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私の浅草 (暮しの手帖エッセイライブラリー)

Nihon Essayist Club Award

私の浅草 (暮しの手帖エッセイライブラリー)

Sadako Sawamura

Born and raised in Asakusa, Sadako Sawamura writes of downtown warmth, family memories, children’s lives, and the seasons of the neighborhood. The essays preserve the breath of a vanishing town in a gentle voice.

Asakusadowntown lifefamily memory

Work Information

私の浅草 reflects its age and human lives through the perspective of 沢村貞子.

Public baths, sweets shops, festivals, and alleyway games bring Showa-era Asakusa to life one essay at a time. Rather than a star’s glamour, the book foregrounds the eyes of a person rooted in everyday life.

Review Summaries

  • Readers tend to value the way the subject is approached and the calmness of the prose. The work is received less as a fast-moving narrative than as one to read carefully for its historical setting and inner lives.

Book Information

Publisher
暮しの手帖社
Published
2010-11-19
Pages
264 pages
Language
日本語
ISBN-13
9784766001679
ISBN-10
4766001672
Price
1540 JPY
Category
本/文学・評論/エッセー・随筆

浅草に生まれ育った著者が、東京下町の人々の人情あふれる暮らしぶりと、子供たちの生活、四季折々の町の表情、そして亡き父母、兄弟の思い出を細やかな筆で綴ったエッセイ74編。 新装版にあたってのあとがき…森まゆみ 1973年から雑誌『暮しの手帖』に連載。1976年『私の浅草』として暮しの手帖社より刊行。『貝のうた』(暮しの手帖社絶版)とともに、連続テレビ小説『おていちゃん』の原作となった。

沢村貞子(さわむら さだこ)明治41年、東京・浅草生まれ。俳優、随筆家。『貝のうた』『私の台所』『わたしの献立日記』など著書多数。小津安二郎監督作品など生涯で100本を越す映画に出演した。 平成8年、87歳で永眠。

Reviews

  • 良本

    令和の今よんでも 下町育ちのひとには わかるわかるとなる場面もおおかったです

  • 昭和の浅草が浮かび上がります

    生まれ育った浅草での思い出を女優沢村貞子さんが綴ったエッセイ。懐かしい昭和の暮らしの風景が蘇ると共に、家族や知人、ご近所のお店屋さんなど下町情緒溢れる人間描写が心を捉えます。 四季折々の行事、行き交う人々の喧噪、忘れられない人情、子供時代の著者が見た浅草が見事に浮かび上がってきました。心に残る話が幾つもあるのですが、苦労人のおすがさんと大工の仁吉の恋を描いた「猫年の女房」、蕎麦屋に嫁入りした駄菓子屋の娘おとめさんの苦労話「萬盛庵物語」などは一品の小説を読んでいるような感動的な話でした。生涯真面目に役者という職業に取り組んだ弟さんのことを書いた「役者バカ」は、志半ばであの世に旅立った弟さんへの思いに溢れていて目頭が熱くなりました。 昔日の郷愁に浸ることができる心に残るエッセイでした。

  • 昔の浅草を知ることができます!

    幼い頃、浅草て育った沢村さんの話しは興味深く楽しかった。 お話に出て来る浅草の名所を歩きたいし、お祭りも見てみたいなと思う。

  • 毎日1エピソードずつ

    お昼休みに読んでいました 心が和むエピソードが多いことと、一度に読んでしまうのがもったいなかったのとでゆっくり時間をかけて読ませていただきました 着物関連のわからない言葉が時々出てきたりして勉強にもなりました

  • 1910~30年代の浅草: 懐かしい縁日や祭り

    祖父が1894年(明治27年)、祖母が1898年生まれで、田舎から上京して丁稚奉公し、のれん分けをしてもらって商売をしたのが、浅草です。沢村貞子さんは1908年生まれで、22歳まで(1930年まで)住んだ浅草の身辺雑記がこの本です。祖父母にとっては若き日々、1923年:大正12年:大震災の年に生まれた僕の母にとっては幼い日々を送った街の様子が伺えます。そして、就職を機に浅草を離れた私にとっても懐かしい縁日や祭り等々の行事の描写。たまりません! 「浅草娘」と題した章には、17歳だった彼女が、からかいの言葉を投げつける7,8人の道路工事の人夫に対して啖呵を切る場面があります。私の母も単純で一本気な「浅草の娘」だったことでしょう。 他には貞子さんの母上のこんな描写もあって・・・・「関東大震災の時、腰を抜かして震えていた父は、母に引っ張られて観音様の境内へやっとだとりついた。・・・父は気の毒なほどしょんぼりしていたが、母は近くの味噌屋の焼け跡から焼味噌を、肉屋からは焼肉を掘り出してきて、せっせと父に食べされていた。」 いやぁ~! 女性は強いもんです。

  • 古き良き日本の暮らし

    読んでいる間、昔の浅草の暮らしを実際に見ているかのように感じました。作者の子供の頃〜10代の暮らしがイキイキと書かれていて、下町の良さと古き良き日本を知ることができました。

  • 昔の日本がよく分かります!

    30年程前に購入してましたが、引っ越しで見当たらず改めて購入しました。

  • すばらしい! 浅草の暮らし向きの描写

    これだけ暮らし向きをうまく描写できる人はいない。 著者の視線に溶け込んで、戦前の浅草の生活の歩み、光景、暮らす人々を、 巡回することができる。季節の移り行きも肌で感じることができる。 まさに著者にとっては、「私の浅草」だったに違いない。

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