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ブラザーズ・ブラジャー

Himuro Saeko Youth Literary Award

ブラザーズ・ブラジャー

Hikari Sahara

Kimi no Yukue ni Ai o Te o won the grand prize of the second Himuro Saeko Youth Literary Award. Beginning with high school student Chigusa discovering her new stepbrother Haruhiko wearing a bra, it explores varied forms of liking and the distance within a new family. It was later revised, retitled, and published with a sequel as Brothers Braja.

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Work Information

A young adult novel about confusion and understanding around what one loves, set within a remarried family.

The prize-winning work was retitled Brothers Braja, revised, and published by Kawade Shobo Shinsha on June 28, 2021 with the sequel Brothers Blue. Publisher distribution data confirms ISBN 9784309029641, ISBN-10 4309029647, and 204 pages.

Review Summaries

  • The judges valued the layered and delicate portrayal of the girl's feelings and the work's sincere engagement with the stepbrother's gender expression and individuality.

Book Information

Publisher
河出書房新社
Published
2021-06-25
Pages
204 pages
Language
日本語
Size
13 x 1.6 x 18.2 cm
ISBN-13
9784309029641
ISBN-10
4309029647
Price
1520 JPY
Category
本/文学・評論/文芸作品

第2回氷室冴子青春文学賞大賞 新時代の才能が描く、傑作青春小説! 父の再婚で新しい母・瞳子さんと弟・晴彦と暮らすことになった、高校一年生のちぐさ。 ある日、晴彦がブラジャーを着けているところに遭遇する。 「ファッション! ふつうにおしゃれでやってるんだよ! 」 「うそ! いったいブラのどこがおしゃれだっていうのよ」 「どこって……。デザインとか、形とか、おしゃれじゃん……。刺繍だって、すげえし……」 戸惑いながらも晴彦を「理解」しようとするちぐさだったが、ある言葉で傷つけてしまい――。 弟とか、男の子とか、関係ない。ただ目の前の「あなた」に向き合いたい! ちぐさは意を決して――! ? 第2回氷室冴子青春文学賞大賞「きみのゆくえに愛を手を」を加筆・改題した表題作と、 「好き」という気持ちを貫きたい晴彦の葛藤を描く書き下ろし続編「ブラザーズ・ブルー」を収録。 繊細に、そしてまっすぐに、家族や性別を越えた新しい関係性を描く、傑作青春小説! 「相手にラベルをつけて思考停止に陥ることと、作者は全力で戦っている。 傷つけない、というズルさに、これほど自覚的な物語を私は他に知らない」 ――柚木麻子さん激賞! 〈氷室冴子青春文学賞〉 数々の名作を発表、圧倒的な人気を博した作家・氷室冴子を顕彰し、優れた才能の発見を目的として、北海道・岩見沢市有志が設立。第2回の選考委員は、朝倉かすみ、久美沙織、柚木麻子の三氏。第1回大賞受賞作は櫻井とりお『虹いろ図書館のへびおとこ』(河出書房新社)。

1992年、兵庫県生まれ。大阪大学文学部卒。2017年、「ままならないきみに」で第190回コバルト短編小説新人賞を受賞。2019年、「きみのゆくえに愛を手を」で第2回氷室冴子青春文学賞大賞を受賞。

Reviews

  • いとおしくなる一冊

    青春と愛なんて書くと「うさんくさい」とか思われるかもしれないけれど、でも青春と愛!(さわやかに、うさんくさも鬱陶しさもなく)ずるさややさしさが、等身大でうつくしい描写とともにつづられていて、とても大切にしたくなる青春小説です。押しつけも説教もない、綺麗事もいらない。ただ、愛というものを無性に信じたくなる、すてきな小説でした。

  • 胸張って着けよう、ブラジャー

    「あの人の気持ちを考えて行動する」といえば聞こえは良いが、それであの人を心底理解することにはならないし、その行動のためにあの人を気持ちに負い目を背負わせるかもしれない。何よりも、テンプレートにはめて理解したつもりになる方がよほど傷つくかもしれない。 人を傷付けずに生きたいという気持ちの裏側で、他人を理解できないまま大人になってしまう怖さに気付いた二人の感情の成長がとってもよかった。 終わり方が爽やかで素敵な本。

  • マンガ化されるかも

    文学少女に好まれるだろう。 全編を通し、愛に溢れている。 舞台設定も印象的で、シーンが目に浮かぶ。

  • 晴彦、最高 (⌒‐⌒)

    親の再婚で「きょうだい」になった思春期の男女。この王道設定に、まだ新しい切り口があったとは。 ありがちな少女マンガなら、きっと、ああなったりこうなったりしただろう。青年マンガなら、たぶん「性」の扱いがまったく違っただろう。 先にレビューなさったかたも書いておられましたが、登場人物がみんないい。みんな善人だというのではない。ありがちな脇役にならず、しっかりモノを考えていて、物語に書かれていないところでも、それぞれしっかり生きているから。 ほんとに映画が見たいです。すごくステキだと思います。

  • つまらない

    ごくごく普通の男の子が大枚をはたいてブラジャーを購入し着用するのか??意味不明。女装趣味も無さそうだし、ゲイではなさそうだし。その何故??が書かれてないのでまあ、つまらない事!!

  • 私は、それが、それが。「くやしかったんだ」

    とても大好きな小説です。他者の心を誰よりも理解しているようで、未熟さも残るちぐさが、自分の晴彦への心情を理解した場面が、切なくて、かわいらしくて、爽やかで、引き込まれました。好きなものを大切にしたい、好かれたい、嫌われたくない、知りたい、自分だけが分かりたい、わかってほしい。素直でポジティブなありのままの感情を自覚することが、こんなに難しくなってしまったのは、大人になったからなのでしょうか。

  • おもしろかったよー

    良き。ダ•ヴィンチにインタビュー掲載されてた。

  • 疾走する青春

    テンポの良い小説だった。早すぎて置いてきぼりも食らったが、さっぱりとした読後感だった。

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