Mainichi Publishing Culture Award
カラマーゾフの兄弟1
Fyodor Mikhailovich Dostoevsky
A new Japanese translation of the novel that asks about faith, freedom, guilt, and love through the brothers’ conflict around patricide.
Work Information
カラマーゾフの兄弟 draws readers in through its focus on faith.
A new Japanese translation of the novel that asks about faith, freedom, guilt, and love through the brothers’ conflict around patricide. The award brought renewed attention to the work, and it remains an important point of reference in the author’s career.
Review Summaries
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Readers value the accessible approach and the way the subject is handled, while some find the heavy themes or distinctive voice a matter of taste.
Book Information
- Publisher
- 光文社
- Published
- 2006-09-07
- Pages
- 448 pages
- Language
- 日本語
- Size
- 1.6 x 10.5 x 15.2 cm
- ISBN-13
- 9784334751067
- ISBN-10
- 4334751067
- Price
- 990 JPY
- Category
- 本/文学・評論/評論・文学研究/外国文学研究/ロシア・東欧文学
世界最高の小説は何か。候補の筆頭につねに上げられるのが、こ の作品だ。だが、日本では同時に、翻訳が難解とも言われてきた。ドストエフス キー研究者・亀山郁夫は、この訳業を自分の課題として引き受けた。作者の壮絶 な「二枚舌」を摘出する新訳は、流れ、勢いを損なわない。人物たちが[立って いる]。主人公アリョーシャが、初めてリアルな人間として描かれ、物語を導い ていく。
[1821-1881] ロシア帝政末期の作家。60年の生涯のうちに、以下のような巨大な作品群を残した。『貧しき人々』『死の家の記録』『虐げられた人々』『地下室の手記』『罪と罰』『賭博者』『白痴』『悪霊』『永遠の夫』『未成年』そして『カラマーゾフの兄弟』。キリストを理想としながら、神か革命かの根元的な問いに引き裂かれ、ついに生命そのものへの信仰に至る。日本を含む世界の文学に、空前絶後の影響を与えた。
Reviews
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意外と感情移入しやすい
最高におもしろい! 「ドストエフスキー」と聞くと多くの人は「難しそうw」と敬遠すると思う。その気持ちはわかる。まず名前が長い(笑)そして、物語全体に、いかにもロシア文学な暗さがある。 本書もたしかに冒頭の50ページぐらいまでは退屈だ。だが「アレクセイ」というイケメン好青年が登場してから、物語は一気におもしろくなるから辛抱して読んでみてほしい。アレクセイがほんとにいい奴で、自然に親近感というか愛着が湧くと思う。 登場人物はみんな個性的なので、「カタカナの名前を覚えるのが苦手」という人でもすっと覚えられると思う。 長男ドミトリー=体育会系オラオラ熱血漢 次男イワン=覇気のあるインテリ陰キャ 三男アレクセイ=博愛的なピュアボーイ 最初はこんなイメージでいいと思う。 「カラマーゾフ家」という破綻した家族が物語の中心となっている。父フョードルがとんでもないクソ野郎なのだが、そこがまた面白い。現代にも通じるエンタメ性があるし、登場人物への感情移入もしやすいと思う。 蛇足だが、実は「カラマーゾフの兄弟」という小説は、「2部構成の物語の第1部」に過ぎないのだ。そう、続きがあるのだ。作者ドストエフスキーは「第1部」である本書を完成させた後、「第2部」を書く前に、なんと亡くなってしまった!これは人類の大損失だと思う。
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読みやすい文章です。面白かったです。
2024年12月25年にkindle版1~5を購入。2025年3月24日に全5巻を読了。文章は読みやすく面白かったです。各巻の末尾に読書ガイドが付いています。これが有ったので最後まで読み通すことが出来たのだと思います。年齢的に長編小説を読むことは、困難だと思っていたのですが最後まで読むことが出来ました。
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あなたの「推しカラマーゾフキャラ」は誰ですか
3年ぶり2周目。二度目の緊急事態宣言期間の約2か月で読了。 前回は第3部で力尽き、犯人が誰かも、裁判の結果もよく分からず只がむしゃらにゴールしただけだったが、 今回は一応最後までそれなりに理解できたのち息も絶え絶えでゴールした(力尽きて解説は未だ手つかず)。 この作品は、とにかく気力と体力と時間と集中力を根こそぎ奪われると思った。 本気で理解したかったら、他の生活をほとんど投げうつ位の気合でドストエフスキーの言う事にただただ耳を傾け続けないと無理なんじゃないかと思った。 あと作中の一日の流れがとにかく遅いので、一日数十分程度の「スキマ読書」ではまず流れを理解できないだろう、せめて一日2~3時間はスマホをオフにしてドストエフスキーに全て捧げないと無理だろう(勿論、500ページ程度の複雑な文脈の流れを1時間で詳細に頭へ叩き込める人なら別だろうが)。 つまり何が言いたいかというと、この作品はたしかに一つの「極北」ではあるものの、なにもこれだけが「頂点」ではないという事(私は「アンナ・カレーニナ」のほうが好きだ)。 これが読めなかったからと言って、古典文学全てを倦厭しないで欲しいという事。 あと、これを第一に勧めてくる人達はおそらく「挑戦状」の意味も兼ねている可能性があるんじゃないかと、そして多分その人たちも何処まで理解できているか怪しい可能性があるという事だ。 ためしに私はこう尋ねてみたい;あなたの「推しキャラ」を此処から一人抜き出して、その人物について熱く感想を語ってくれませんか、と。 ちなみに私はグルーシェニカが大好きだ。 彼女は、中島みゆきの歌のヒロインを体現していると思う。 第7編後半の彼女の心境吐露には思わず胸がキュンとなってしまった。 破滅しそうなので恋人には絶対したくないタイプだが、善き友達になりたいと思った、アリョーシャがそうした様に。 (グルーシェニカが「中島みゆき型」なら、カテリーナはさしずめ「ユーミン型」だろうか?) でも、まあ、ゴールした後の達成感が半端ないことは断言できる。 (後、読み終えたことを自慢したくもなる……?) まるでフルマラソンや富士山登頂を終えた後の様だ。 どうせチャレンジするなら、楽しみましょう。
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読み易い訳!
