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「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。 (ポプラ文庫ピュアフル す)

Poplar Publishing Newcomer Novel Award

「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。 (ポプラ文庫ピュアフル す)

隙名こと

Komada, a high-school boy with no friends, is approached by Mizushina, the cool girl at the next desk, with a secret request. This coming-of-age novel follows two young people carefully negotiating the distance between them.

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Work Information

A secret conversation between a girl who cannot laugh and a boy with no friends.

Komada is unobtrusive in class, while Mizushina seems difficult to approach. Their exchanges gradually change the world of two high-school students living with loneliness.

Book Information

Publisher
ポプラ社
Published
2018-09-05
Pages
301 pages
Language
日本語
Size
10.6 x 1.5 x 14.9 cm
ISBN-13
9784591160190
ISBN-10
459116019X
Price
119 JPY
Category
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

「15分で一万円のバイトに興味はありませんか?」 クラスでも目立たない男子高校生・駒田に、 笑わない美少女、水品さんが声をかけてきた── 謎めいた展開に思わず一気読み! 涙のラストが待ち受ける、感動の青春ミステリ登場! 第7回ポプラ社小説新人賞<特別賞>受賞作 駒田悟理は、子どもの頃の出来事がきっかけで友達をつくらなくなり、学校でも目立たない存在の男子高校生。ある日、久しぶりに登校してきたとなりの席のクールな美少女、水品さんが、ひそかに声をかけてきた。「15分で一万円のバイトに興味はありませんか?」 思わず興味アリと答えた駒田が指示されたのは、電車に乗って席に座り、雑誌を読むこと。後日、その仕事の本当の目的に気が付いた駒田は、水品さんの変わった仕事を手伝うことになり、決して笑わない彼女の秘密にも近づいていく。 悪意のない集団の行動が人を傷つける現代社会特有の問題に触れ、またその流れを変えていくこともできるという勇気をも描いている、優しい青春ミステリー。 プロローグ 5年前、俺の一人称が「僕」だった頃 1章 座っているだけの簡単なお仕事です 2章 道を訊くだけの簡単なお仕事です 3章 大騒ぎするだけの簡単なお仕事です エピローグ 季節は巡って、奇跡も巡る カバーイラスト 爽々

Reviews

  • 満足です。

    梱包も丁寧で、とても綺麗な商品が届きました!

  • 良い

    良き

  • 過去にトラウマを抱えた人々の物語、良い感じに謎解きがあって面白い

    15分で一万円のバイトを心にトラウマを抱えたままの青年が行う ほぼラノベ小説 ポプラ社新人賞(特別賞)のこの作品、シリーズとしてはポプラ文庫ピュアフル なので、多分コバルト文庫っぽい分類だとは思いますがほぼラノベと思った方が 良い作品です。 15分1万円のバイトが3編というかよくよく考えてみたら違う意味があったという小説 主人公は、父親が空から落ちてきた亀に偶然当たってしまい死んでしまったというトラウマを 抱える少年です。ある日休みがちで投稿すること自体がレアな美少女、水品さんから 「電車で座っているだけで15分一万円」というバイトを持ちかけられ、お金に困っていない ものの、興味本位でやってみます。そのバイトは電話での指示は、痴漢を受けなさいという 内容だったものの、痴漢は受けずなかった。。。という謎バイトが3編 座っているだけの簡単なお仕事・道を訊くだけの簡単なお仕事・大騒ぎするだけの簡単なお仕事 というのとその前後に主人公、そして水品さんの心の傷に触れる内容になっています。 小説としてはちゃちいとは思いますが、ラノベとして扱うならば、うまくストーリーが 展開しており、話が進むに従い水品さん、そして水品さんに関わるホイミさんの 素性が明かされるという面白い展開になっています。 どう面白いかは書けないものの、依頼してくる内容と、本当の依頼事項、 そして、それぞれの心の傷がどう影響しているかがわかるのが良い感じです。 少し雑な感じもしないではないですが、ラノベとして読むには良い作品です。 おすすめです

