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【2024年・第22回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作】ファラオの密室 (『このミス』大賞シリーズ)

Kono Mystery ga Sugoi! Grand Award

【2024年・第22回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作】ファラオの密室 (『このミス』大賞シリーズ)

白川尚史

Book Information

Publisher
宝島社
Published
2024-01-09
Pages
328 pages
Language
日本語
ISBN-13
9784299049315
ISBN-10
4299049314
Price
1480 JPY
Category
本/文学・評論

第22回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作! 紀元前1300年代後半、古代エジプト。 死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができない。 欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻ったが、期限は3日。 ミイラのセティは、自分が死んだ事件の捜査を進めるなかで、やがてもうひとつの大きな謎に直面する。 棺に収められた先王のミイラが、密室状態であるピラミッドの玄室から消失し、外の大神殿で発見されたというのだ。 この出来事は、唯一神アテン以外の信仰を禁じた先王が葬儀を否定したことを物語るのか? タイムリミットが刻々と迫るなか、セティはエジプトを救うため、ミイラ消失事件の真相に挑む! 浪漫に満ちた、空前絶後の本格ミステリー。 【選考委員 大絶賛!】 死者が甦る世界でなければ書けない魅惑的な謎に正面から挑んでいる。 これだけ野心的な設定を用意して、壮大な物語をきちんと着地させた点を高く評価。 このミステリーはたしかにすごい。 ――大森 望(翻飲家、書評家) 現世に蘇ったミイラが何の違和感もなく受け入れられるあたり、 落語にも似たとぼけた味わいがあり、思わず吹き出しそうになった。 奇想天外な謎作りといい友情溢れる人間関係劇といい大賞の価値あり。 ――香山二三郎(コラムニスト) 探偵役がミイラ、タイムリミット有り、不可能犯罪のほか謎がちりばめられ、 読ませるポイントが随所に用意されている。 古代エジプトに興味をもてない方々もぜひ読んでほしい。 ――瀧井朝世(ライター)

Reviews

  • オモシロイ!

    読み応えあります。 実際には有り得ない事ですが、輪廻を感じました。

  • 面白い

    "『セティよ。本来欠けのある心臓はどうしようもないのだが、幸いお前には生命力が残っている。現世に戻って、心臓の欠片を探してきてはどうだ』"2024年発刊の本書は第22回このミス大賞受賞作。古代エジプトを舞台にした歴史ミステリ。⁣ ⁣ 個人的には著者の『きみに冷笑は似合わない。』を読んで本書を手にとりました。⁣ ⁣ さて、そんな本書はマネックスグループの取締役をしつつ、小説家としても活躍する著者による一冊で。紀元前14世紀の古代エジプトを舞台に『一度は死んでミイラにされた』神官のセティが心臓に欠けがあるため冥界へ行く審判を受けることができない。と地上に戻され、肉体が保持できる3日間のあいだに自分の死の真相究明、そして何より欠けた心臓を探すことになるのですが。⁣ ⁣ まず、導入部のサティが地上に戻されるまでのくだりは古代エジプトに関する情報量が多くて大変だったのですが。逆に戻されてからは展開の早いミステリとして楽しめました。⁣ ⁣ また本書はミステリなんですが、一度死んだ人間が再会を重ねていく。というのが、当時の死生観で普通に周囲の人たちに受け入れられるが設定として、とてもユニークだと感じました。⁣ ⁣ 古代エジプトを舞台にした読みやすいミステリとしてオススメ。

  • まあまあです。

    面白い小説です。

  • 面白い

    あまり馴染みのない古代エジプトが舞台で、現代人に馴染みのない価値観のもと物語が進むが、特に違和感もなく、また古代エジプトに興味を持つことが出来た。

  • 不思議と歴史観に自然と馴染める

    古代エジプト時代の密室殺人なんて,なかなか馴染めないかもしれないなと思いつつ,読み終わってみればそんなこともない。神代の時代,神様と人との距離がとても近かった,古事記のような雰囲気。そんな時代設定で生じる,リアルな殺人事件。 解説でも指摘されていたけど,多神教的な背景から,一気に一神教へと移りゆく激動の時代。そこに起きる人間の葛藤。その感情も,なんとなくダイレクトに伝わってきた。とても面白かった。

  • エジプトの匂いが感じられるミステリ

    年末までに読み終えようと思っていましたが、年明けになってようやく読み終えました。 世界史と横文字が苦手な私でも、特殊設定ミステリとして楽しく読むことができました。 文章の細かい部分から、エジプトの匂いや文化、灼熱の太陽が感じられました。 ファンタジーの要素とミステリの要素は相反するようですが、この作品では上手く両立していました。 作者が次はどのような世界を見せて下さるのか、非常に楽しみにしています。

  • 神とミステリ

    神々の国で当然のように復活があり、何でもありの世界のようで神話に基づく制約の中で起きる歴史的事件とミステリ。 非常にバランス良く構成されたミステリでした。

  • 斬新な設定!

    古代エジプトの知識はなくても存分に楽しめた。斬新な設定でとても新鮮だった。

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