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また会う日まで

Mishima Yukio Award

また会う日まで

Tomoka Shibasaki

また会う日まで is a literary work by 柴崎 友香. Known through its prize recognition, it carefully depicts human emotion and the atmosphere of its time.

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Work Information

また会う日まで, by 柴崎 友香, follows the emotions and texture of its time at the heart of the work.

また会う日まで is known as a prize-recognized work by 柴崎 友香. Public book data for standalone volumes, paperbacks, and containing volumes was checked by title and author; identifiers are left null when a reliable match could not be confirmed. The introduction focuses on the work's genre and the qualities suggested by its prize history.

Review Summaries

  • Readers value the way the work enters its subject and the density of its voice. It is also received as a work to be read slowly, with restrained development and weighty themes.

Book Information

Publisher
河出書房新社
Published
2007-01-01
Pages
172 pages
Language
日本語
ISBN-13
9784309018010
ISBN-10
4309018017
Price
1320 JPY
Category
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

好きなのに今は会えない人がいる……有麻は25歳OL。高校時代、修学旅行2日目の夜。同級生とのある記憶を確かめるため、約束もなしに上京。6日間の東京滞在で、有麻は会いたい人に会えるのか? とびきりの恋愛小説!

Reviews

  • 肩の力を抜いて、ゆっくり読める。

    柴崎友香といえば、日常・ゆるさ・関西弁、が特長の作家だが、 1ページ目から「銀座線」とか出てきて、これは?と思ったけど、登場人物のほとんどは関西弁です。舞台が東京なだけ。 帯にはやたらドラマチックな事が書かれているけど、全くあてになりません。いつも通りのゆるい日常、主人公と彼女を取り巻く人々のお話。 すごいなあ。この独特の世界観は、一つのジャンルって言っても過言じゃないんじゃないか。主人公の視点がいつも暖かくて、新鮮で、日常ってこういう見方があるんだなと関心する。 何気ない描写が巧い。というか好きな書き方。 「大きな工事現場は、なんとなくいつまでもできあがらない気がしてしまうけれど、きっと今度来た時あたりにはあっさりと真新しい建物が、前からあったみたいにそこに並んでいるんだと思う」 こういう表現。誰にでも書けそうで、できない巧さ。 ラストまで読んで、もう一度タイトルの意味を考えてもらいたい。 ところで、前作「その街の今は」が芥川賞候補に挙がってるけど、どうなんだろう。賞レースには恵まれない人だけど…取ってほしいなあ。 「なんか急にいつもと違うこととか新しいことをやってみようとか思う瞬間があって、それでいつも実際やるわけじゃないけど、たまにはホンマにやってみる時があって、なんでか分からんけど、できるときがあってそういうのだけがちょっとづつ変えていけるんちゃうかなあ、なにかを」 本文108ページ

  • そのキャッチコピーは違うでしょ〜

    紹介文には「とびきりの恋愛小説!」とか書いてあるけど、 その表現は的外れだと思う。 いわゆる「恋愛」とは簡単にジャンル分けできない感情を 丁寧に追うために書かれた一冊なのに、なんでこんな 台無しのキャッチコピーを付けたのか、理解に苦しみます。 柴崎さんらしく、ゆる〜い日常が淡々と描かれている。 主役はいつも通り関西人なんだけど、今回の舞台は東京。 旅行者の目線で観察された東京はなんだか新鮮で、まるで 知らない街のように感じる。 ソフィア・コッポラの『ロスト・イン・トランスレーション』 を観た時の感覚を思い出した。 この作家さんは、とにかく会話が上手い。 登場人物がにぎやかに関西弁を話し出すと、書割だった風景が とたんに息を吹き込まれたかのように生き生きと動き出す。 そのたびに、ハッとさせられる快感が魅力です。

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