  • 加点主義でこそ輝く作品。人を選ぶ要素が若干ある。

    ・ミステリ要素はほぼない 文章の読みやすさ、あるいは崩し方はライト文芸というよりはライトノベル寄り。 トリックは子どもだまし。 どちらかといえばこの作品の生命線は、少年少女のやりとりや情動をどう評価するかとなろう。 ・ありふれたテーマ、だからこそ ドグラ・マグラやアンチミステリ的な評価、あるいは関連諸作との比較は不正確に感じる。 この作品は現実との境目を崩すのではなく、あくまで現実の中で訴えかけるものだ。 テーマ自体はひどく古くさいが、このご時世に、改めて問い直すことに意味はあると感じた。 ・新人賞にふさわしく挑戦的な内容 登場人物の感情の起伏が稚拙であるとか、主人公がどうして水品さんを好きになったか全くわからない、 減点主義では損なわれるこういった部分を、 終盤の力強い展開や構成でねじり伏せられた、と感じれば傑作になるだろう。 人生経験も含め、どのようなシチュエーションであれば感動できるか。意外と人を選ぶ作品かもしれない。

  • ライトテイストの青春ミステリー

    とにかく読みやすくて、面白いです!まだ読んでる途中ですが、結末が楽しみです!こういう文体は初めてかも。

  • めんどくさいからミステが嫌いな私ですが、楽しく読めました

    面白かったです。 タイトルのインパクト! 謎と美少女、いいですね~。そして読みやすい!! 謎とその展開に無理なこじつけがなく、青春してる2人のイチャコラぶりに、甘々あますぎて、にんまりします。ごちそうさまです。 .

  • この世界は残酷で、理不尽で、それでもきっと救いもある。大切な痛みと温かさに気付かされる物語

    出会いは偶然で読んだのは必然だ。たまたまNetGalleyを始め、Twitterでお勧めされているのを見て興味を持った。著者の人柄にも惹かれたが、一番の理由は口コミだ。いつからだろう?何かを買う前にネットで評判を調べるようになったのは。家電、化粧品、薬剤、そして書籍とありとあらゆるモノの口コミがネットには溢れている。顔も知らぬ何処かの誰かと、私達は緩い繋がりを持つようになってしまった。 この作品は、そんな時代だからこそ起こりうるテーマに向き合っている。「これが書きたい」という作者のメッセージが見事に表現されており、読みながら何度も何度も考えさせられた。ある場面では息を忘れ、胸が締め付けられた。だが見事なのは、それが決して鼻に付かない構成と文章力だろう。少年と少女の成長を描きながら、難しい問題に真っ直ぐに向き合い、なおかつ物語として自然と心に染み入ってくる。デビュー作とは思えない完成度で、尊敬の念に堪えない。 物語は水品さんに誘われた怪しげなアルバイトから始まる。主人公はごく普通の冴えない高校生の少年。不思議なタイトルで目を惹かれ、日常ミステリーとして疑問や推理を思い浮かべながら、するりと物語に引き込まれていく。時が経つのを忘れ、気がついたら読み終えている。面白いと無邪気に笑える軽さや薄さなのではなく、見知らぬ家への訪問一つとっても、読みながらその光景が浮かんでくるからなのだろう。文章の色を感じながら、登場人物達の心情を想像しながら、自然と物語の中に取り込まれ、彼らを見守っていた。 描かれるのは時代劇でもファンタジーでもない、現実社会でも起こりうる話である。 顔も知らぬ何処かの誰かの向こうに、ちゃんと人が居ることを改めて考えさせられる。 この世界は、理不尽で、残酷で、遣る瀬無い気持ちになる事だらけで、それでもきっと救いもある。 大切な誰かだったり、たった一つの言葉だったり、小さな奇跡だったり。 これは冷たさも温かさもある、「普通の世界」が描かれた物語。 心に傷を抱いた少年と少女が出会い、過去に立ち向かって乗り越えていく物語。 他人の痛み、温かさ、大切さを感じ、心が様々な感情で揺さぶられ、最後に暖かな読後感が生まれる。 主人公と同世代の中高生から大人まで、幅広い世代に是非読んで欲しい名作である。 願わくば、学校の図書室に置いてほしい一冊だ。

  • 笑いが人を殺す時

    笑顔の裏に、人はそれぞれの苦手や傷を隠す。人の幸も不幸も、冷笑したり嘲笑したり、暇つぶしのコンテンツにしてしまう御時世だ。 自分の笑いが、人の傷を二重三重に傷つけることになることへの想像力を、みずみずしい物語としてぽんと目の前に置かれた感じがした。 物語は決して重くなりすぎない。痛々しくもない。まっとうで健康なこころの根っこを育てる物語だ。 水品さんは果たして笑うのか。彼女はいったい何者なのか。主人公と一緒に、謎を解いてもらいたい。

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