店長がいっぱい (光文社文庫 や 33-2)
A linked-story novel about managers working at different branches of Tomodachiya, a chain specializing in tanindon rice bowls. People carrying demotion, career change, divorce, running away, and other burdens keep opening their shops while searching for small hopes.
Work Information
A workplace novel in which managers here and there open their shops again today for someone else.
Tencho ga Ippai is a linked-story novel by Yukihisa Yamamoto. Tomodachiya, a tanindon shop founded by the widowed Asagi Sanada, has grown into a chain with many branches. Managers in different places carry company troubles, family problems, frustration, and fatigue, yet keep opening their shops for customers and colleagues. Through food and work, the novel portrays the bitterness of life and the warmth of people.
Review Summaries
-
Descriptions for readers highlight the appeal of managers struggling with varied circumstances and the slightly bittersweet warmth that emerges in the workplace.
Book Information
- Publisher
- 光文社
- Published
- 2017-10-11
- Pages
- 384 pages
- Language
- 日本語
- Size
- 10.6 x 1.7 x 15.2 cm
- ISBN-13
- 9784334775384
- ISBN-10
- 4334775381
- Price
- 35 JPY
- Category
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: 店長がいっぱい (光文社文庫 や 33-2) : 山本幸久: 本
Reviews
-
新品同様
高校生の孫の課題図書になり購入しました。 新品同様で全く問題なく、発送も速やかで助かりました。
-
引き込まれる内容でした
一つ一つの短編に、その人たちの生き方や考え方があり、引き込まれる内容でした。
-
みんな幸せになってください
霧賀久仁子さん、「幸福ロケット」の鎌倉先生の若いころみたいでいいです。 "うしろにいる社員達のお追従笑いも許せなかった。そんな中、霧賀だけが腕組みをして、こちらを睨みつけていた。ガンを飛ばしていたと言ったほうが、より正しいかもしれない。" "スタンプカードのときと同様、企画が通った時点で、フェイスブックとツイッターに社長自ら『打倒、ケンタだ!』と書き込み、これまた会議に居合わせた社員達とともに「エイエイオー」と拳を突きあげた写真もアップしてあった。その中に霧賀もいた。よく見ると彼女は拳ではなく、手の甲をこちらにむけ、中指をたてていた。" いつか琉珈琲で霧賀さんと鎌倉先生がすれ違って、そこから鎌倉先生が過ぎ去りし日々を回想する、といったお話が読んでみたいです。 私も残業で遅くなると、牛丼の松屋、和食の大戸屋、中華の日高屋、日本そばなら富士そばをよく利用します。そこで働く店員さんがこの本を読んで、少しだけでも幸せな気持ちになってくれればいいなあ、と思います。 他の山本作品と同様、最後の一ページ、最後の一行が、ぐっときます。
-
店長が一杯でお腹いっぱい
フランチャイズを選択した店長、社員だけど本社勤務ではなく店長の、嘆きや苦労が人と場所を変えて繰り返す。 短編集だから仕方ないんだけど、三人目あたりで飽きがくる。 最後で会長がストを決行した店舗の厨房に入って料理を提供したり、探していた元夫の行方が分かったり、書き下ろしがもう少しで残念。
-
改めて生活や仕事を頑張ろうという元気ももらえる名作なのでオススメです(^-^*)/
大手の丼物チェーン店の店長たちを描いた7作の連作短編集です(^-^*)/ 僕も飲食店では過去に長らく働いていた事があるので、ブラック職種の大変さも描かれていているんだなと思いながら読みましたが、 予想通りの大変さを様々抱えながら、それでも奮闘する店長たちの姿が微笑ましく、自分の働いていた経験・客としての経験を両方思い出しながら、 親近感も交えて楽しく読めましたし、美味しい外食を提供してくれる様々な飲食店に改めて感謝もした作品でした! 唯一、作品のちょっとしたキーワード(昭和時代の特撮ヒーロー)『人造探偵キヨイダー』に関しては、元ネタの『人造人間キカイダー』を知っており、漫画版は作者の石ノ森章太郎の中でも屈指の名作でしたが、正義のヒーローのポテンシャルとしてはさほどではないので、 今作品での扱いには疑問を感じます。 どうせなら元ネタが分からないオリジナル名前にするか、元ネタが分かるなら石ノ森作品で絶対的なヒーローの仮面ライダーにすれば良かったのに。 そこが唯一残念(>_<) とは言え、全国チェーンの飲食店を描いた連作短編集としては見事な仕上がりであり、改めて生活や仕事を頑張ろうという元気ももらえる名作なのでオススメです(^-^*)/ ちなみに文庫版ではもう一編追加されてるとの事なので、読むなら文庫版がオススメです♪
-
チェーン店の店長達
フランチャイズで展開している飲食店が舞台です。 それぞれの店舗に店長がいて、それぞれに悩みながら 仕事をしています。 その描き方が読んでいてひきつけられます。 本部のスタッフとお店のスタッフ、それぞれの働きなどが 面白い。 全体を通してでてくる人は、話が進むにつれてより魅力的に なっていきます。 こういう各話の展開は短すぎて不満が残ることもありますが こちらは、一話一話がイイ感じです。 最後まで読み終わって、ちょっと切なくさせてくれるのも また読み返しをしたくさせてくれます。
-
これまで読んだ作品の中だと一番下
久しぶりの山本幸久作品だったけど、これまで読んだなかでは一番下だった。 つまらなくはなかったけど、あまり響いてくる物はほとんどなかった。 初めて読む作者の作品を探している人には、別のものをお勧めする。
-
格安丼チェーン店のユーモア連作短編集
借金を背負っていたり、バツイチだったり、問題バイト員をかかえていたり、それぞれの店長さんが奮闘する。基本的にユーモア小説。それらの全話の背景として、「友々丼」と名付けた他人丼を一代で巨大チェーンに育て上げた女社長と、そのひ弱な息子、有能で美人で敵の多い女性社員が活躍する。 バカ息子の身代わりに南の島の支店に飛ばされた店長をめぐる「夢から醒めた夢」、元ヤンの女性が店長の「江の島が右手に」あたりから、グンと面白さが深くなる。 いくつかの伏線が最終話で回収され、根拠はないが少し明るい未来への予感でしめくくられる。 良書です。