翻訳が上手いのでしょう、とてもスラスラと読めてしまいます。
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猿のごとく読み、人のごとく考える・その34
・サノーさん一言コメント 「文学史上に燦然と輝く金字塔。読んだ人、読まない人で、その後の人生が分岐するほどの衝撃と変化を与える」 【サノーさんおすすめ度★★★★★】 ・ウノーさん一言コメント 「カラマーゾフ家の葛藤を中心に、人間とは、信仰とは、罪とは、裁きとはなにかに挑む、比類なき大作です。読まない訳にはいかない一冊です」 【ウノーさんおすすめ度★★★★★】 ・サノーさん、ウノーさん読書会 ウノーさん(以下ウ):34日目にして、この大作に入りますか! サノーさん(以下サ):遅かれ早かれ登場する作品だし、ちょうど再読のタイミングだったんだよ。それにしても、読めば読むほど凄まじい本だ。 ウ:この物語が、その後の世界に与えた衝撃は凄いですよね。父と子、村社会、宗教界、国家、それらに対する生々しい感情が、これでもかと伝わってきます。 サ:「文学の在り方」そのものへ、衝撃を与えている。その後、数多の作家が、この領域に挑み、いまだに至れない高みに、この小説は存在している。 ウ:亀山先生訳の文庫本は、1~5巻で構成されていますね。5巻は、短いエピローグのあと、亀山先生による解説だから、初回は1巻から読んでいって、再読時は5巻を読んでから、1巻から読むのがオススメです。 サ:あるいは、カラマーゾフ関連の演劇や映像、当時のロシアの記録画像を、WEBで確認してから、読むのも面白い。 ウ:まず、この小説の凄いところは、単純に面白いんですよね。登場するキャラも、時代背景も、背後で横たわる「ロシアにおけるキリスト教」の葛藤も、全て新鮮で面白い。 サ:この本を、わりと偏見で読まない人は多いよな。難しそうとか、理屈っぽそうとか、高尚すぎてツマらなそうとか。 ウ:その一因は、登場人物の名前ですよね。主人公が「アレクセイ・フョードロヴィチ・カラマーゾフ」が本名で、呼び名は「アリョーシャ」で、愛着を込めた呼び方だと「アリョーシェニカ」になっちゃうという。他の登場人物の名前も、ことごとく馴染みのない発音ですから「登場人物の名前だけでムリ」とか思っちゃいますよね。 サ:この訳本では「アリョーシャ」で統一しているから、多少は緩和されているがな。他の「難しく感じる要因」としては、やはりロシアの社会、民族性、ロシア正教と歴史について、難易度が高いことがある。 ウ:ソ連だったときの印象が強くて。ロシアってキリスト教の国だったんだって、驚く人もいますよね。 サ: この1巻目から描かれる「人名の難しさ」「当時のロシア辺境の村とロシアの教会」に、つい難しいと思えてしまうが、そんなことを無視して読む進めれば、すぐに、この本の「ただならぬ面白さ」を確認できる。 ウ:1巻目では、やっぱり「フョードルさん」ですね。強欲、道化、背徳、神を恐れず、ただひたすら金を信じ、色好を追い求めるという人物ですが、その背中に積もる「業の深さ」「悲しさ」が描かれています。『罪と罰』のお婆さんを超えてるかも。 サ:その対極が「ゾシマ長老」か。単純に整理すると「俗」と「聖」の対比なんだが、それで片付かないのが、この物語の凄さなんだよな。 ウ:ええ「カラマーゾフ的」な凄さを、このあと次から次へと楽しめるわけです。 【了】
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story
この名著をまだ読んだことがなかったが,やはり面白い。
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読むべき古典
面白かったです。
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クオリティの高い商品
とてもクオリティの高い商品を購入させていただきました。ありがとうございます!
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