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流浪の月 (創元文芸文庫 LA な 1-1)

Japan Booksellers' Award

流浪の月 (創元文芸文庫 LA な 1-1)

Yuu Nagira

A novel by Yu Nagira that depicts the reunion of two people marked as victim and perpetrator.

novelreunionvictimhoodprejudicesociety

Work Information

The gap between fact and truth shakes human relationships and the social gaze.

Published by Tokyo Sogensha. A widely read work that won the 2020 Honya Taisho.

Book Information

Publisher
東京創元社
Published
2022-02-26
Pages
355 pages
Language
日本語
Size
10.6 x 1.5 x 14.9 cm
ISBN-13
9784488803018
ISBN-10
4488803016
Price
814 JPY
Category
本/文学・評論/文芸作品

2020年本屋大賞受賞作 愛ではない。けれどそばにいたい。 新しい人間関係への旅立ちを描いた、 息をのむ傑作小説。 映画「流浪の月」原作 2022年5月13日(金)全国ロードショー 広瀬すず 松坂桃李 横浜流星 多部未華子 趣里 三浦貴大 白鳥玉季 増田光桜 内田也哉子 / 柄本明 監督・脚本:李 相日 最初にお父さんがいなくなって、次にお母さんもいなくなって、わたしの幸福な日々は終わりを告げた。すこしずつ心が死んでいくわたしに居場所をくれたのが文だった。それがどのような結末を迎えるかも知らないままに――。だから十五年の時を経て彼と再会を果たし、わたしは再び願った。この願いを、きっと誰もが認めないだろう。周囲のひとびとの善意を打ち捨て、あるいは大切なひとさえも傷付けることになるかもしれない。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。

滋賀県生まれ。2007年、『花嫁はマリッジブルー』で本格的にデビュー。以降、各社でBL作品を精力的に刊行し、デビュー10周年を迎えた17年には非BL作品『神様のビオトープ』を発表、作風を広げた。巧みな人物造形や展開の妙、そして心の動きを描く丁寧な筆致が印象的な実力派である。19年に刊行した『流浪の月』が、多くの書店員の支持を集め、2020年本屋大賞を受賞。おもな著作に『未完成』『真夜中クロニクル』『365+1』『美しい彼』『ここで待ってる』『愛しのニコール』『薔薇色じゃない』『わたしの美しい庭』『滅びの前のシャングリラ』『すみれ荘ファミリア』がある。

Reviews

  • 別作品も探してみようと思う

    2回くらい読み直したくなる余韻がある。 文体も読みやすく世界観、情景を想像しやすい。 主人公の心境がわかりやすく、中弛みも感じずスムーズに完読。

  • 新品?

    新品を注文したが、カバーの傷み具合がどう見ても新品じゃない。配送中に傷むのは仕方ないが、一緒に入っていた別の本は無傷で綺麗だった。新品として売り出しているのなら、ちゃんと新品を届けてほしい。

  • 分かってもらえない葛藤・・それは苦しい

    凪良ゆうさんの作品に初めて出会った本です。 プロローグから、どういった話だろう?と思いつつ読み始めました。 人の想いは、他人にはなかなか理解されないものです。 本当のことを口にしたら、叩きのめされることが分かっているので、言えない。 でも黙っていると、どんどん沼にハマってしまう。 一般の世の中の人は、経験不足から来る他人への理解度の低さって、恐ろしいものがあります。 例えば、LGBTQだとしても、その人の人生は周りの人が攻撃するものではなく、その人の人生だとして理解すべきだと、私は思っています。 狭い人生を送っている人々は、自分が経験している数少ない経験の中からでしか他人を見ることができない人が多い。 でも、経験って、このような本や映画などからも追体験ができるものです。 「本なんて読まないよ!」っていう言い訳を盾にしないで、このような本を読んで、他人の人生を追体験して欲しいです。 狭い人生を送っている人も、その人の人生だとして、私は理解します。

  • 正直、ここまで心が震え、揺さぶられるだなんて思っていませんでした。タイトルもいいなあ。本書にふさわしい素敵なタイトルや思います。

    佐伯文(さえき ふみ)と家内更紗(かない さらさ)。寄る辺(よるべ)ない二人の、殊に更紗の「どうして世間は分かってくれないんだ❗ 二人の真実がどんなものだったかということに。そして、どうしてこれだけ言葉を尽くしても分かってくれないんだ❗ 私の気持ちはあなたたち世間が考えているようなものじゃないってことに」という心の悲鳴が行間に渦巻いている話の半ばまでは、私も絶叫したい気分で頁をめくってました。 それがねぇ、あんな素敵な終盤の展開が待っているなんて。「ほうっ」と一つ、ため息つきたくなるくらい、本当に素晴らしかったです。 心がひたひたと静まっていって、穏やかなもので満たされ、癒やされて、そして元気をもらったような最終盤からラストにかけての展開に、乾杯🥂 それと、話の冒頭部、ぽこんと置かれたファミリーレストランのワンシーンがある箇所に繋がって、「ああ、そういうことだったんだね」と腑(ふ)に落ちた時、目の前に光が弾けるみたいな、何か素敵な心持ちに包まれました。ミステリ小説大好き人間としては、こういう伏線回収は歓迎したいっす👍

  • 優しさってなんでしょう

    「常識的な優しさが相手を傷つけることがあること」 めちゃくちゃ共感できました 取り敢えずすごい速さで読み終えてしまった 面白かった。私は面白い本にしか当たったことがない。本当に運が良すぎる🎯

  • Kindle

    自由は強さがないと成り立たない。 私はそれがないから苦しいのだ、と。 まずは自分の本心を見つめようと思った本でした。 自分が崩れそうな時に奮い立たせてくれた本でした。

  • 誰もが幸せを求めている

    途中のDVの場面などは、読んでいて苦しくなりました。 人はどのように愛情表現をするのか、自分に置き換えて考えてしまいました。 読み終わってから、誰もが血縁に関係なく居心地良く暮らせる社会になれば、と改めて感じました。

  • 「最高」以上の作品

    最後まで読み切った時、今まで自分を守るためにかけていたフィルターが外れ、世界が今までとは違った色で見えてくる。誰に理解されなくても、自分だけの真実を握りしめて生きていく勇気をもらった。人生の暗闇の中での一番綺麗なものは何なのか理解できる気がする。 主人公の2人には絶対幸せになって欲しい。

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