おわりのそこみえ
Twenty-five-year-old Miho takes a ¥2,000 taxi to avoid being late for a ¥7,500-a-day part-time job, scrolling alternately between a consumer finance app and a dating app. Shopping addiction, sexual dependency, broke and fighting parents, a stalker ex-classmate—the gears accelerate with a single death and hurtle toward the bottom. Praised by judge Machida Ko with 'This one hit me. It hit me hard.'
Work Information
She throws away her life to live in the present, racing headlong toward the despair and hope at the very bottom.
Outstanding Work of the 60th Bungeisho Award. Crossing the gyaru culture of the 2000s with the consumption and dependency of the social media generation, the novel depicts—with overwhelming conviction—a woman's collapse and renewal as she 'gives up her life to live in the present.'
Review Summaries
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High regard. Readers praise the realism of Miho's self-destruction and the steadily tightening pacing.
Book Information
- Publisher
- 河出書房新社
- Published
- 2023-11-21
- Pages
- 176 pages
- Language
- 日本語
- Size
- 13.5 x 1.5 x 19.4 cm
- ISBN-13
- 9784309031613
- ISBN-10
- 4309031617
- Price
- 1470 JPY
- Category
- 本/文学・評論/文芸作品
「感動、アホか。そんなもんはいらんのじゃ、暈け。これは効いた。効きまくった」(選考委員・町田康)。美帆、25歳。買い物依存で性依存――。第60回文藝賞優秀作。 「私に明日なんて必要ないし、夜は明けないほうがいい。」(本文より) スマホで消費者金融のアプリとマッチングアプリを交互に見る生活を送る、美帆、25歳。今を生きるため人生を手放し、地獄の底の絶望と希望へと爆進する、衝撃の問題作。町田康、喝采!
図野 象(ずの・しょう) 1988年、大阪府生まれ、在住。2023年、「おわりのそこみえ」で第60回文藝賞優秀作を受賞。
Reviews
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読みやすく面白かった
勢いがあって一気に読めました。主人公が全部間違ってて、でも悲壮感がなくて、読んでいて元気が出ました。(全然明るい話ではないですが。笑) とても面白かったです。
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どっかにある真実
世の中にきっとあるだろうなと思いながら一気に読んでいた。
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リアル
おそらくADHDであろう主人公。私もそうなので似たような経験があります。リアルすぎて笑えない、苦しくなりました。ダメだと分かっていても衝動が抑えきれず繰り返してしまうんです。
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美帆さん 頼むから 周りを巻き込まないでぇ~
ひとは どん底まで落ちれば あとは 上るだけ なんて言うけど この状況が『そこみえ』なら あなたは 何処まで堕ちられるの? でも 巻き込まれれるほうは たまらないよね なんだか 愉しそうで ちょっとだけ 羨ましいかも🦆
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一目惚れ
『文藝』で発表されているのを読んで、一目惚れしてしまった小説です。 一目惚れ、という表現が適切かどうかはわからないのですが、とにかく最初の一行を読んだ時から「あ、好き」となりました。物語はどんどん悲惨な方向に進んでいくのですが、たまにハッとするほど美しいキラキラした詩的な文章が出てきて、それがこの小説に不思議な品格を与えてる気がします。 出てくる人物たちにもリアリティーがあって、本当にこんな人がいそうだという、説得力がすごくて、小説のために作ったという感じがしないのもすごいです。ラストも素晴らしいです。最初に読んだ時、なんでか涙が止まりみせんでした。次回作がとても楽しみな作家さんです。
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狂っている
amazon商品紹介より以下、 「私に明日なんて必要ないし、夜は明けないほうがいい。」(本文より) スマホで消費者金融のアプリとマッチングアプリを交互に見る生活を送る、美帆、25歳。 今を生きるため人生を手放し、地獄の底の絶望と希望へと爆進する、衝撃の問題作。町田康、喝采! 第60回文藝賞優秀作。 * あまりのクズっぷりに読み続けられるかどうかが、おススメ度を下げていく。 確かに問題作である。 しかし人間の本質というものを見れる。そういう意味では私は好きだな本書。 主人公は25歳の女性、後先考えずに「今」を生きる人生。 借金をしてセックスをして勤め先には無断欠勤と遅刻、買い物依存。 周りを巻き込み死にたいとも言い、逃れる為に嘘もつき、両親は貧乏で不仲。 そう、異質なのは主人公だけではない、両親も、彼女をストーカーする男も、性欲の相手も。みんな、狂ってる。 普通って何だろうか?とも考えてしまう時も。 しかし見事だ、こんなに地獄なのに、最後は爽快。 まるで映画の洋画でも観た後だった、滅茶苦茶だけど全てをぶっ壊して終わる様な。 軽いタッチで書かれていたからだろうか、重くなかった。 最後、未来はどうなっちゃうのよ~~。 どーでもいいか(笑)。 おススメしにくいが、耐えられるならどうぞ。
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颯爽とした逸脱感。お見事
最近、拙い語彙で組み立てられた文ばかりに辟易してたところ、颯爽を込めた熱量が伝わる良文。いついらいだろうか、購入即完読。 内容はあえて何も書きませんが、これは良い作品。図野象さん、ご存じない方でしたがありがとうございました。 今後もブレずに自身を活かした独自の作品に期待します。
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