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あたらしい子がきて (おはなしガーデン 41)

Noma Children's Literature Award

あたらしい子がきて (おはなしガーデン 41)

Joko Iwase

あたらしい子がきて by 岩瀬成子 is presented here with confirmed bibliographic information and a concise account of its subject matter. The entry keeps book identifiers separate from reviews and availability notes.

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Work Information

A concise profile of あたらしい子がきて by 岩瀬成子, including award and bibliographic context.

あたらしい子がきて by 岩瀬成子 is presented here with confirmed bibliographic information and a concise account of its subject matter. The entry keeps book identifiers separate from reviews and availability notes.

Review Summaries

  • Reader response tends to focus on the subject matter and style, with attention to the work's prize context and lasting themes.

Book Information

Publisher
岩崎書店
Published
2014-01-28
Pages
128 pages
Language
日本語
Size
0.8 x 15.4 x 21.8 cm
ISBN-13
9784265054916
ISBN-10
4265054919
Price
1430 JPY
Category
本/絵本・児童書/読み物/童話・文学

一つちがいの姉妹の下に、歳のはなれた弟が生まれたことで、微妙に変化していく心境を、ときにコミカルに、ときにせつなく描き出します。やっぱりきょうだいっていいな。

【岩瀬成子・作】 1950年山口県に生まれる。1977年のデビュー作『朝はだんだん見えてくる』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。1992年『「うそじゃないよ」と谷川くんはいった』で小学館文学賞、産経児童出版文化賞を受賞。1995年『ステゴザウルス』『迷い鳥とぶ』2作で路傍の石文学賞を受賞。2008年『そのぬくもりはきえない』で日本児童文学者協会賞を受賞。そのほかの作品に『オール・マイ・ラヴィング』『まつりちゃん』『だれにもいえない』『ピース・ヴィレッジ』など多数ある。 【上路ナオ子・絵】 1966年東京都生まれ。イラストレーション青山塾修了。コムイラストレータースタジオ在籍中。2005年ギャラリーハウスマヤ「挿画を描くコンペティション」準グランプリ、2010年HBギャラリーファイルコンペ鈴木成一賞受賞。

Reviews

  • 子どもの心理が絶妙

    主人公の気持ちの変化がとても繊細かつ子どもの言葉で書かれていて日本語のおいしい作品でした。

  • あたらしい童話の扉

    本著は、前作『なみだひっこんでろ』の続編のようでもあり、“みき”と“るい”姉妹のお話となっているけれど、ストーリーそのものはそれとはちがうまったく新しいものである。 ここでは、お母さんのお母さんとその姉、つまり“おばあちゃん”と“おおばあちゃん”という姉妹がいて、知的障害のある57歳の“よしえちゃん”とその弟の“あきちゃん”の姉弟が登場する。 このように“みき”と“るい”姉妹の周りにもそれぞれの兄弟が重層的に描かれている。 あたらしい子は“るい”と“みき”の家族に生まれてきた赤ちゃんで二人の弟のことだ。 お話はそのことを軸にして二人をとりまく状況の変化と戸惑いの中で、シリアスな感情のぶつかり合いもあるけれど、ほのぼのとした気持ちのつながりと暖かいぬくもりがあり、切ない心情も丁寧に描かれている。 10歳を目前とする二人の姉妹の眼差しは、この年頃にみられる独特の感性とリアリティーを感じさせ、読み手の心を惹きつける。そして、ぼくたちに懐かしさとともに切なさを想起させるから不思議だ。この作家の真骨頂といっていい。子ども特有のイノセントな感覚とデリケートな心理を描写する著者のこの眼差しにはいつもながら驚嘆させられる。 幼年童話といえばファンタジーが定説のようにいわれ優れた作品も多々あるけれど、このような“リアル童話”の可能性も文学として当然のことながら考えられていいはずだ。 あたらしい童話の扉はこのほかにもいろいろあっていいのではないかとも思う。

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