ブルーシート
ブルーシート is a work by 飴屋法水, recorded here as a 受賞 selection. The entry summarizes the award context and bibliographic findings in a form suitable for a work profile.
Work Information
A concise profile of ブルーシート by 飴屋法水, including award and bibliographic context.
Bibliographic identifiers were checked with priority for ブルーシート by 飴屋法水. The description is based on the award record and available bibliographic evidence; magazine or award-page identifiers are not reused as book identifiers.
Review Summaries
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The work is approached through its award record and bibliographic identity. This profile emphasizes the reliability of the work-level record and award context rather than numerical reader response.
Book Information
- Publisher
- 白水社
- Published
- 2014-04-19
- Pages
- 190 pages
- Language
- 日本語
- Size
- 14.1 x 2.1 x 19.4 cm
- ISBN-13
- 9784560083628
- ISBN-10
- 4560083622
- Price
- 2420 JPY
- Category
- 本/エンターテイメント/演劇・舞台/演劇
柳美里さん推薦! 「被災した体を、リアリティが訪れたり立ち去ったりするフイゴのような言葉で羽ばたかせ、震災の時間の基底への着陸を試みる、狂気を伴う極めて正気の試み。」 動物なのか死体なのか、それが問題で……。東日本大震災に見舞われた10人の高校生たちは、「生存確認」の声を響かせつづける! 第58回岸田國士戯曲賞受賞の表題作のほか「『教室』」を併録。 人は、見たものを、覚えていることが、できると思う。 人は、見たものを、忘れることが、できると思う。 「奇跡的なるものをめぐって、その総体としての戯曲という形式が、見事な姿をして私たちの前に出現した。」宮沢章夫 「まったく無駄のない、そして演劇にしかできない方法でつくられている作品、すなわち美しい作品である。」野田秀樹
飴屋 法水(あめや のりみず) 1961年山梨県生まれ、神奈川県育ち。唐十郎主宰の状況劇場を経て、東京グランギニョル、M.M.M.を結成し、機械と肉体の融合を図る特異な演劇活動を展開。90年代は活動領域を美術へと移行するも、95年のヴェネツィア・ビエンナーレ参加後に作家活動を停止。同年に「動物堂」を開店し、動物の飼育・販売を始める。2005年、24日間箱の中に自身が入り続ける「バ ング ント」展で美術活動を、07年に平田オリザ作『転校生』の演出で演劇活動を再開。他の主な演出作品に、多田淳之介作『3人いる! 』、サラ・ケイン作『4・48 サイコシス』、『わたしのすがた』、野外劇『じ め ん』など。
Reviews
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傑作
最近、岸田戯曲賞作品と思って読んでもハズレが多かったけど、これはよい!非常に刺激的な素敵な作品でした。上演するのには工夫がいるけど。
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最高
とても面白い
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とても面白かったです。
飴屋法水さんが高校生のために書き下ろした戯曲。震災の被害にあった高校生を演劇的にリアルに感じた作品でした。
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東日本大震災後に生と死をみつめる高校生
「ブルーシート(いわき総合高校総合学科芸術・表現系列(演劇)第10期生アトリエ公演上演台本とある)」と「教室」の2戯曲を収録。「ブルーシート」は第58回岸田國士戯曲賞受賞。「ブルーシート」、初読ではイメージが散乱している感じで難解だったのが、挟み込まれていた岸田國士戯曲賞選考委員による選評を読んだ後、再読して少しだけ分かった(ような気になる)。野田秀樹は選評で「若い肉体を持った高校生が、たくさんの死体と出会った、その体験から『生きる力』へ向かっている」と表現している。 寝てばかりいると言われて「ずーっとさ、眠るときが、来るわけじゃん。だからさ、その日が、来るまでさ、私はさ、毎日、毎日、私はさ、こうやって、練習、してるんだよね(p.49)」と「死ぬ練習」について話すモモは、また「事件の後さ、ウチのお父さんの会社のこと」「人殺し、て言う人までいるもんね(p.63)」「地震のこととかさ、お父さんの仕事のこととか、考えるたんびに、なんか、いろんなこと考えようとするんだけど……なんかどんどん頭が重くなって、考えらんなくなって、気がつくと、寝てて(pp.65)」とも語る。彼女のセリフが一番胸に刺さった。