Japanese Literary Awards

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かがみの孤城

Japan Booksellers' Award

かがみの孤城

Mizuki Tsujimura

A novel about Kokoro, a junior-high student who has lost her place at school, being invited through a glowing mirror into a mysterious castle where she meets other children carrying similar pain. Closed hearts slowly open as they share time and secrets.

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Work Information

In the castle beyond the mirror, the children quietly reach toward one another's pain.

A hardcover from Poplar Publishing and winner of the Japan Booksellers' Award. Its story of children struggling at school and home reached a wide readership, and it has also appeared in paperback, manga, and animated film forms.

Review Summaries

  • The novel is praised for layering the realistic pain of junior-high students with the fantasy mechanism beyond the mirror. It does not rush toward salvation, and the process of connecting while still hurt leaves a strong aftertaste.

Book Information

Publisher
ポプラ社
Published
2017-05-11
Pages
554 pages
Language
日本語
Size
13.7 x 3 x 19.5 cm
ISBN-13
9784591153321
ISBN-10
4591153320
Price
1980 JPY
Category
本/文学・評論

あなたを、助けたい。 学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

Reviews

  • 子供の思考と関係性の変化が丁寧に描かれている

    大人も楽しめる子供向けファンタジー小説、くらいの知識しかない状態で読みはじめました。 文章はとても読みやすいのですが、ラノベのような子供っぽさのある文体なのがちょっと気になりました。 でもそれもそのはず、中学生視点の作品ですものね。 他人の顔色を伺うなどといった対人関係における不安な心理状態や、自分の考えや感情を上手く表現できないもどかしさ、ちょっとした出来事からくる感情の浮き沈みなど、その年頃の子供の思考が文体とともに丁寧に表現されていました。 他の子供達も最初は性格に難があるように描かれています。 しかし悪目立ちするだけで、深く知ったり見方を変えればそれは良い部分でもあり、そしてそれがその子の個性であると、主人公と一緒になって読者も気付きを得る構成になっています。 そんな彼らが少しずつ心を開いて、お互いの絆を深めていく過程がとても良く描かれていたと思います。 終盤の展開はスピード感があり、作中の至る所であった違和感も一気に氷解していくので、ページをめくる手が止まりませんでした。 巧妙に張られた数々の伏線もしっかり回収し、読み終えると細部まで丁寧に作り込まれている作品なのがよくわかります。 作品の存在は知りつつも子供向けと敬遠して食わず嫌いをしていたのですが、侮りすぎていました。 映画や漫画にもなり、幅広い世代から人気があるのも納得の作品でした。

  • 心に響く

    読んでみることをおすすめします。

  • よい映画を見た感じ

    前半はページをめくる速さが遅かった。後半は加速度を加えながら速くなった。 ラストは驚かされました。でも読みながら、彼らのたぶん住んでる年に違いがあることはなんとなくわかった。 しかし、それ以上の驚きがその先にあった。とてもよい映画を見た感じ。清々しい思いです。

  • 居場所のない子供が少しでも楽になれますように

    自分は中学校にほとんど行っていませんでした。 30年ほど経ち、家族を持ち、子供がいる今もその頃のことは苦しくてよく思い出せません。ただ残像のような景色と感情が思い出せるくらいです。 この作品には、不登校の真っ只中にいる子供達がいますが、1人として、こんな子はいないよとは思いませんでした。どの子にも簡単には言語化できない事情があり、それがとてもリアルです。 辻村深月さんが、不登校新聞を制作している不登校経験者に取材をした際「辻村先生は不登校の経験がありますよね?」と言われたそうですが(辻村さん自身は不登校の経験はないとのことです)、本当に経験者が書いているような細やかな表現が随所にあります。例えば、自宅のポストにクラスメイトが配布物を届けに来たときの気配の感じ方などです。 ストーリーの構成は、読了した後思わず「お見事…」と心で呟いたほどでした。 インタビューによると、辻村さん自身も物語の終わり方を決めずに書き進めていたようです。それがまた驚きの事実でした。 必ずしも、全ての不登校を経験している家庭にあてはまる描写ばかりではないとは思いますが、このような作品が存在することは、居場所の見つからない子供達とその家族の希望の一つになるのではないかと思いました。

  • 記憶を消してもう一度読みたい

    完璧な作品。

  • 涙で濡れて、読めません。 いい土曜日でした(T_T)

  • 間違いなく名作!読むべき一冊

    発売当初読んで、既に5回ほど読みました! こんなにも心を揺さぶられた小説は久しぶりでした。最初はゆっくりとした展開で「どうなるんだろう?」と思いながら読み進めましたが、すべてが伏線として繋がり、最後は圧巻の感動シーンへ。読後は涙が止まらず、しばらく余韻から抜け出せませんでした。 ただのファンタジーではなく、不登校やいじめという現代的なテーマを真正面から描き、しかも読者を希望のある気持ちにしてくれる作品です。登場人物たちの友情や勇気に何度も心を打たれ、気づけば自分自身も励まされていました。 間違いなく傑出した小説で、幅広い世代に読んでほしいと思います。心からおすすめできる名作です!

  • 児童書かな?ネタバレあり

    本屋大賞の一回目ということで 本屋大賞の道筋をつけたと絶賛されていたので 読んでみました 分厚いですが内容が柔らかいので1日2日で読めます 10代の子は読んだら楽しいかもと思うけど 本当に辛い目にあってる子が救われる内容ではないかなとは思うので 不登校の子に薦めるのは注意が必要かな 個人的には名作果てしない物語の方が好きです 世界観は似ています 期待値が高すぎたからか 文体や内容は中学生が主人公ということで 幼い内容に感じました 夏休みの課題図書のような 半分くらいから時間軸がズレていることに 気づいて読んでいたので こんなに気づかないことある?と違和感もあったし イケメンの男の子とだけ時間軸が同じで 主人公の学校に転校してくるなんて 少女漫画な結末すぎて残念でした 余計嫌がらせされるのではと思いましたし 他の時間軸の子達が可哀想すぎる 学校の登場人物達の悪意やズレの描写はかなり 共感がありました

  • 私のお気に入りの本

    めっちゃ面白かった。最初は「ん〜」って感じだったけどだんだん良くなって続きが読みたくなった。2日で読み終わってしまった。おすすめします。

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