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ねにもつタイプ

Kodansha Essay Award

ねにもつタイプ

Sachiko Kishimoto

An essay collection that turns a translator’s everyday memories and fantasies into quiet humor and singular leaps of thought.

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Work Information

ねにもつタイプ draws readers in through its focus on essays.

An essay collection that turns a translator’s everyday memories and fantasies into quiet humor and singular leaps of thought. The award brought renewed attention to the work, and it remains an important point of reference in the author’s career.

Review Summaries

  • Readers value the accessible approach and the way the subject is handled, while some find the heavy themes or distinctive voice a matter of taste.

Book Information

Publisher
筑摩書房
Published
2007-01-25
Pages
208 pages
Language
日本語
ISBN-13
9784480814845
ISBN-10
4480814841
Price
1716 JPY
Category
本/文学・評論/エッセー・随筆

第23回(2007年) 講談社エッセイ賞受賞

Reviews

  • 空想科学エッセイ

    こんな文章があるんだと驚かされました。あえて名前を付けるなら、空想科学エッセイという感じ。何かの事象を頭の中でグイグイ膨らませるんだけど、ビジュアルから離れていかないのが独特です。彼女が小さい頃に図鑑シリーズを買い揃えてもらったのが影響しているような気がします。違うかな? Wikipediaによれば、筒井康隆に感化されたそうで、なるほど文中の表現がSFっぽいのはそのせいなんだ。 こんな一節があります。 「私の好きなウニやハヤシライスや豚肉生姜焼きやアジのたたきや島らっきょうや鰻重。みんないい匂いだ。でもそれが自分の体臭だったらと考えるとゾッとする。また、どんなに好きでも抱きしめたり一緒の布団で寝たりする気にはならない…それって考えたら変ではないのか。私たちは嫌な匂いの、手で触ったり頬ずりしたりすることもできないものを平気で口に入れている…私たちはどうかしている」 素晴らしい。気が付きませんでした。

  • 面白い

    とにかく岸本さんが変人なんだと認識できる本。翻訳家であることはわかっていたが翻訳家という職業を抜いたらこの人に残るのは「変人」だろう。

  • 期待と少し違ってました

    朝日新聞・天声人語で取り上げられていましたので購入、読ませていただきました。 不思議な感性をお持ちの著者との印象を強くしました。ただし、いささか妄想気質の方らしく読んでいて気分が悪くなることがしばしばありました。「ねにもつタイプ」的な偏執的な傾向を感じます。ご本人はあとがきで「ねにもつタイプ」ではないと否定しておられますけど。

  • 楽しい気分になれます

    面白かったです! そうそう!って思うことがいっぱい。オススメです。

  • よい本が手に入りました

    気になっていた本が入手できて、嬉しいです。状態もよかったです。ありがとうございました

  • 面白い

    面白い

  • タイトルからネガティブな内容を想像しましたが、、

    ありがちな思いがうまく表現されていて、「それそれ」と思ったりもしました。

  • ネタ切れ

    著者の最初のエッセイ集『気になる部分』はおもしろかったが、二作目の本書は早くもネタ切れの観がします。上手な嘘同様、空想を語るなら半分は本当のことを話して、読者を信じさせてほしいところ、上手な空想話を提供していません。 その点では、事実(であろうこと)を語っている、翻訳作業をしながら気が散って他のことを考える、という話題、幼児からOL時代までのおかしなお友達の逸話、サントリーのOL時代の同社のおかしなイベントなどは喜んで読みました。 その点で、 「夏の思い出」 「一度きりの文通」 「とりあえず普通に」 などは面白く読みました。 もっとも、「ニグのこと」こそだれにでもある子供時代の心の中を描いていて喜んで読みました。著者は他のエッセイ集も含めて、エッセイの中で頻繁に臭いものの匂いを嗅ぎます。よだれ、バンドエイドで白くなった自分の指、ゆでた空豆、幼稚園の温まった多数のお弁当などなど。第一作の『気になる部分』も過去のことで気になっていたが放置した居たことの発酵した思い出を書いた由でした。『気になる臭い』を書いたものだったのでしょう。この鼻腔の粘膜の感覚を隠さず照れず恥ずかしがらずに書く著者が、さまざまな人間関係についても粘膜感覚で正直に語ってくれたら、きっと下手な空想話より面白かろうと思います。

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