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龍の耳を君に: デフ・ヴォイス (創元推理文庫 M ま 3-1)

Sakenomi Shoten-in Award

龍の耳を君に: デフ・ヴォイス (創元推理文庫 M ま 3-1)

Masaki Maruyama

In the second volume of the series, sign-language interpreter Naoto Arai faces the realities that lie between deaf society and a murder case after he begins teaching sign language to a boy with selective mutism. The book looks at where language reaches and where it fails, both in the investigation and in human relationships.

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Work Information

A voice that can only be reached through sign language slowly changes the shape of the case.

The second installment of the series follows Naoto Arai, a sign-language interpreter who moves between the deaf and hearing worlds while closing in on the truth of a case. It portrays the feelings that can only be reached through sign language and the gaps created when language fails, making it rewarding both as a mystery and as social fiction.

Review Summaries

  • The depiction of sign language and the deaf community is even more deeply drawn here, and readers praise the way the subject matter is explored more thoroughly than before. Some note that the character relationships are easier to follow with the earlier volume in mind, and the book is received as a rewarding sequel.

Book Information

Publisher
東京創元社
Published
2020-06-22
Pages
400 pages
Language
日本語
Size
14.9 x 10.5 x 1.8 cm
ISBN-13
9784488422219
ISBN-10
4488422217
Price
858 JPY
Category
本/文学・評論/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド

<デフ・ヴォイス>シリーズ第2弾 丸山さんのこのシリーズを読むと、 昨日まで見えていたのと世界が変わる。 あなたにも、どうかその世界の中で、 彼らの「声」を聴いてほしい。辻村深月推薦! 手話通訳士の荒井尚人は、コミュニティ通訳のほか、法廷や警察で事件の被疑者となったろう者の通訳をする生活の中、場面緘黙症の少年に手話を教えることになった。めきめきと上達した少年はある日、殺人事件について手話で話し始める――。NPO職員が殺害された現場は、少年の自宅の目の前だった。果たして少年の手話での証言は認められるのか? ろう者と聴者の間で苦悩する手話通訳士を描いた『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(文春文庫)に続くシリーズ第2弾、待望の文庫化。 ■目次 プロローグ 「弁護側の証人」 「風の記憶」 「龍の耳を君に」 エピローグ

Reviews

  • よかった…

    障がいを持っていることや、家族を支えていること、狭いコミュニティの中で生活していること、色んなテーマがあって難しそうな内容になるかと思うけれど、ミステリの要素が強くスラスラと読み勧めていきました。 荒井さんも、自分の家族感に気づけれたのかな!?

  • これまたイチオシです

    タイトルが…深いです。

  • 読み応えがあっておもしろい。

    ミステリ好きにお奨めする。このタイトルでこの表紙の絵だと「暖かな話」を連想してしまうだろうけど、自分がこの小説に惹かれたのはそこではなかった。人間の描き方が緻密で引き込まれた。主人公・荒井とその恋人・みゆきの関係が、仕事と私生活の中で徐々に変容していく。ここらが非常にスリリング(p.192くらい)。 別に自分は小説に道徳を求めていないので、聾者の置かれた環境に声を上げるなんてことはしない。 この小説でも鋭い問題提起がいくつか出てくる。 ①2話 新開という聾の男が聾者だけを狙った犯罪を犯す。着眼点おもしろいし新開のキャラもいいから、だいぶ期待したのに着地は尻つぼみだった。 ②3話【聾で少しの発達障害があるこども(小学2年生)の証言は信用できるか???】 すごいテーマだな・・・・・ 収束・謎解きの部分がちょっと駆け足になってるのが残念。 この3話でじわじわ真相に迫っていくさまは、ミステリファンには堪らないと思う。 バラバラで特に意味もないのかと思っていたものが繋がっていく展開もお見事。丁寧に丁寧に進んでいくミステリを久しぶりに読んだ。 自分はこの丸山正樹という作家が『ハンディキャップ』や社会問題から離れて小説を書いてほしいと思うんだけどなー。 (この小説の続編は荒井とみゆきと美和ちゃんがどうなるかを知りたいから読むけど・・・) 足枷になっているように思う。 人間関係の中で相手の考えを探りながら会話する描写が抜群にうまいから、ハードボイルドか犯罪小説書いてくれないかな・・・ それと、『家族の中で自分だけが聞く能力を持っていることの疎外感』これは今まで考えたこともなかった。『自分だけが〈聞こえない〉疎外感』なら容易に想像は付くのだけど・・・人間ってほんとに自分に近いところに問題が迫ってこないと想像だにできないもんだ。

  • 一作目に引き続き胸をかきむしられる

    冒頭の『聾』というという漢字の成り立ちの文章がとても印象的。 龍には、ツノはあるけど耳はない。 龍はツノで音を感知するから、耳が必要なくて退化したんだ。 使われなくなった耳は、とうとう海に落ちてタツノオトシゴになった。 だから、龍には耳がない。 聾という字は、それで「龍の耳」と書くんだよ。 これを踏まえると、タイトルの『龍の耳を君に』が持つ意味は…?考え込んでしまった。 口話の訓練の詳細も非常に興味深い。主人公が通訳として関わるろう者の被疑者が、自分の「話す」日本語は言語ではない、と主張するのもとても納得のいくものだった。 ネイティブサイナー(生まれながらの失聴者)や、インテ組(ろう学校で教育を受けた生徒が途中から普通校へ転校して学ぶ、統合教育、インテグレーションのこと)なと新しい概念、言葉を知ることができた。 第1作目にもまったく引けを取らないすばらしい作品。 筆者の丸山さんが、『デフ・ヴォイス』のタイトルはそのまま、ろう者の声を表しているのと同時に、言いたいことがあるのに、その声が届きにくい社会的少数者たちの声、という意味もこめています。と語る記事を読んだが、まさにその通りの事を考えさせられる作品。

  • 期待通り

    知らない世界で勉強になります。

  • silentを見ているなら必読❗️

    生まれつきの聾者やその子どもCODAが出てくるシリーズです。必読です❗️

  • 2作目です

    1作目を読んで面白かったので。 2作目もサクサク読みました。 障害はいろんな方法で障害ではなくなる。人に優しくしたくなる読後です。

  • ファンになりました

    店頭で、立ち読みした時から気になって…、 買ってよかったです。

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