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銭が情けの新次郎-旗本金融道(1) (双葉文庫)

Historical Period Writers Club Award

銭が情けの新次郎-旗本金融道(1) (双葉文庫)

Kyozuka Maruo / Ihara Tadamasa

Hatamoto Kinyudo 1: Zeni ga Nasake no Shinjiro is a historical novel by Maruo Kyozuka. Shinjiro, born into a hatamoto family, faces money and compassion while caught between samurai respectability and the realities of a moneylending family business.

historical fictionEdohatamotofinancehuman feeling

Work Information

Samurai honor and the craft of moneylending move Edo-period human feeling in unexpected ways.

The first volume in a Futaba Bunko series. Centering on Shinjiro, heir to the Sakakibara family, it combines hatamoto society with the hidden business of moneylending. In award records it is treated as part of the work or series recognized by the Historical and Period Writers Club Award.

Review Summaries

  • The novel is readable as historical fiction, and its moneylending premise gives the human drama brisk momentum. The protagonist's inexperience and resourcefulness make the story approachable.

Book Information

Publisher
双葉社
Published
2016-03-10
Pages
272 pages
Language
日本語
Size
14.8 x 10.5 x 2 cm
ISBN-13
9784575667721
ISBN-10
4575667722
Price
646 JPY
Category
本/文学・評論/歴史・時代小説

正義感だが無学単細胞の安藤新次郎は、旗本安藤家の次男坊。 急死した叔父の末期養子として、母の実家である旗本榊原家の家督を継ぐことになった。 その榊原家、家禄一八〇俵の小普請ながら、なぜかとても裕福。 それもそのはず、実は榊原家は、「義理欠く、見栄欠く、情け欠く」を座右の銘とする祖父源兵衛の指揮のもと、 裏稼業で「金貸し」を手広く行っていたのだ。果たして新次郎の運命や如何に!? 期待の新シリーズ、ついに登場!

中央大学卒業後、脚本家として活躍。 おもな担当作品に映画「鴨川ホルモー」「連弾」「雲の学校」「THE LAST NARUTO THE MOVIE」などがある。 本作「旗本金融道」が時代小説デビューとなる、期待の新鋭。

Reviews

  • テレビ的で半端なく面白い(*'∇`*)

    テレビの台本読んでるみたいで、場面場面の映像をが目に浮かぶ テンポも良くホロリとするするストーリーの起伏もあり、グイグイ引き込まれてしまいました 時代考証もまずまずしっかりしており 時代小説界 久々のクリーンヒットです

  • 気楽に楽しめる時代小説

    図書館の本棚で見つけて、ふーんと思って借りたら、これが結構面白かった。乱暴者の旗本の次男坊が、母方叔父が死んだため、その家の跡を継ぐことになる。ところが、叔父の父親は健在で、旗本のくせにとんでもないどけちの因業金貸しだったのだ。碌な飯も食わせてもらわずにやつれていく主人公だが、そのうちになんとか自分を押し出していくことができるようになり…。結構ご都合主義のところもあるが、楽しみの時代小説としてはうってつけ。

  • 明るい漢モノですよね

    士分とはかくあるべし、なんていう通念をぶっ飛ばす明るい漢モノで、ワクワクしながら読破しました。 シリーズを一気読みしたい、豊かなキャラクター陣との嬉しい出会いです

  • お薦めします。

    脚本家上りらしいが、さすがにキャラの立て方がうまい。時代考証もそこそこ。初めての時代小説としては充分に合格点。

  • お金がイヤミになっていない。肩の凝らないエンターテインメント時代小説!

    解説風に。 「やぞうの新」とか「牛込濠の喧嘩新」などと呼ばれていた、旗本の次男坊「安藤新次郎」が、ひょんなことから、母方の実家である榊原家を継ぐこととなり、「榊原新次郎」となるところから物語ははじまる。 その榊原家の家訓が「出るを省き、入りを増やす」。金貸しを「裏稼業」としている。 そこには実質的な当主で新次郎の祖父にあたる源兵衛、用人の室井半太夫など、一癖も二癖もある人物が新次郎を取り巻く。 源次郎曰く「三欠くの庭訓・・・見栄、義理、情は無駄な出費の元。見栄を張るのをやめ、正々堂々と義理を欠き、余計な情けを忘れれば、銭は自然と懐に貯まっていくものじゃ」と江戸っ子の風上にも置けぬことを平然と吐き、つまるところ、実際に貯めこんだ金をどう使うかと言えば「小判とはのう。眺めて、撫でで、頬ずりし、匂いを嗅いで楽しむものじゃ」と新次郎に言わせれば(私もそう思うが・・・。)思想的に突き抜け過ぎている家の養子になってしまった。 叔父である数馬の不審な死、質草として座敷牢に閉じ込められている、小夜と加根の姉妹、猟官運動、そして新次郎の恋・・・と一巻のなかにこれでもかとエンターテインメントが詰め込まれている。 また「江戸の情景」の描写を極めて薄口にして、物語の本筋で読ませてしまうところが、現代小説で確固たる実績を積み、今回時代小説に初挑戦した経塚丸雄の面目躍如であろう。 舞台は揃った。最後の新次郎のつぶやき「金貸し道、極めてみるか」、今後新次郎が金と、そして人とどう格闘していき、金貸し道を極めるのか、次巻以降、面々との再会を心待ちにしている。

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