御松茸騒動
A period novel about a young Owari retainer struggling with a troublesome duty involving matsutake mushrooms.
Work Information
A duty to protect matsutake mushrooms exposes domain politics and human feeling.
御松茸騒動 is a work by 朝井まかて. A period novel about a young Owari retainer struggling with a troublesome duty involving matsutake mushrooms.
Review Summaries
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Readers value the depth of treatment and the firm structure. Some may find the specialist focus or length demanding, but the work is supported by its affection for the subject and substantial reading experience.
Book Information
- Publisher
- 徳間書店
- Published
- 2014-12-10
- Pages
- 249 pages
- Language
- 日本語
- ISBN-13
- 9784198638887
- ISBN-10
- 4198638888
- Price
- 2070 JPY
- Category
- 本/文学・評論
江戸中期、松茸は幕府への貴重な献上品であり、松茸狩は尾張藩主が好む一大行事であった。算術が得意な江戸育ちの尾張藩士・小四郎はそれを生かして藩財政の立て直しを夢見ていたが、なぜか「御松茸同心」を拝命。尾張の山守に助けられながらも松茸不作の原因を探る日々が始まった。やがて小四郎は、山に魅せられ、自分の生きる道を切り開いていく――。数式でははかれない世界がそこにはあった! 直木賞作家が描く、傑作時代小説!
1959年大阪府生まれ。甲南女子大学文学部卒業。コピーライターとして広告制作会社に勤務後、独立。2008年「実さえ花さえ」で第三回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し、同作でデビュー。『すかたん』『花競べ』『ちゃんちゃら』『ぬけまいる』。今最も注目されている時代小説作家のひとり。『恋歌』で第150回直木賞受賞。最新刊は『阿蘭陀西鶴』。
Reviews
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めっちゃキレイ!
図書館から借りて読んだ後に購入しました。届いて包装を開けると、「状態 可」の商品が新品のようにキレイで妻とビックリ!ありがとうございました。
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特にありません。
商品大変良かったです。また購入予定の文庫本が有ります、宜しくお願いします。
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松茸は人間の手で増やせるのか
舞台の場所は尾張の松茸山。 江戸住まいから左遷され尾張の御松茸同心に。 近年減っている松茸の収穫量を上げるべきとの命を受ける。 山など踏み入れたこともさらに松茸すら食べた記憶がないほどだ。 山に踏み入り年を重ねるに従い松茸の生え方収穫減の原因を突き止める。 どちらかというと主人公の榊原小四郎にそれほど苦心の跡が見られないのが残念だ。 一般文学通算2748作品目の感想。通算3527冊目の作品。2023/06/28 05:45
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爽やかな香気を味わう時代小説
江戸詰めの尾張藩士の小四郎。 小さい時から算術が得意で、同僚や上司のやる気のない仕事ぶりに不満たらたら。 その尊大な態度が煙たがられて、国元に異動させられてしまう。 松茸不作の原因を探れと、御松茸同心なる職を拝命する。 山での生活を通じて、小四郎が骨太な男に成長していく物語だ。 読み手のほうも、堅苦しくて、一生懸命で、不器用で、非力な小四郎の一本気さを、応援したい気持ちになっていく。 突拍子がないように見えた松茸をめぐる物語は、能率の悪い職場であるとか、借金をくりかえしてばかりの国家予算であるとか、伝説の上司であるとか、今時の世情とぴたりと重なる。 そのくせ、しかつめらしくならずに、くすくすと笑いながら読み進めることができる。 たった一冊のなかにおさまる物語であるが、爽やかな感激を味わうことができた。
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きゃた郎
榊原小四郎は尾張藩の定府藩士の跡取りとして江戸で生まれ家督を継ぎ江戸上屋敷で用人手代見習いとしてお勤めに励む19歳。上役をはじめとして皆が揃いも揃って緩い職場に若輩ながら藩の行く末を案じていた小四郎。そんな折、亡き父の縁者 家中では三べえで知られる勘兵衛・藤兵衛・伝兵衛の三人の親父殿が「お人減らし」で揃っての帰国に。小煩い三べえから解放されると喜んでお土産買いに付き合ったら・・・。不祥事から小四郎も御松茸同心を拝命し国元に。「左遷」の二文字が浮かんできたが三べえと共に尾張へ。3年の任期に山守の権左衛門や先輩の矢橋栄之進に教えを請いながら慣れぬ山歩きに日々を過ごしていたが一向に御松茸の増産の目途は立たず、権左衛門の孫の千草や三べえに「きゃた郎」と馬鹿にされる日々。焚書寸前の書物を手に入れ経験を重ねいつしか3年は過ぎていた。しかし呼び戻される気配もなくこのまま栄之進と共にここで埋もれるのかと思いながらも藩主宗春公と父の関わり、御林を守る民との関わりを知り、山へ入り山の手入れに一層精を出し励むうちに29になっていた。やがてその大殿の御松茸狩りが叶う事となりお目見えの機会を得る事に。そこで掛けられたお言葉に・・・。
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功績と巡り合いの物語
解説にあるように、「オレがやった」物語という表現が合いますね。 それから主人公。真面目でいい人なんだけど、角が取れてない、まだ半人前という感じ。 どんな人にもこういう時代ってありますよねぇ。 周囲の人たちもおもしろくて、 こういう人、いるいる!という感じ。 そして、自分とも少しだけ重ねて、わかるわかるとなってみたり、反省したり。 いろいろあるけど、こういうことを繰り返して、私たちは成長するんだよね。 巡り合いだよなぁ。 客観的に自分とその周りをみる、きっかけを与えてくれる作品です。
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短編でよかったかも
「松茸2000本出来ないとクビ?」なんて感じの帯の煽りに釣られて購入。 山本一力バリの時代経済小説か、はたまた超高速参勤交代ようなエンタメ時代小説か。 と思って読み始めたためかいつまでも進まない松茸栽培にだれてしまった。 終わってみれば大団円で普通に人情味あふれる時代小説でした。
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主人公が魅力なし
主人公があまりにも小物。若者の成長ものとはいえ、脇役もあんまり機能していないうえ、それほどの心境や性格の変化もないため全体に盛り上がらない。ヒロインもなし。いいのは本の表紙だけだった。