒューマンドラマと言った内容です(ドンパチもありますが)。 ネジの外れたアメリカン野郎達が、ハイウェイ上でドンパチやらかすパートが八割を超える話を期待して読み始めたので、最初のうちは当惑しましたが、主人公のアッシュ元海兵隊中尉や、彼を取り巻く脇役達、不気味な敵役等のキャラクター造形が非常に良く出来ており、気が付いたら一気読みしてしまっておりました。 帰還兵問題という重いテーマを扱いながらも、時にユーモアを交えながらテンポ良く読ませてくれる傑作です。 次回作にも期待しています。 と言うか、ちゃんとシリーズ全部刊行してくれ早川書房…
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ランボーのソフト版
結構男臭い面白いないようです。ただし、濡れ場がない。あれば星5にしたのに。 ハラドキ好きにはお勧めです。
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アクションだけではない
もちろん、犯罪サスペンスとしてもなかなか秀逸。 謎めいた発端からあれよあれよと大規模な××へと発展していくあたりは読ませる。 ただし、そこまでは映画などでもよくあるネタ。 主人公の設定、周囲の状況など、アメリカ社会で問題となっている「帰還兵」についての言及は読み逃してはいけない。 日本でも、そう遠からずこの問題を避けられなくなるかもしれないから。
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