鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折
The Pen of the Demon: The Glory and Setbacks of Shinobu Hashimoto, Postwar Japan's Greatest Screenwriter is a biography by film and period-drama historian Taichi Kasuga. Drawing on lengthy interviews with Hashimoto, accounts from people around him, and his writing notebooks, it traces the life and work of a screenwriter who helped shape postwar Japanese cinema.
Work Information
A biography tracing screenwriter Shinobu Hashimoto's work and life through interviews and creative materials.
A study of Shinobu Hashimoto, whose screenplays include Rashomon, Seven Samurai, I Want to Live, and The Castle of Sand. It uses testimony and archival materials gathered through years of research to explore his methods and career in film.
Book Information
- Publisher
- 文藝春秋
- Published
- 2023-11-27
- Pages
- 480 pages
- Language
- 日本語
- Size
- 13.9 x 3.2 x 19.5 cm
- ISBN-13
- 9784163917009
- ISBN-10
- 4163917004
- Price
- 2750 JPY
- Category
- 本/エンターテイメント/映画/総合
”全身脚本家”驚愕の真実! 『羅生門』、『七人の侍』、『私は貝になりたい』、『白い巨塔』、『日本のいちばん長い日』、『日本沈没』、『砂の器』、『八甲田山』、『八つ墓村』、『幻の湖』など、歴史的傑作、怪作のシナリオを生み出した、日本を代表する脚本家・橋本忍の決定版評伝。 著者が生前に行った十数時間にわたるインタビューと、関係者への取材、創作ノートをはじめ遺族から託された膨大な資料をもとに、その破天荒な映画人の「真実」に迫る。全480ページ。第55回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作 目次 序 鬼の詩 一 山の章 二 藪の章~『羅生門』 三 明の章~『生きる』『七人の侍』 四 離の章~『蜘蛛巣城』『夜の鼓』『女殺し油地獄』『風林火山』 五 裁の章~『真昼の暗黒』『私は貝になりたい』 六 冴の章~『切腹』『仇討』『侍』『日本のいちばん長い日』『上意討ち』『首』 七 血の章~『張込み』『ゼロの焦点』『人斬り』『黒い画集 あるサラリーマンの証言』『砂の器』 《特別インタビュー》山田洋次の語る、師・橋本忍との日々 八 計の章~『人間革命』 九 雪の章~『八甲田山』 十 犬の章~『八つ墓村』『幻の湖』 十一 鬼の章~『愛の陽炎』『旅路 村でいちばんの首吊りの木』『鉄砲とキリスト』『天武の夢』 橋本忍 脚本映画一覧
Reviews
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読み応え、面白さ、十二分!
橋本忍を知りたい人、脚本家を知りたい人、脚本を書く人、それぞれに大事なことを教えてくれる本だと思う。
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面白かった
こういう内容を知ることで、作品がさらに面白くなる。 大変興味深く読めました。
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面白いかったです。
橋本さんの栄光と挫折を読んでいてわかりました。競輪が好きなのは、意外でした。
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一気に読めた
この文章を書いた作者の力量がすごく一気に読めました。最近こんな事がが無かった。私は片目が悪く長く本を読めないが面白くて読めた。
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面白い
春日太一の映画関連作品は他評論家の追随を許さない圧倒的筆力、感性、作品構成力がありますね。
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以外だった!
こんなに現実的、商業的な人だったとは!今までのイメージは、ストイックで社会的な、世に問いかけるようなストーリーを書くような脚本家だと思っていました
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『脚本家』にフォーカスしたら、良かったのに!
・かつて橋本忍自筆の「複眼の映像」を読んで、迫力に圧倒された記憶から、黒澤映画以外のことも知りたくて、読む。 結論を申せば、期待ほどではなかった、となった。 「砂の器」「八甲田山」までは、筆者の自負も宜える内容。しかしHIRO氏の仰る「失敗」の辺りから、プロデューサーや監督としてに論点が拡がり、行きつ戻りつする筆致も相まって、すんなりとは読み難く、一体何を描こうとしているのか、窺い知れなくなって終わる。またその分量が2割超もあって、表題も帯も『脚本家』としてではないか、と文句を云いたくなった。 思うに、度重なる本人インタビューなどで得た材料を、無駄にしたくない、そんな気持ちに勝てなかったと云うことか、それこそ橋本忍の謂いではないが、枝葉は惜しまず切り捨てる、の要を生かせれば、こうも暈けなかったはずで、『脚本』や仕上がった映画に、プロデュース力が活きた面ありとしても、描き様があろう、と思った。 副題の「挫折」も、その意味からして、当たらない。
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待っていた単行本です。まさしく鬼神です。
先に文藝春秋の掲載分を読んでいました。その時はもう涙、涙、涙でした。まさしくバンクの高みから一気に急襲するようなスゴミがありました。それに比べると大人感があり、やんちゃさが消えてしまっているような気がしました。ひょっとしたら同じなのかもしれませんが。それにしても一気に読んでしまいました。満足したのかどうかと問われると、それはそれは満足です。ハイ。