荒地の恋
A novel about poet Kitamura Taro’s love for the wife of his friend Tamura Ryuichi, tracing love, loneliness, and the human relationships around the postwar poetry magazine Arechi.
Work Information
A love for a friend’s wife exposes the loneliness and heat of postwar poets.
Shoichi Nejime’s novel draws on real postwar poets to portray people wavering between poetry and daily life, friendship and love.
Review Summaries
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Readers value the controlled narration and the way the novel makes dense real-life poetic circles compelling as fiction.
Book Information
- Publisher
- 文藝春秋
- Published
- 2007-09-26
- Pages
- 312 pages
- Language
- 日本語
- ISBN-13
- 9784163263502
- ISBN-10
- 4163263500
- Price
- 1980 JPY
- Category
- 本/文学・評論/文芸作品/日本文学
五十三歳の男が親友の妻と恋に落ちた時、彼らの地獄は始まった。北村太郎、田村隆一、鮎川信夫。宿命で結ばれた詩人達を描く長編小説。
Reviews
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赤電話、懐かしい😂
primeビデオで配信中のを見て、是非原作も味わいたいと購入しました。もともと、松重豊さんが目当でしたが…⤴️ 昭和の匂いが懐かしい😂
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なるほどと、
田村隆一と、北村太郎。 史実に基づいた話をうまく ねじめさんが 小説にしています。 愛の流刑地、小林秀雄、谷崎潤一郎の話が 見え隠れする様な筋書きですが、最期迄読めました。
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田村隆一、北村太郎、加島祥三、鮎川信夫、歴々たる人々の実名小説。最所フミと鮎川の関係の凄さも印象に残った。
田村隆一、北村太郎、加島祥三、鮎川信夫、歴々たる人々の実名小説。 驚かされるのは、詩に魅入られてしまった人の悲しさ、芸術が持つ恐ろしさ、言葉に魅了された人の欲深さ。 とんでもない人々だ。 常人にはまったく理解できない。 類は友を呼ぶのか。 {荒地}に集った面々は、段々とお互いを侵食しあったのだろうか。 田村隆一、田村明子と北村太郎の関係もすごいとは思ったが、かっこよいとは言い難いグダグダで気分的には許せない。 むしろ、二十数年を黙りとおした鮎川信夫と最所フミの関係の凄さ、が印象にのこった。 それにしても、阿子は本当に存在した人物なのであれば、普通に暮らしている人が一番怖いとも思った。 このような関係を実名小説に仕上げたねじめ正一氏の意図はどこにあるんだろうか。
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この時代の人の賢さと純粋さを知りました
Amazonprimeビデオで、まずドラマを観て、とても面白かったので、本も購入しました 本、素晴らしかった
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良い本でした!
本の内容は勿論、美本でした。
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荒地の恋
読書会の課題でねじめさんの小説を初めて読んだ 面白かった。ため息が出るほど 奔放な生き方に こういう人種もいるのだと 考えさせられた
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大満足です
本日到着しました。状態も大変良く、大満足です。
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思ったよりも重い話
◇本書は、詩誌「荒地」に寄った詩人、北村太郎の晩年の激しい恋を、周辺の人の丹念な取材をもとに ねじめ正一が書き上げた一作。北村太郎はすでに亡くなっているけれどもなぜか近年になってファンや 話題にする人が増えていて、雑誌「北冬」などでも特集があったりしている。 ◇「荒地」の詩人はそれなりに本書に登場していて、途中で亡くなる鮎川信夫などはとってもかっこよく 書かれていて、人生にこういう盟友のような人が一人でもいれば、荒波にあっても助けられることが 多いだろうなあという気がする。かえって田村隆一は若い時から人に注目されてきた人間特有の ちょっとした「小狡さ」を多少の愛情をまぶして描かれていて、誰でもそうだが、詩や作品の史的価値は ともかくまわりにいる人は大変だったのだろうなあ。 ◇興味ある戦後詩人たちがばんばん出てくるかというとそういうところはなくて、吉本隆明なんかは 「よ」の字も出てこない。曽我部くんですら歌にしてるというのに。小田久郎の戦後詩史本のような ところはほとんどなくて、50を超えた詩人の生活の困難さとまわりの人の優しさのようなものが 中心の本。ただ、はたしていったい誰が幸福だったのかという漠然とした疑問が残るラストは重く、 誰が読んでいるのかもうよくわからなくなった「戦後詩」の命運とはまた別に、それぞれ末期を むかえてゆく詩人たちの人生の収支決算にちょっとせつない思いを抱かずにはいられなかった。 小説の文体は特異なものではないのでそれは期待しちゃだめです。 女帰らず男等戻る秋故郷 安井浩司 句集『句篇』より