つまをめとらば
Set in Edo samurai society, this story collection reveals men’s weakness and lingering attachments through women.
Work Information
Women gone or dead still unsettle the men who remember them.
つまをめとらば is a work by 青山文平. Set in Edo samurai society, this story collection reveals men’s weakness and lingering attachments through women.
Review Summaries
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Readers value the depth of treatment and the firm structure. Some may find the specialist focus or length demanding, but the work is supported by its affection for the subject and substantial reading experience.
Book Information
- Publisher
- 文藝春秋
- Published
- 2015-07-08
- Pages
- 253 pages
- Language
- 日本語
- ISBN-13
- 9784163902920
- ISBN-10
- 4163902929
- Price
- 900 JPY
- Category
- 本/文学・評論
女が映し出す男の無様、そして、真価――。 太平の世に行き場を失い、人生に惑う武家の男たち。 身ひとつで生きる女ならば、答えを知っていようか――。 時代小説の新旗手が贈る傑作武家小説集。 「ひともうらやむ」「つゆかせぎ」「乳付」「ひと夏」「逢対」「つまをめとらば」 男の心に巣食う弱さを包み込む、滋味あふれる物語、六篇を収録。
Reviews
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心地よい清涼感
争いのなくなった江戸時代の侍の短編集 特につまをめとらばと逢対が気に入った。 特につまをめとらばの気心の知れた爺二人暮らしが居心地が良いというのは激しく共感。 女はめんどくさい。決して衆道ではないが。 いずれの話も読後は心地よい清涼感。 けど約定の方が多少動きがある短編集で好きかな
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いいです。なにがいいのかわからいけど、いいです。
どういうところがいいのか、うまく言えません。 たとえば6篇の短編のうちの「乳付」ですが、子を生みすぐに乳を与えようとしますが義母によって乳母が用意されていて乳を与えることができません。しかもその乳母は4人の子を生んだというのに娘のように初々しく美しいのです。ようよう起きられるようになって乳房を赤子に含ませますが乳がでません。赤子はその後もその乳母の乳を飲むのです。その乳母に悋気します。ところがその乳母が自分の初めての子のときは乳が出ず、代わりの乳母に悋気したと言うのです。そんなとき実父が魚を届けにやってきて、城勤めは気苦労が多いがお前のおかげで助かっていると夫が言っていたと言います。家では何も言わず明るくしている夫でもそんなことがあるのかと思いながら何気なく赤子に乳房を含ませると勢いよく乳を吸うのです。こんなような話しです。いいと思いませんか。いいと思ったら読んでみてください。 このところ藤沢周平作品をよく読んでいました。藤沢作品に通じるところがある・・・・いいえ、もしかするとぜんぜん違うかもしれません。藤沢作品はとても好きです。すばらしい作品ばかりだと思います。でも、根本的に違うのかもしれません。どお違うのかうまく言えませんが。
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平穏な時代の男性の様々な気の迷いを描写
あとがきに同じ。見栄や女性への感情など、中流階級に属する男性の様々な感情を、環境の違う短編にまとめて、一つのメッセージとして伝える作品
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男に快刀あらば、女は怪刀。
青山文平氏の作品を初めて読んだ。内容以上に文章にハマった。キレ、呼吸、調子、メリハリ。なにか武道のお稽古を積まれているのだろうか。
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迅速に対応していただけました。
本の状態も良く、迅速に対応していただきました。
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直木賞ってこういうのだったっけ……。
とか偉そうなことを言ってみたり。 もう少し近現代エンタメ的なものを想像してました、というだけです汗 いや、しかし表題作が胸に刺さること、刺さること。 男臭い中で生き続けている僕としては、自分の恋人を男友達に見せて評価を聞いちゃうとか、男同士でいる時間の方が楽しいから、結婚するってのもなあ、的な気持ちとかが凄いよく分かってしまいました。 まさに、衆道的な方向になるわけでは無いけれども、より恋人らしいというか。 うーん、結婚できんぞ、これ。 あとは、念流を使う剣士が出てくる話もなかなか。 そくい受けが出てきたあたりで、個人的に「きたーーー!」という感じになっていましたw あれ、カッコイイですよね。 まさに柔よく剛を制すというものです。 ある種、憧れに近いものというか……。 表題作以外の作品が、そこまで恋とか愛とかそういうところでいうと、あまりのめり込めなかったかな。 ただ、それ以上に表題作に共感したのでそれでよし! よい1冊でした。
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これをよまねば
ひともうらやむ、つゆかせぎ、乳付、ひと夏、逢対、つまをめとらば の6編。 どの作品もなんとなくさわやかな読後感が残る、柔らかい春風のような読み終わりだった。 いい作品集だった。
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「女はいらねーってことだよ」
『鬼はもとより』から入って青山作品2作目。 買ってしまったから読んだのだけど、結局『鬼は~』で藩札の詳しいツメをないがしろにした上で「女・女」やり出したとこで見限ればよかったのかもしれないな。 女性が誰も出てこなければそりゃ小説としては無味乾燥としたもんになると思う。 しかし、[この話に女が必要なのかな???]というのがこの人の作品だとある。 自分は本作品集だと『逢対』が一番好きだ。(『ひと夏』もまあまあか。) 『逢対』は2人の男どちらもキャラ立てがいい。お話もよくできてる。 『ひと夏』もしかり、筋立てはいいんだよ。この小説を「女」絡みで収束させようとする作風がどうもよく分からないんだよね。 『つゆかせぎ』『乳付』にいたっては気味悪い以上の感想なんてないな。