Japan Adventure Fiction Association Grand Award
夢は荒れ地を
An adventure novel set against Cambodia, where political scars and personal dreams collide on harsh ground.
Work Information
An adventure novel set against Cambodia, where political scars and personal dreams collide on harsh ground.
An adventure novel set against Cambodia, where political scars and personal dreams collide on harsh ground.
Book Information
- Publisher
- 文藝春秋
- Published
- 2003-06-15
- Pages
- 623 pages
- Language
- 日本語
- ISBN-13
- 9784163219103
- ISBN-10
- 4163219102
- Price
- 531 JPY
- Category
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
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Reviews
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買って損は無い
文庫だが読みやすい
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禁煙中に読むべからず
まず登場人物たちが煙草を口に咥え様とするとその描写が全部克明に記される。 句読点があっても改行せずびっしり分厚い本になったのはそのせいである。 禁煙中に読むととてもつらい。 それはさておき、自分は映画キリングフィールドでクメールルージュの理屈なき恐ろしさを知ったのでこの小説に興味を持ったのだがこれはどちらかというとクメールルージュ側に立った視点も多くクメールルージュが未だに生息してる地域の方がむしろ悪として描かれてる国家側からの隠れ蓑、オアシスともとれるスタンスで捉えられている。 登場人物たちは皆一本筋の通った好漢達なのだが読み始めはそれぞれにやたら話が飛ぶので少々混乱した。 それがエンディングに向けて皆、会して行く訳だが。 男臭い中に唯一ヒロインと呼べるのはノアちゃんという少女。 多分美形の筈なのだがそれについては明確な描写が無く、でも物語上は絶対美少女だったのだろうな、とこちらが推測せざるを得ない。 彼女を含め多くの登場人物たちがもうちょい気を利かせたらそんな事にはならずに済んだのに。 という顛末はちょっと強引さを感じた。 でも地名、人名、覚え辛い固有名詞が続々出てくるのだがそれは特に気にせず本の分厚さにギブアップする事なく読めた。 映画化にしたら 「相棒!いっちょぶちかまそうぜ!」 みたいなノリのやっすいB級アクションになってしまいそうな妄想を抱きながら、以上!
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スカッとした読後感はない。でも、必読の★5つ
今年、亡くなった船戸与一さんの日本冒険小説大賞受賞作。船戸与一さんは最も好きな作家のひとりで、読み始めたら止まらない作品がほとんど。ただし、舞台となる国々の紛争、貧困、汚職を作品の背景となっているものが多く、娯楽小説と簡単に片付けることはできない。 本作の舞台は、2001年のカンボジア。数百万人の大虐殺を行ったとされるポル・ポトが死んでから、数年しか経ってなく、カンボジアは腐敗、汚職が渦巻き、人々は極度の貧困に苦しむ。そして、子供の人身売買組織が強大な力を手にしている。 主人公は、そのような絶望的な状況下で子供の識字率を高めようとカンボジアでの教育整備を夢見る元自衛官。そして、彼を支えるクメール・ルージュの元ゲリラ、カンボジアで小学校を主宰する日本人。東南アジアを経験した人なら、この元自衛官の夢が非常に困難であることが想像できるだろう。本作の展開も非常に重い。 本作は文庫本で800ページを超えるが、やはり、止められない面白さ。また、プノンペン、シェムリアップの街の様子、カンボジアの人身売買システムの残酷さ、ルビー採掘現場の秘密、シェムリアップの刑務所の凄さの描写がリアル。要は、超一級のエンターテイメント。 カンボジアを含め、東南アジアに関心を持つ人にはお勧めの★5つ。ただし、スカッとした読後感は味わえないので、ある程度は覚悟して読んだ方が良い。
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カンボジア本の最高傑作
カンボジアについて深く知りたいなら必読の傑作。しばらく余韻が抜けない。
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義憤に燃える日本人
強きを挫き弱きを助く、勧善懲悪を実行した侍のような日本人の駆け足の 生命に魂を揺さぶられた読者は多いはずでしょう。 しかし、私はこういった正義の味方がどうにも苦手なんですねえ。 清廉潔白、純真無垢な人達は嫌いではないのですが、魅力を感じない。 どちらかといえば「山猫の夏」の「弓削一徳」のほうが影があって放埓奔放で好きなんです。 憧れとも言うのでしょうか、とにかく人間性に魅力を感じることができるんですねえ。 残念ながら、山猫の夏につづいて読んだ本書は、少々物足りなかった。 順番を間違えたのかな?
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船戸与一作品としてトップレベルの質
カンボジアを舞台にしたミステリーだが、そこから日本の問題もえぐり出している。
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ありそうな話!
フィクションでしょうが、カンボジアの内情を知っていれば、すべて納得がいく内容でち密に調べ上げてできた作品だと思う。本の厚みが全く気にならないくらい面白かった!
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カンボジア プノンペン シュムリアップ
故 船戸与一氏の最高傑作!